ふと思ったんですが・・・・
私は息子たちがアリを踏み殺したり、バッタの手足をもいだり、面白がって惨酷なことをしているのを見ても注意しませんでした。
自分も幼い頃に、無性にムラムラとやりたくなって同じことをやったし、
ウチの父親も子供のころには
カエルのお尻から注射針で空気を入れて膨らませて破裂させたり、
バッタを洋服にしがみつかせて勢いよく引きちぎり、その頭の数で友達と競い合ったりしたそうです。
「そういった人間本来が持っている原始的で惨酷な欲求を子供時代に満たすことは
人間が成長する上では必要なのではないか」
とある作家が書いているのを読んだことがあり、私もその通りだと思っています。
ところが、つい先日、
知り合いのお母さんが、(幼稚園に通う彼女の一番下の)息子がアリを生き埋めにしているのを見て、ものすごい剣幕で叱りつけるのを見て驚きました。
「アリさん痛いでしょ!可愛そうでしょ!」
その子はダンゴ虫が大好きで、手から転がり落ちたのを自分で踏みつぶしてしまい、それが悲しくて大泣きするような子なんですが、アリに対しては容赦なくて・・・・。
ほおっておいても子供はちゃんと学習するのか、
何か言葉をかけた方がいいのか、かけるとしたらどう言えばいいのか、
ふと疑問に思いました。
やっぱり、ダメだよと叱るママさんの方が多いんでしょうか・・・・
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
目の前にしてだまっているのは、何か違うかな、と思います。
喜んで、故意にやっているのは、自分にとっては遊びでも、アリにとってはあんたに好奇心で踏まれた、ただそれだけで命が終わっちゃうんだよ?それってひどいと思わない?と私はいっていました。
「アリを殺しちゃだめ!」なんて言い方はしなかったですが、私がそれをひどいと思っている、という封には伝えるようにしていました。
現場をみてなくても、上の子から、下の子がありを引きちぎっていた、ときけば「何それ・・・それは酷くない?なんでそんなことしたの??」と。
決してわからないわけではないんですよね。
自分も女の子ですが、小さいときはちょうちょの羽に水をつけて飛べなくして面白がったりとかしていた記憶があります。
反面、もぐらやカラスの死骸になると、ほおっておけなくて連れ帰って埋めてみたりとか。
アリも、はえも、蛾やハチなど、人に害をあたえる害虫であれば、やっぱり大人は容赦なく殺してしまいます。それは、殺すには違いありませんが、私たちにとっては「退治」ですよね。
でも、子供にしてみれば、どうしてアリはだめなのにハエはいいの?ってなってしまうのが当たり前なんだと思います。
そこを説明できないって、確かに難しいと思います。
だけど、自分に何もしていない、ただ生きているだけの存在を、自分の面白さひとつでやるのは間違ってると思う、というのを伝えることは大事です。
間違って踏んづけたなら別ですが、わざとふんづけたりしたようなのを見ていて、だまっている親もどうかなって思います。おこらないまでも、「それはないわ、ママはそういうの嫌だわ。信じられないわ」と親の感情論として思うことを伝えていくのはいいと思います。
そこで、ハエやゴキブリなんかの害虫と、区別していくのは自然に覚えていくことではないでしょうか。
昆虫を飼ってみる、というのもありかもしれませんね。
親が、だめだよといっても子供は友達同士とか、隠れてやってます。
それはそれで誰でも通る道かもしれませんし、それでいいのではないかと思います。
でも、親として、それを見たときに、そういうことはしてほしくないな、と思う気持ちを素直に子供に伝えることも大事なことだと思います。
目の前で親がみていて、バッタの足をもいでもヘラヘラみていたら、そういうことはしちゃいけないんだな、とは夢にも思わないかもしれません。
ほおっておいえも学習する子もいます。
でも、そうやって、「え~そんなことしたら酷いよ」と回りにいってくれる親や親が言わない人でも、周りの女の子とか、友達がいたりして、人は自然に学んでいけるのではないでしょうか。
最悪学べなかったとしても、それが自然に虫にだけむいていくのであれば良いですが、違うものにむいてしまっては困りますよね。その意味で、虫がかわいそう、と本気で思っているというよりも、広い意味での命のひとつなんだ、という意味で、親はみんなそうやって注意するんじゃないかなと思いますよ。
No.8
- 回答日時:
はじめまして。
1歳半の息子がいます。
まだそういう状況になったことはないですが。
まぁ、虫はそういう情操教育の範囲に含めなくていいんじゃないですかね。
アリを踏んじゃいけないとなると、歩くの難しくないですか?
