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・校正に使用する分銅の重さは、分解しても平気なのでしょうか?
60kgや100kgの台秤などを校正する際に、20kg分銅を使用して校正しております。
しかし、20kg分銅を使用することは校正者の負担が大きく、なんとかならないものかと考えております。
たとえば、20kgを10kgや5kgの分銅を使用して台秤などの校正をしても問題ないでしょうか?
もちろん、四隅検査や直線性の確認をしっかり行います。

・上記質問などを考えるときに良い資料などあるのでしょうか?

宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

> 校正に使用する分銅の重さは、分解しても平気なのでしょうか?



結論から言えば、「全く平気では無い」です。

「校正」の方法は、法令に基づき、JIS規格などで決められています。
万人が公正さを担保された同一の方法で行うのから「校正」であって、その方法に則って行わなければ、「校正」とは言いません。

しかしご質問は、その「校正」に関して「勝手にJIS規格を変えて良いですか?」に等しく、良いワケがありません。
即ち、質問者さんの「校正方法を変えてもいいか?」と言う発想は、「自主検査・点検」のレベルで、「校正」や「検定」などと言える様なモノでは有りませんよ。

一方、検査・点検レベルであれば、目的(≒要求される精度)に対し、合理的な方法であれば良いです。
「60kgや100kgの台秤」で「20kg分銅を使用」でも、計測能力の100%を計測していないので、現状も「校正」は行われていないと考えられます。

ただ、「校正者の負担が大きい」は、少なくとも精度を担保する上での合理性では無く、どちらかと言うと、肝心の精度は犠牲にする方向性かと思います。
また、検査・点検レベルでも、その方法を変えると言うことは、従来からの安定性を損なう点には、配慮が必要です。

添付のURLなどは、校正を考える上で参考になると思います。
正しい校正の方法については、詳しくはJISハンドブックなどをご覧下さい。
めんどくさければ、その台秤などのメーカーに問い合わせても良いかと思います。

参考URL:http://www.j-sl.com/chn/write_07/07_main03.html
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この回答へのお礼

有り難うございます。
これを期に『校正』についてもっと勉強してみようと思います。

より良い方法を見つけていきます。

お礼日時:2013/05/29 21:07

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