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わけあって独学で中世の公家日記を読んでいるのですが、
その日の天候を表す「天晴」「天陰」の訓読の仕方がわからず、
一日読み進めるごとにもやもやしています。

古記録の訓読法は研究者によっても違うと聞きますし、
明確な正解はないのかもしれませんが、
実際にゼミや輪読会などで「このように読んでいた」といった経験談をお持ちの方は
ご教授いただけると幸いです。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 こんばんは、中世の公家の日記などの古記録類をお読みでいらっしゃるのであれば、日付と共に記されているのは気象のことが多いこともご存知であろうと存じます。


 古記録に限らず、漢文で記された史料を読むには漢文の読み下し知識があればある程度は読み下すことも可能ですが、そのルールに従うだけではオカシナ読み下し文になることもしばしばありますので、その辺りは臨機応変さも必要です。
 ご質問の「天晴」は一般的な読み下しとしては「そら はれる」としています。また「天陰」も「そら くもる」と読んでいます。
 学部の頃に資料演習がありましたが、その時には上記の読み方をしておりました。むろん別の読み方があっても不自然ではありませんが、「意味の通じる」ことが何よりも大切です。
 なお「そら はれる」に関しては『御堂関白記』「そら くもる」は鎌倉時代の『吾妻鏡』をテクストとした演習でした。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってもうしわけありません。
大変参考になりました。

どうもありがとうございました!

お礼日時:2013/02/14 20:21

>【古記録】「天晴」「天陰」の読み方



   ↓
用語の使われ方や記載された作者の意図や文献によって異なるでしょうが・・・

「天晴:あっぱれ・そらはれ・そらはる」
「天陰:そらかげ・そらかげり」
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。
いろいろな読み方を紹介していただきありがとうございます。
大変参考になりました。

ありがとうございました!

お礼日時:2013/02/14 20:23

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