【大喜利】【投稿~10/21(月)】買ったばかりの自転車を分解してひと言

次の文を書き言葉表現になおしたらどうなるのでしょうか。教えてください。

「いいかい学生さん、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ」

A 回答 (5件)

これはマンガの『美味しんぼ』の中にあった、


トンカツ屋の主人が、金を無くした青年に向かって言った言葉ですね。

基本的にこれは書き言葉にはなりません。
「いいかい学生さん」というのは、
初対面に近い人・あまり面識のない人に対して呼びかけるときに使われる言葉です。
面識のない人に対して呼びかける書き言葉というのは、
想定することが困難です。

この文の中の「いいかい」という言葉の意味は
「これから話すことを注意して聞きなさい」です。
「用意はいいかい?」(この場合、「話を聞く用意はいいかい?」)
の「用意は」が略されたものだと考えてください。
(ただし、「用意はいいかい?」と言うよりは軽い意味です。)

「学生さん」の「さん」は、身分や職業につけて、
名前を知らない人に対する呼称を作るものです。

「トンカツをいつでも食えるくらい」というの文には
「地位」もしくは「身分」が省略されています。

「人間えら過ぎもしない…」の「人間」は、
「人生」や、「私的な生活」の意味が含まれています。

「いいかい」の部分は書き言葉に直しにくいので、
それを除いて直してみます。
「学生さん、トンカツをいつでも食べられるくらいの地位に出世しなさい。それが、人間として、えら過ぎもせず、貧乏すぎもしない、ちょうどいいくらいの地位です」

この回答への補足

 ご回答たいへん参考になりました。ありがとうございました。
 ところで、その文の次についている文は、書き手自身のことを言っているのでしょうか。つまり、「わたしは」という主語が文中に隠れているということになるのでしょうか。もうひとつ、非常識な質問かもしれませんが、トンカツは日本ではやすい食品でしょうか。
 引用の文は川本三郎先生が書いた「分相応と分不相応」という文章からなのです。
 たびたびご迷惑をお掛けしてどうもすみませんね。どうぞよろしくお願いします。


 結局、「分相応」にせよ、「分不相応」にせよ、大事なのは、自分の美学をきちんと持っていることだろう。人気マンガ「美味(おい)しんぼ」の中にいい言葉が出てくる。あるトンカツ屋の主人が若者にいう言葉である。
 「いいかい学生さん、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ」
  欲張りな人間としては他に天ぷらとうなぎも付け加えたいのだ。

補足日時:2004/03/06 13:42
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#2です。

一部訂正します。

>「トンカツをいつでも食えるくらい」というの文には
 ↓訂正
>「トンカツをいつでも食えるくらい」という文には


>欲張りな人間としては他に天ぷらとうなぎも付け加えたいのだ。

の「欲張りな人間」は、たしかに自分のことを意味しています。
もっとも、この文は、単なるジョークですから、
あまり気にする必要はないと思います。

>トンカツは日本ではやすい食品でしょうか。

安いとも高いとも言えない微妙な値段です。
たとえば、日本のサラリーマンの昼食として一般的なのはラーメンです。
ラーメンは400円~600円程度ですが、
トンカツは800円~1000円程度になります。
普通よりはちょっと高いが、高すぎるわけでもないという値段です。

追伸:お節介ながら、ichenさんが質問をするときは、
「日本語を勉強している者です」と一言書いておくと、
理解されやすいと思います。
(私はたまたま以前の質問を見て、知っていました)
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございました。おっしゃる通り日本語を勉強している者でございます。言語の理解は言語そのものだけではなかなか不十分だと思われます。教えていただいて助かると思います。

お礼日時:2004/03/06 21:29

#1です。



ところで、なぜ書き言葉に直す必要があるのですか?

素朴な疑問?
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「トンカツをいつでも食べれるくらいになりましょう。


それが人間が偉過ぎるのでもなく貧乏過ぎるのでもない、丁度良いくらいというところなのです。」

「いいかい学生さん」の部分は相手(学生)に対する呼びかけなので書き言葉に直すのは難しいです。
トンカツを2回繰り返すのも書き言葉ではしません。
(原文では2回繰り返すことでトンカツを強調しています。話し言葉における用法です。)

トンカツを食べる事が出来る=ある程度お金がある
ということですね。ちょっと昔の日本の話ですね。
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「いいかい、学生さん。

とんかつをな、とんかつをいつでも食えるくらいになりなよ。
それが、人間えらすぎもしない貧乏すぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ」

つまり、これも、十分書き言葉として通用するということです。

寅さん?

せりふは書き言葉でもせりふのままです。

せりふではなく、「主張」にして欲しいなら話は別ですが。
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