「お昼の放送」の思い出

盆栽初心者です。先月に新芽の芽摘みを終えた小鉢のモミジ盆栽ですが、今現在は徒長している新しい枝等がどんどん伸びはじめて枝が込み入ってきました。とある人に聞いたのですが、不要な枝を剪定するのは2月だから、それまでは放って置くようにと聞きました。しかし前述の通り、徒長枝や、逆枝、立ち枝、胴吹きなどで枝が込み入っているので、本当にこのままにしておいていいのかがよく分かりません。枝の剪定や整理というのは、来年2月まで待った方がいいのでしょうか?ご教授のほどどうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (6件)

#2です



>いまいち「整枝」と「剪定」の境界が解らないでいます

植木の姿を整えるために枝を切る事を「剪定」と言います
剪定の種類には大きく分けて「枝おろし」と「枝透かし」があります

樹形を仕立てるために太めの枝や主幹を切り取るような
強い剪定を「枝下し=えだおろし」

混み合っている部分の成長の悪い細い枝や葉を取り除いて
風通しや日当たりがよくなるようにしてやるような弱い剪定を
「枝透かし」と言います

しかし最近は、どちらの作業も「剪定」で済ませています

で、確かに「枝透かし」程度なら今行っても、樹勢に与える影響は
枝下しほどには大きくないので、どうしても気になるのでしたら
木の様子を見ながら少しづつやってみるといいでしょう

が、忌枝を切るような強い剪定は「枝下し」になるので、先ほども
言ったように今の時期に行ってはいけません

それに、葉が茂っているときでは全体のバランスがつかみにくく
枝の要不要の判断も付きにくいと思いますがいかがでしょうか?

葉がすっかり落ちて木の骨格がハッキリと判る状態での方が
盆栽として直幹に仕立てるのか斜幹や模様木、または文人木に
仕立てるつもりなのかはわかりませんが

主幹の癖や枝の張り方を見極められるので剪定の失敗が
避けられるのです
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。「枝下ろし」「枝透かし」益々勉強になります。
ほんの少しですが解ってきたような気がします。剪定は落葉後の骨格がハッキリとした時に行うというのも、
なるほど納得がいくお話でした。しかし、主観の癖の見極めというのは私のような初心者には
気の遠くなるような話です(笑)毎日よく観察しないといけませんね。
試行錯誤ですが、焦らず毎日よく観て色々と試してみます。ご丁寧なアドバイスに感謝致します。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/22 08:01

少々シツコイようで気が引けますが…小さなことが気になりまして



「主観」ではなく、私が言っているのは《主幹》です

つまり、根から直接立ち上がった中心の幹のことです

主幹には真っ直ぐに伸びた物ばかりでなく、元々捻じれたものや
曲がりくねってしまったものが多くあります

それを「癖」と呼んで、その癖に合わせた枝つくりをしたり
針金をかけて、その癖を矯めて自分の好みの姿に仕上げるのが
盆栽つくりの醍醐味だと思うので、そこをよく観察してから剪定を
した方がよいのではないでしょうか…と

余計なひと言だったら、ごめんなさいね
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この回答へのお礼

わざわざありがとうございます。すみません、私の漢字変換の間違いでした。
「主幹」と理解しております。「主観の癖」でも言葉として辻褄があいますね:汗
元々ねじれたものがあるなんて、植物にも性格があるようで面白いですし
そこを活かすか、曲げるかというのもなんだか子育てみたいだなと感じます

今もモミジを眺めていたのですが、モミジというのは本当に美しい樹木だなと思います。
細く5枚に分かれた葉は涼しげで、又どこか星のようにも見えます。
ものを言わない植物と向き合うのは究極のコミュニケーションでしょうか。
頂いたアドバイスをきちんと頭に入れて、大事に育てたいと思います

お礼日時:2013/05/22 15:50

#2.3です


書き忘れました

既にご存知だと思いますが念のために説明しますと
「忌枝=いみえだ」というのは樹形を乱す原因になる枝のことで
その種類は下記を参考にしてください

http://www8.wind.ne.jp/hidejii/bonsaitukuri2.htm
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モミジの剪定は落葉期の冬場に行うもの。

今の時期は剪定ではなく
整枝を行います。整枝とは込みあった枝を切るだけでなく、不要枝
を切る作業を言います。つまり大掛かりな剪定は落葉期に行って、
不要枝を中心にして行うのが整枝と言う作業です。
これは通気性を良くして病害虫から守る意味も含まれています。

この回答への補足

専門的なアドバイスありがとうございます。今の時期は剪定ではなく「整枝」なんですね。
整枝という行為をはじめて知りました。勉強になります。補足でお聞きしたいのですが、
私は実績がありませんので、いまいち「整枝」と「剪定」の境界が解らないでいます。
今ウチのモミジは、春先に二枝の中心に出た新芽を摘んでからそのまま放置した状態なので、
不要な枝(徒長枝、逆枝、平行枝など)が伸び切っています。それらを処理(整枝)してもいいという
ご指摘ですがNo2の方が言われるように、切り過ぎに寄るストレスと言うのも少し気掛かりではあります。
ですからどの程度まで切り落として良いものか、初心者への再アドバイスいただけますと幸いです

補足日時:2013/05/21 20:05
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8月初旬の「立秋」の頃まで、モミジのような落葉樹は成長期に


当たります

特に梅雨入り前の今頃は成長の最盛期なので、その最中に枝を切れば
すぐに、それ以上太い枝を数多く出して来ます

そして、また切れば又出てきます
切れば切るほど姿が乱れて来て手に負えなくなりますし、ヘタをすれば
成長を妨げられるストレスで木が枯れてしまうこともあります

今はじっと我慢して、8月のお盆を過ぎて成長期が終わったころ
紅葉を楽しむために伸びすぎた枝や混み合っている部分の枝を
剪定します

本格的な剪定は葉が落ちて休眠している1月から2月の極寒期に行います

この時の剪定は太い枝を切って主幹を立て直すなどの大手術を行っても
枯れる心配はないので盆栽に仕立てるなら、将来どんな姿の盆栽にしたいのかを
じっくりと考えて参考本などを調べてから取りかかった方がいいですよ
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この回答へのお礼

細かいアドバイスに感謝致します。とてもよく解りました。
ストレスで枯れてしまうなんて事があるのですね。生きてるんだなと感じます。
大変勉強になりました。解りやすいアドバイスどうもありがとうございました。

お礼日時:2013/05/21 19:54

モミジの鑑賞は秋ですからそれはないでしょうね。


真夏になる前、秋の初めに形を整えます。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
なるほど秋の鑑賞の為に、真夏になる前、
そして秋の初めに形を整える訳ですか。
勉強になります。ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/20 12:59

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