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「コーヒー」を「珈琲」と書く事がありますが、
この語源は何でしょうか?

近隣某国の言語「口加 口非 ka fei」と右側が似ているのは、
単なる偶然でしょうか?
(中国語入力したら文字化けしたので、
二文字で無理やり書きました。)

A 回答 (9件)

言葉というのは、まず音ありて文字作られる、が原則でしょうね。

外来語が伝来してきたときはまず例外なくそうでしょう。

コーヒーという物品は回答No.6さんご指摘の通り、エチオピア⇒アラブ⇒トルコ⇒イタリアという流れで国際化していったわけですが、トルコ語発音のカーヴェーという音がヨーロッパでカフェーとなったように思われます。ラテン文化の諸国やドイツなどはカフェー派ですね。

ただ不思議なことに、イギリスやオランダはコフィーという音になっていることで、その違いが何に根ざしているのかは究明する価値がありそうです。

さて、最初に世界を制覇したのはポルトガル~スペインというラテン系諸国でしたから、かれらがコーヒーを紹介した国ではカフェー系の音になったはずです。一方、その後を追ってオランダ、そしてイギリスが世界を駆け巡りました。かれらにコーヒーを紹介された国ではコフィー系の音になったに違いありません。

日本にコーヒーを紹介したのはオランダ人だったようで、コフィーのフィが訛ってヒーになったために、日本語ではコーヒーという音で定着しました。マレー半島からインドネシア一帯もオランダ東インド会社やイギリス東インド会社の庭でしたから、やはりコフィーで定着し、マレー語にフィの音がないためピと訛ってコピーという音になっています。同様に、福建・台湾でもコピーという音が採り入れられました。文字は珈琲です。オランダ東インド会社が華南海岸部から台湾一帯で交易したことに関係しているのかもしれません。

一方、広東や北京ではなんとカフェー系列になっているのです。文字は同じ珈琲で、カフェイ(香港ではガフェイ)と発音されています。こちらのほうは、中国北部にシルクロード経由でコーヒーが伝えられた可能性を思わせてくれますね。

さて、ご質問の主旨は「珈琲」という文字の由来をお尋ねと理解しました。漢字という文字しか持たない中国人が耳で聞いたカフェイもしくはコピーという音にそういう文字を当てたと理解する以外に考えようがないという気がします。はたして、中国北部で作られ、南部のひとたちが異なる音に同一の文字を当てたのか、あるいはその逆だったのか、これも究明してみる価値はありそうです。

その当て字を日本人が考案して、それが中国に入っていったたようなご意見もありますが、17世紀の日本というのは完全に中国が文化宗主国であった時代であり、覇権主義の中国人が辺境の日本などから文化を取り入れようとするような時代ではなかったとわたしは思います。かれらが変わったのは、明治以降に起こった日本との間の力関係の変化に根ざしているのではありませんか。

また近隣某国の言語は、それこそ中国を文化宗主国にする点でかれらは日本と兄弟分だったわけであり、ハングルが発明される15世紀半ばまでは漢文が用いられていたわけですから、表記も類似なら音も類似ということに何の不思議もないでしょう。

この回答への補足

皆様ありがとうございました。
とても参考になりました。
コトバというのら複雑で厄介ですね。

個別お礼欄には後でコメントします。

補足日時:2013/05/27 17:47
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日本でも実に多くの当て字が創られたようですが、この2種類については、初期はオランダ経由での中国ではその外見から「玉偏」で、その後まとまった量が輸入されて服用が始まってからは当地では「口偏」へと移行されたとの見方もあるのではないでしょうか。


ちなみに日本においては、オランダ人がもたらした天明年間の記載文献『紅毛本草』では「コッヒ・イ」の当て字であり、その後も「コッヒイ」「カウヒイ」「カッヘイ」「カヲヒイ」「コツヒイ」「コーピー」など当て字も数多あり、当の宇田川榕庵でさえ『歌非三説』(1816年)などと国字での当て字には乱れがあります。
結局「珈琲(カッヒー)」の辞書は文久2(1862)年に、そして「咖啡(コッヒー)」では明治20年に取り上げられています。そして、漱石も使った新しい「咖啡」は発音だけが残り、表示は以前の「珈琲」が継続されてきたということかも知れません。

1.珈琲
「漢字珈琲は、ポルトガル語 cafe に支那で当て字したもの。日本では宇田川榕庵の手控『蘭和対訳字書』に初見。コーヒーと読むのは、オランダ語 Koffie の音訳。」

