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絞っても回折の影響が最小って誉め言葉ですか?

slrgear.comにシグマの18-35mmF1.8のレビューがありました。
slrgear.com/reviews/showproduct.php?product=1609

「これはとびきりシャープなレンズである。開放のf/1.8でもシャープで、大口径レンズには珍しい。」で始まる誉めまくjりレビューですが、「わざわざf/16まで絞っても、回折による制限は実際全く最小である。」(Even stopping all the way down to ƒ/16, diffraction limiting is really quite minimal.)の部分が気になりました。

本来、回折の影響は開放からあるはずです。収差のために見えないだけです。とすると、回折の影響が少ないというのは、収差の大きなレンズになります。

しかし、レンズ構成図を見ると、屈折率が分かりませんが、絞りより前は全体として凹レンズのように見えます。もしも、それが正しいとすると、絞りの実直径を大きく出来ます。それが効いているんでしょうか。

あるいは、単にレビュワーが過大評価しているということでしょうか。皆さんのご意見をお聞かせください。

35ミリ換算28-50mmF2.8(フルサイズとAPSは、ニコンなどは一絞りと1/3、キヤノンは一絞り半違う)になるので、明るい広角単焦点レンズがないAPSのシステムの良い補完になります。

A 回答 (1件)

レビューには、目を通していませんが、誉め言葉だと思います。


難しい理論も省きます。(実は、私自身も解っていない)

唯、一つ言える事は、
望遠であれ広角であれ、有効口径が同じなら、回折の量は同じ。
有効口径が小さい程、回折による解像度に与える影響は顕著になる。
そして、軸上色収差・倍率色収差と違い、回折現象は、レンズ設計で軽減する事は出来ません。

>本来、回折の影響は開放からあるはずです。収差のために見えないだけです。とすると、回折の影響が少ないというのは、収差の大きなレンズになります。

実際に使った事がないので、収差の多寡は解りかねます。

>レンズ構成図を見ると、屈折率が分かりませんが、絞りより前は全体として凹レンズのように見えます。もしも、それが正しいとすると、絞りの実直径を大きく出来ます。それが効いているんでしょうか。

フランジバックとバックフォーカスを確保する為、第二(後側)主点は、レンズ最後群より後方にあり、このようなレンズ構成のタイプをレトロフォーカスタイプと呼び、一眼レフ用の広角(ズーム)レンズは、全てこのタイプに該当します。

>ニコンなどは一絞りと1/3、キヤノンは一絞り半違う

画角を揃えた場合の被写界深度換算では、仰せのとおりです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/06/18 16:06

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