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buddha(ブッダ)という単語の複数形が経典に登場する
そうですが、するとブッダは複数いたのでしょうか?
それとも、ブッダは一人だけど弟子も含めた
ブッダの複数形なのでしょうか?
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パーリ語 アイウエ?オ(7)
http://www.j-theravada.net/sakhi/pali-aiueo-2.html
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まずは、上のサイトで、ブッダに複数形があることを確認。
次に、検索してみたら
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ところで、「仏教の開祖は釈尊」という辞書の解説は疑う余地がないのであろうか。
実は筆者は釈尊自身にはおそらくそういう認識はなかったものと考えている。釈尊は諸々の仏が通った古い道を自分も通って仏となり、諸々の仏が悟った真実を自分も悟り、諸々の仏が説いた教えを自分も説いたという自覚を持っておられたからである。それを最も象徴的に示すのが、「諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教」という句である。「是諸仏教」という句のパーリ語の原語は‘etaM buddhAna sAsanaM’であって、‘buddhAna ’は‘buddha’の複数形所有格であって、「諸」は「教え」にかかるのではなく「仏」にかかるのである。そこでこれは「七仏通誡偈」とも「諸仏通誡偈」とも呼ばれる。諸々の仏は、それぞれ時代や環境や衆生の機根の異なる世界に生まれられたので、その教えはさまざまなものとなったが、この句だけは共通して説かれたという意味である。
確かに釈尊は無師独悟されたとされている。釈迦牟尼仏は誰かに教えられて仏になったのではないが、一方では諸々の仏が通った古い道を自分も通って仏となり、諸々の仏が悟った真実を自分も悟り、諸々の仏が説いた教えを自分も説いたにすぎないという自覚も持たれていたのである。
もっとも釈尊自身はそうであったとしても、仏弟子たちはやっぱり仏教は釈迦牟尼仏が説きだされた独創的な教えだと考えていたかも知れない。しかしながら仏弟子も『テーラガーター』という仏弟子たちの言葉を集めた経典の中で、「智慧ある者は諸々の仏の教え(buddhAna sAsanaM)に思いを凝らすべし」などと言っているから、やっぱり同じような見解をもっていたといってよいであろう。
その証拠に仏弟子たちが編集した原始仏教聖典にはブッダの複数形が無数に出てくるし、毘婆尸仏(ヴィパッシン仏)などの具体的な釈尊以前の仏たちの行状に関する伝承が記され、釈尊滅後100年か200年ほどしてインド半島を統一した護教の王として名高いアショーカは、過去の仏の1人であるコーナーガマナ仏の仏塔を修復したという碑銘を残している。
http://www14.plala.or.jp/hnya/tokubetukikou-.html
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上のサイトがヒットした。
>ブッダの複数形が無数に出てくる。
と書いてあるわけですが、
どう思いますか?
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
梵語のクラスをとった薄れゆく記憶からです。
ブッダは、印欧語の bheudh- に遡る、サンスクリット語の動詞 bodhati 「目を覚ます」「悟る」の過去分詞です。ですから一種の普通名詞で固有名詞ではありません。
ですから固有名詞と一緒に使うと、「ガウタマ シッドハルタ、悟れる者」のようになり、一種の肩書きとして使われるようになりました。
ちょうど「おとうさん」と言うのは普通名詞で沢山いますが、ある家庭では一定の人を指す固有名詞の働きをします。ブッダもそれに似て複数います。
No.3
- 回答日時:
ブッダというのは目の開いた者、悟りを得た者という意味なので何人居てもいい、というか人間の生きる意義が悟りへ至ることなのです。
その代表がシャカであり、シャカは行きながらにして悟りの入り口にまで至り涅槃によって完成させたとされます。だから複数居ても当然なんです。
でもシャカに敬意を篭めて仏陀といえばシャカと考え、その他の悟りに至った者を「アラカン」「オウグ」と呼んだりもします。
阿羅漢は修行中のものであるという説もあります。
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
過去七仏ということなのでしょうが
▲ ヰキぺ:過去七仏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E5%8E%BB% …
そうなのでしょうが 問題は ゴータマ・ブッダをその中でも どう扱うかなのではないでしょうか?
(1) ゴータマ・ブッダは ブラフマニズムにおける主宰神ブラフマンに当たる。もしくは ブラフマンをしのぐ神である。――というようにゴータマを神格化する。
(2) ゴータマ・ブッダは 神ではないが 最高のブッダであり これをしのぐ者はいない。すべては ゴータマに帰しゴータマに発する。――と見る。
(3) ゴータマも過去七仏のひとりとして ほかのブッダたちと同等の存在である。
(4) 過去七仏は過去であるからにはそれとして措いておいて ゴータマ当時において ほかにもブッダがいた。――とする立ち場。
4-1. ジャイナイズムのマハーヰーラがそう呼ばれたというのは 目覚めたブッダというふつう一般の名称だとすればやはり措いておいて ブッダイズムの定義において同じくブッダと呼ばれた――たぶん――シャーリプトラなどが挙げられるらしい。
(5) ブッダは 目覚めたという意味なのだから 言わば人が《われに還った》ときには そのように――なぜなら誰しも ブッダター(仏性)をそなえている――なお弱さを持ち世間のシガラミの中にありつつも すでにひとりのブッダである。――と見る立ち場。
5-1. つまり 誰もがブッダである。
(6) ◆(森 章司:大乗仏教は仏説か) 釈尊は無師独悟されたとされている。
☆ というとき 《無師》なのはいいとして つまり《独悟》の《独》もいいとして しかもその《さとり》とは どういうことか? という問題が永く横たわって来ています。
6-1. さとりとは何か? が誰にも分からないまま ゴータマをブッダと呼んで師匠としている。あるいは 神としている。
という問題もあるのではないでしょうか?
6-2. マハーワイローチャナ(大日如来)は ほかのすべてのブッダやタターガタをふくむという立ち場も出たわけです。つまり これなどは むしろゴータマを最高のブッダとして果ては神格化するという立ち場に抵抗しつつその同じ崇拝のパタンで対抗しているというようにも読めます。
6-3. 名前が違うだけであって つまりアミターバなどとは名が違うだけであって 《さとり》の中身は同じであるというのであれば 少しは納得しますが でも肝心のその《さとり》について 誰もその中身を明かしてくれません。あいまいの美学とでも言うかのように。
(おあとがよろしいようで というかたちにしまして)。
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