2.咖啡
「「咖啡」モリソン『五卓韻府』1819年
「咖啡店」夏目漱石 (金之助)『文学評論』1909年」
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/871768/63

3.コーヒー
「「コーヒー (日本の大豆に似たる木の実なり)是を摩し砕き、湯水に入れ煎じ、白糖を加えて常に服す。」磯野信春『長崎見土産』1615年」

引用:荒川惣兵衛「角川 外来語辞典」
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「珈」の字自体は古くからあるもので、婦人の髪飾りの一種を指すものです。

中国音は jia (チアー)です。珈琲を日本の「音読み」するとカヒで、英語の coffee かオランダ語の koffie かその他なのかは分かりませんがいずれにしても当て字です。琲は「珈琲」以外には使われないため当て字のために作られた(字形を揃えるために同じ偏をもつ)国字と言えるでしょう。

中国語の方は口偏があるのは口にするものという理由でしょう。玉偏は宝石や宝を意味するのでふさわしくないと考えたのかもしれません。旁が加非であるのは日本語の影響ではないかと言われます。
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1。

  「コーヒー」を「珈琲」と書く事がありますが、この語源は何でしょうか?

語源は、コーヒー豆の原産地、エチオピアの地名「カファ」(Kaffa)から来ています。アラビア語qahwah を経由して、トルコ語の kahveh を経て、1600年頃 caffe としてイタリア語に入ります。

    それからヨーロッパに広がり、オランダ語を介して、東アジアに到達するのは皆さんのご指摘になった通りです。

     この地名は正しくはアフリカーン語の Kaffar で、kaffa はアフリカ系の人に対する差別語として下記のように使われる場合があるので注意が必要です。
    http://wiki.answers.com/Q/Why_is_Kaffa_such_an_o …

2。近隣某国の言語「口加 口非 ka fei」と右側が似ているのは、単なる偶然でしょうか?

    珈琲も、「口」篇の加非も、当て字で、コカコーラが中国で「可口可乐」となっているように、日本の当て字が中国に輸出され、お隣でお気に入りの「口」にすり替わったものです。
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詳細は忘れましたが、日本語の珈琲は、江戸時代の蘭学者が作成した蘭和時点の掲載されたのが始めだと言われており、その用法が支那に渡る段階で王へんが口へんに変わったと言うのが、もっとも有力な説だと思います。

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コーヒー豆の原種はアフリカの内陸部で野生種です。


1789年長崎の山本氏「紅毛本草」。仏人N.ショーメル「家事百科事典」(1709年発行)を抄訳した。 コーヒーを「古闘比以」と記す、と言う具合です、世界で最初にコーヒーの栽培に成功したのがオランダなので、オランダから伝わったと思われる中国はオランダ語: koffie (コーフィー)から中国語では口をコ、加をチャー非をフィーと発音するので飲み物として口辺を付け当て字を取ったと思える。
日本の場合はドイツ語: Kaffee(カフェ)から加非とつけた可能性もあります、貴重な飲み物として王を付けた文字、珈(カ)琲(ヒ)と当て字を当てたと思われます、この字はコーヒーにしか使われていません、無理やり作った魚辺と同じだと思います。
加非の文字自体どちらが先かは判りません、海外の商人がどちらかの文字に統一して紹介した為と考えられますが?日本語訳で「古闘比以」があるので日本の方が後なのかもしれません。
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咖啡 は中国が日本から逆輸入して王偏を口偏に変えた文字です。

コーヒーは日本の方が中国より先にオランダから長崎出島経由で伝えられて、当て字で、珈琲の文字を当てた。で大陸も台湾も同じ口偏の文字を使ってます。

蜂大咖啡[フォンダーカーフェイ] | 台湾グルメ・レストラン-台北ナビ
http://www.taipeinavi.com/food/64/
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「中国では口偏だけど、日本では王偏なんだよ」と中国の友人に伝えたら、


「それは日本が可笑しいよ、だってコーヒーは口から入れるでしょ!」と
言われたことを思い出しました、大昔のことですが。
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この回答へのお礼

あはは。ありがとうございました。

「口加 口非」と「珈琲」じゃ、
シナ語だと読みが全く違う音ですしね。

お礼日時:2013/05/21 09:28

オランダ語: koffie

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

やはり単なる偶然なのでしょうかね。

お礼日時:2013/05/21 08:44

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