蚊は叩くし、ゴキブリには色々罠まで仕掛けているわけで。
さすがに哺乳類とか鳥類をアレコレしだしたら、止めた方がいいと思いますけどね。
子供に命の大切さを教えたいという目的自体、ちょっと抽象的で難しいと思います。
将来他人に危害を加えない程度の道徳心を持たせたい、というのが重要なのではありませんかね。
そのためには、人や人が愛玩する動物を攻撃対象としない、と教えればあまり無理がないかと思います。
あまり執拗にアリを殺すようなら、私ならアリを捕食している動物の食べ物がなくなる、と言って聞かせます。
カエルとか、クモとか、生活圏内にいませんけどアリクイとかですね。
そんなにアリを殺すと、カエルさんが食べる分がいなくなっちゃうよ、という感じで。
生きてるやつしか食べれないんだよって。
幼児期の残酷で原始的な欲求を満たすことによるメリットは分かりません。
が、質問者様も、たとえば野良猫に対して生き埋めにしたり四肢を切ったりするのを見れば、当たり前に子供を叱るでしょう。
昆虫を対象にいれるからややこしいのでは。
回答、ありがとうございます・・・
他の回答者さんの内容にもあったんですが、以前、子供が惨殺される悲惨な事件がありました。
犯人がなぜそんな行動をとったのか、その時に言われたことが、
子供なら虫やカエルを殺しただけでも興奮できる。しかし大人になるとそれでは満足できず、より強い刺激を求めて猫や犬、やがては人間へとエスカレートするそうです。
すっかり忘れてましたが思い出しました・・・・
No.6
- 回答日時:
まさに、同じ疑問を感じています。
私には3歳の息子がいるのですが、親の知らない所でならともかく
目の前でアリを踏みつけたりした時に、なんと声をかけるべきなのか…迷ってます。
叱りつけるのは私はやめてます。
なぜなら、うちの子は慎重なタイプなので、叱ることで、虫を触ること自体もやめてしまう可能性があるからです。
今でも、バッタ級の大きさの虫は自分から触ることがまだできません。死んで動かないのは大丈夫w
なので、うちの場合、とにかくまずは「虫に興味を持つ」「触ってみようと思う」を大事にしてます。
とはいえ、アリを故意に踏みつけているのを目の前にして、黙ってニヤニヤ笑ってるのも違う気がして
今は「アリさん可哀想。アリさんだって生きてるんだよ」と静かに言うだけ。
止める訳でもなく、叱る訳でもなく、見守りながら言ってます。
(あまりにしつこく殺しまくる場合は止めると思いますが、そこまで過激じゃないので)
いやいや、ニヤニヤ笑ってはいません。
やっぱり、うわっっと思うし思わず眉をひそめてしまいます・・・
今はとてもバッタに触ることもできません。昔は平気だったんですが・・・・
No.5
- 回答日時:
今いろいろな幼稚園、小学校、子ども達にボランティア活動などを通じ接していますが1つだけ強く印象に残ったところがあります
キリスト教系の幼稚園なのですが、普段から食事前にお祈り、日曜には礼拝をしカリキュラムに「命を大切にする」ことを主題にしてるとのこと
子供同士が集まるとだいたい殺伐とするものですが、なんていうかケンカがほとんどないんですね
どうしても性格のあわない子には干渉をひかえ、お互い楽しく過ごすことを知ってるというか自然とやってるというか
園長さんいわく命の大切さを知ってる子はむやみに攻撃をしないとのこと
遊びの内容も子ども達にまかせて考えてもらってるそうです
日本にも似たような考えがあって、いただきますとは自分が生きるために殺してしまった命に感謝することです
ごちそうさまでしたとは材料を集めて周り調理してくれた人への感謝をすることです
自分達は生きるためにたくさんの命を犠牲にしてるし、自然界では普通に行われてるサイクルだということをしっかり教えていってはどうでしょうか
百獣の王ライオンも満腹の時は何も襲いませんし、おそわれる側の動物もそれを知ってます
満腹のライオンの目の前をシカが横切ったりするし、動物園では空腹にしないことで狂暴性を抑えています
ライオンでもトラでも、食べる以上に命を殺さないんですから
私の幼稚園は園長がお寺の住職さんでした。
「仏様はみんなを見守っていて助けてくださる」と言われ、「親が叱るのは子供のためだ」と教えられました。
ところが両親はケンカばかり、母親は虫の居所が悪いと理由もなく怒りだし外に叩き出される・・・怒るのは子供のためではなく八つ当たり。子供にもそれはわかるので、
「私の本当のお母さんは遠くにいて、いつかきっと私を迎えに来てくれるに違いない・・」
そう信じてました。
考えてみると、惨酷なことをしていた背景には自分の置かれた現実に対する抑えようのない不満があった気がしますね。いわゆるストレス発散?
私の父も戦時中に育った世代です・・・・・
まずは平和な環境、それが大切なのかもしれませんね。
No.4
- 回答日時:
蛙を爆竹で爆破した後の破片は、足が残るので人間そっくりの状態だった。
なんだか違和感が残って一度しかしなかったな。それを知らない子は、子猫の腹をかっさばいたり人の首を切って門に置くようになるんじゃない?
