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過去に、地球上の複数国間で発生した<領土問題>で、戦争によらずに<解決>した例はありますか?

ここでいう<領土問題>とは、ある時期に地域Aを2カ国以上の国々(B、C、・・・)が自国の領土だと主張する事象のことを言うとします。また、<解決>とは、上述の時期より未来のある時期に、<領土問題>の定義から外れることとします。一般的な定義とは違うかもしれませんがここでは簡単のためにそうさせてください。たとえば、尖閣諸島をめぐって日中で対立している問題について、日本政府は領土問題ではないとしていますが本質問では<領土問題>であることになります。

A 回答 (5件)

補足に回答しよう




>そうですか?戦争による領土問題解決事例の件数と戦争によらない領土問題解決事例の件数、およびその比率についての数字をだしてもらえますか?それがないと信憑性のないトンデモ意見にしかみえません。

戦後以降の話だが
まずカウントできる戦争の経過を受けて当時国が領土問題について領有を確定した事例は3例のみ
それ以外は全て戦争の経過は存在しない事例で88件ある。これは国境確定(陸上)の話であって、諸島の事例などはカウントすればもっと多くなる

 これは自分が学生時代(15年前)のカウントであり、ロシア成立以後に多く解決されたソビエトから分離独立した周辺諸国とロシアの領土紛争解決事例はカウントしていない。カウントすれば30近く増える
(なお、領土紛争の意味は、領海の範囲は含めていないが、それを含めれば230は追加できる)
仮に領海関係を含めて領有権の確定だけの事例でカウントすれば、戦後なら2%を切る
戦前でも大差ないだろう。なにせ、主権国家が領有権云々を言い出したのは、18世紀末期であり、大概の戦争が領有紛争の前提がない場所の割譲になる場合が多い。
分離独立の場合は、関係国との領土問題はその独立した国家のみならず、近隣諸国との細かい領土紛争の解決になる
ソマリアには、擬似国家としてソマリランド・ブントランド・ガルムランドが分離独立すれば、ソマリアと擬似国家支援していた近隣諸国との領土問題が付帯的に解決するような構造でもある


>2度の世界大戦、日露戦争、日清戦争という日本が関わった戦争について、その前後で領土が変わっていますがそれはひとつの<領土問題>の解決ではないでしょうか。

指摘される事例は、領土問題が存在しない事例である
日露戦争においては満州の領有に関する日露の対立関係は発現していないし、日清戦争でも領土問題が生じているわけではない。そもそも、領有権について確定しているから割譲になるのだから
そもそも領土問題が満州に関して存在するはずがない。満州は領有権を得ているわけではないし、南樺太については、領土問題が戦争前から存在しているわけではない。日清戦争も台湾の領有問題(遼東半島・台湾・澎湖列島)は領有権を日本側が主張していた経緯があるわけではない。

>戦争と領土問題の解決がリンクしない例というのはあるのでしょうか?必ず何がしかの国境線の引きなおしが発生しているのではないのでしょうか?

山ほどある
特に顕著なのが、領海策定の場合
世界史の知識が質問者にはないだろうが19世紀末期にアフリカの国境線を確定した列強諸外国の実質的植民地分割の事例などはその典型例である
ベルリン会議などはその典型例であるし、アラスカ割譲などの事例を筆頭にアメリカの領土確定は戦争の経緯がない事例が多い
質問者が知る世界は、おそらくニュースで見る日本とその近隣社会しかないのだろうが、世界を見れば、超然たる権力・権勢によって領土・国境が恣意的に策定されることが多い
政治力学による領土紛争の解決は歴史的には多々存在するが、それらは戦争のような派手な大きな歴史変革の事象と比較して霞んでしまうのだろう

質問者にもっと具体的に理解できるように指摘すれば、
アジア・アフリカの戦後独立・分離独立の多くは、戦争の経緯のない超然たる権力の介入による領土問題解決になる
戦後になって独立を果たした国家のほとんどが戦争の経緯を経ない領土問題解決になる。
大概が元宗主国や近隣の独立諸国の領有権の主張が存在することが多いわけだがw

大概の分離独立の場合は、その領域に関する被独立国の領有権に対して、その領有の正当性の嫌疑が問われることで「領有問題」になる。この場合は、分離独立した国家にとっての領土問題解決である

