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最近アメリカ大陸で埋蔵が確認されたシェールオイルですが、このシェールオイルからガソリンは精製できるのですか?

A 回答 (4件)

オイルシェールとは簡単に言うと石炭と石油の中間的な物質で、見かけは石炭に近いです。


以前から存在は確認されていましたが、最近になって効率的に石油成分を取り出す技術が
確立されました。
アメリカの埋蔵量だけで、現在の世界の石油埋蔵量を超えると言われています。
技術革新が進むともっと効率が良くなるので、みかけの埋蔵量が増えます。
淡水の藻類由来の化学物質と推定され、大きな大陸の中央部で未発見のものが
多いことが予測できます。

さて、石油成分を取り出せるわけですからガソリンの精製も可能です。
しかし、効率はよくありません。
ガソリンはC7H16やC8H18の混合物です。
C:H=1:2程度の炭化水素です。現在の原油も多くはこのような炭素と水素の
割合であり、ガソリンに精製(クラッキング)しやすいのです。
しかし、オイルシェールはC:H≒1:1であり、炭素の含有率が高いのです。
(いわば石炭に似ていると言えます)
そのため、ガソリンを精製すると後に残るコールタール系の成分が多くなるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変よくわかりました。効率は悪いとのことですが軍隊まで出して利権を確保し運賃かけて中東より輸入するよりは低コストと言われている意味がコレで理解できました。ありがとうございました!

お礼日時:2012/11/16 21:45

ちなみに知っといてほしいんだけど環境に悪影響が多く出るといわれてます。


アメリカでは地盤沈下、水道に異物混入、地震の原因になったんじゃないかと反対運動が大きくなり続けてます。
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できるから石油採掘量が世界一になるんです。

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石油ですから、もちろんガソリンは作れると思います。


じゃなんでガソリンが安くならないの?
ですが、採掘コストがかかるからだと思います。
石油が枯渇し、ガソリンも無くなる、という不安は
解消されたのでしょうが、安いガソリンの時代は
終わったのかもしれません。
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