「蚊は叩かれてかわいそうじゃないの?」そのお母さんは、「私の血を吸ったから悪い蚊なのよ」と言うのかな?子を産むためにメスが必要だと血を吸うことを知ったら、子は何を思うだろう。
そういう事件、ありましたよね。
小さい頃は小さな生き物でも満足する。しかし、大人になるとそうはいかない・・・・
あの時、テレビで専門家がそう話していた記憶があります。
No.3
- 回答日時:
> 「アリさん痛いでしょ!可愛そうでしょ!」
そんなママでも、ゴキちゃんなどには容赦なくあたるわけで。
所詮人間なんて勝手なものです・・・。
「アリさんは何も悪い事してないからいじめちゃダメ」なんて教えたとしても、やっぱり子どもの視点から見てもどこか矛盾を感じるもの。一方的な都合で苦しめるって事には変わりはないわけですからね~。
私は「ダメ!」と叱って止めるなんて事はしないけれど、「あ~あ、可愛そうに」って程度で声かけてます。大抵の子はそれでやめますよね。
あとは機会があったら『蜘蛛の糸:芥川龍之介』など読んでやるか・・・。
執拗に「殺戮」を繰り返す子だったら、虫眼鏡や顕微鏡で細部を観察させてみるなどの学術的なアプローチで、自然の不思議さ・巧みさって方から対象に興味を持たせる形に意識を誘導してやりますね。
No.2
- 回答日時:
昔の子供はちゃんと学習していました。
しかし今の子供は学習しない可能性の方が高いです。
叱る…まで言わなくても注意するのは必要ではないかと思います。
そういうことをするのがダメ、というのではなく
「虫さんも生きているんだよ」ということを教えなくてはいけないと思います。
問題なのは、今の子供達にそれを教えてくれる人はどこにいるのでしょうか?ということです。
現代の大人達は自分の子供時代を忘れ、「子供は勝手に学習して勝手に大人になる」と思っています。
親も教師も子供の学力にしか興味がありません。
子供が反抗する知恵をつけないように外界から遮断しなるべく他人と触れあわせないようにしている親も多いです。
学校は道徳や課外学習を無駄な時間と切り捨て、文字の羅列を詰め込むだけの授業まみれにしようとしています。
教えられてもいないことを学ぶ子供などいません。
私の母ですが、叱りはしませんでしたが、凄い嫌味でした(笑)
「あ~あぁ、バッタさん死んじゃったねえ~。いたいよーいたいよーってお母さんには聞こえるよぉ~。おんなじめにあわせてやる!って思ってるかもねえ~手足ちぎれたらどれだけ痛いか知ってる?知らないよね~あ~あぁ~。バッタさんが仕返しにきてもお母さんは助けてあげないよ?自分のせいだもんねぇ?」
こんな感じで。
正直ホラーでした。
ホラーが苦手な弟は二度とやりませんでした。
怒鳴るよりもホラー調の方が効果的な気がします。
No.1
- 回答日時:
そうなんですよねー…昔はそういった残酷な遊びも結構やっていたけど
その探究から動物好きになったり
多くの子は普通に育つし、死を自然に学んでいた気がするんですよね。
さすがに私はあまりに残酷なことはしませんでしたが
近所のヤンチャなおにいちゃんなんかは、やはり蛙に爆竹とかやってました
私はバッタを捕まえては蟷螂に差し出して、食べられるのを見たりしていました。
でも虫などを殺したりいじめたりしない
思いやりのある子のほうが確かに、親としては嬉しいし
そういうことをやっていると、まるで将来猟奇殺人をするように育つかのように
思われたりもするんですよね。
ただ、傍らで親が注意したり、考える機会を与えるために
かわいそうだ、ということを言っていくのは大事なのかなぁと思います。
蟻が横切っただけで通れないと泣いていたわが子が
ある日嬉々としてありを踏み潰していたのを見た日にはびっくりしますが
昔は近所の空き地で大人はいなくて
子供たちだけのコミュニティで、残酷で生き生きした野趣あふれる世界を作れたのですが
今の時代そうもいかないので…
トラブルにならない程度に、またなるべく早く思いやる気持ちを育てるような声かけは
していったほうがいいのかなと思います。
ちなみにピーターラビットで有名なビアトリクス・ポターは小動物を愛し
たくさん飼っていましたが
時には解剖し、死骸を煮込んで骨格を取り出して標本を作ったり
そういった方向(割とアカデミックというか知的な方向)での破壊的な行為も好んでいたようです。
残忍に見える探究心は、対象物に対する深い興味の表れだと思うのですがね
面白いお話ありがとうございます。
ビクトリア・ポターは子供嫌いだったというのは聞いたことがありましたが
なんと・・・・・・
>残忍に見える探究心は、対象物に対する深い興味の表れだと思うのですがね
ほんとですね・・・・
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