この回答への補足

回答に余計な一言が多いのは、回答に自信のないことの表れではないでしょうか。それに、質問文にて<領土問題>を定義しているので、その定義に沿った回答をしてください。独りよがりの演説は不要です。

補足日時:2012/10/22 00:36
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はっきり断言しましょう



戦争に依らない領土問題解決事例の方が圧倒的に多数です

ソビエトを承継したロシアは少なくとも20近くの領土問題がありましたが、全ての事例において戦争による解決も、当時間の戦争状態に陥った経緯はありません

逆に言えば戦争状態に発展した領土問題は、相当な国力差がない限りは、領土問題の解決には至りません


実際には、ソビエトを継承した直後のロシアは 50近くの領有問題が実在したが、継承してから10年以内に20まで削減できているのである

この回答への補足

>戦争に依らない領土問題解決事例の方が圧倒的に多数です

そうですか?戦争による領土問題解決事例の件数と戦争によらない領土問題解決事例の件数、およびその比率についての数字をだしてもらえますか?それがないと信憑性のないトンデモ意見にしかみえません。

>逆に言えば戦争状態に発展した領土問題は、相当な国力差がない限りは、領土問題の解決には至りません

2度の世界大戦、日露戦争、日清戦争という日本が関わった戦争について、その前後で領土が変わっていますがそれはひとつの<領土問題>の解決ではないでしょうか。戦争と領土問題の解決がリンクしない例というのはあるのでしょうか?必ず何がしかの国境線の引きなおしが発生しているのではないのでしょうか?

補足日時:2012/10/21 23:02
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
追加質問を補足に書きました。

お礼日時:2012/10/21 23:03

国際司法裁判所の判決によっても多くの領土問題が解決されています。




特設仲裁裁判所
「クリッパートン島事件」(フランス対メキシコ1931年判決)

常設仲裁裁判所
「パルマス島事件」(アメリカ対オランダ1928年判決)

常設国際司法裁判所
「東部グリーンランド事件」(デンマーク対ノルウェー1933年)

国際司法裁判所
「マンキエ・エクレオ諸島事件」(イギリス対フランス、判決1953年)
「国境地区の主権に関する事件」(ベルギー対オランダ1959年)
「プレア・ビヘア寺院事件」(カンボジア対タイ1962年)
「国境紛争事件」(ブルキナファソ対マリ1986年)
「陸地、島および海の境界紛争に関する事件」(エルサルバドル対ホンジュラス1992年)
「領土紛争事件」(リビア対チャド1994年)
「カシキリ/セドゥドゥ島事件」(ボツワナ対ナミビア1999年)
「カタールとバーレーンとの間の海洋境界画定及び領土問題に関する事件」(2001年)
「カメルーン・ナイジェリア間の領土・海洋境界画定事件」(2002年)
「リギタン島およびシパダン島の主権に関する事件」(インドネシア対マレーシア2002年)
「国境紛争事件」(ベニン対ニジェール2005年)
「ニカラグアとホンジュラスの間のカリブ海における領土及び海洋紛争」(2007年)
「ペドラブランカ/プラウバトゥプテ、中央岩及び南暗礁に対する主権」(マレーシア対シンガポール2008年)
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この回答へのお礼

とても参考になりました。
ありがとうございます!!!

お礼日時:2012/10/21 22:56

そんな事例があったらノーベル平和賞もらってるはずです


もらってないということは 世界に例はないのです
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この回答へのお礼

ユニークなご意見ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/21 22:56

 大陸国家では領土問題が存在する例は数多くあるそうです。

戦争で国境線が頻繁に変わっている為で、領土問題が存在しない国の方が珍しいでしょう。

 日本も戦前と戦後で国境線が大きく変わっており、領土問題が存在するのは他国と同様に常識問題です。

 戦争による解決策を選ばずに和解した例としては、沖縄の本土復帰、冷戦崩壊後の東欧や東西ドイツ、ロシアと中国の国境線変更の例などがありますが、日本周辺では領土問題の解決が行き詰っている例が多いようです。

 政府の外交能力の欠如、官僚のモラトリアム体質などが原因のようですが、領土問題を解決するよりも、長引かせた方が得をする人達が多いのが理由のような気がしますね。

この回答への補足

領土問題が少ないと主張しているのではないのですが、なにか読み違えてませんか?

補足日時:2012/10/21 22:55
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/21 22:55

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