電子書籍の厳選無料作品が豊富!

なんとなく思った疑問です。
乳幼児用のシロップを加えても苦味があります。
適切なカテゴリーが分からず、こちらで質問しました。
よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

兄が医療関係の仕事をしていて私も疑問に思ったため聞いてみました。



薬の有効成分である原薬は、量を誤れば毒になります。
継続服用することで弊害もあり、同じ効果の別のタイプの薬に
変更することよくあることらしいです。
もともと原薬は圧倒的に苦くて臭いものが多く、数~数十mg
という極微量で薬効を期待できるものが多くあります。

粉薬ならドライシロップと呼ばれる甘味料や、有効性とは関係なく
効果を妨げない成分を混ぜ、こぼしたり袋に少し残っても薬効が変化しない
ようにしたり、原薬レベルで多くがコーティング、マスキングされ
不快な要素を排除しつつ、カプセルに入れたり錠剤にすることで
溶ける時間や飲みやすさ、持続性をコントロールしたりするようです。

錠剤などは、その他にも製造工程で型から離れやすい、糖衣やチタン
ワックスコーティングすることで色による見分けや手で溶けない
飲みやすく長く保存できたり、光の影響で有効成分が変化を
受けにくくしたりしているそうです。
また、1錠あたりの有効成分を減らし、幼児~大人まで
服用できるようにする場合もあります。
http://www.freund.co.jp/chemical/additive/

わざと苦くすることで、誤飲や用法容量を守るように
したり、胃薬の一部はセンブリなどの苦い成分で
唾液の分泌を促したり、重曹が胃の中で溶けて炭酸ガスが出て
胃を膨らませて刺激する場合もあるそうです。

今回は関係ないですが、塗り薬の代表であるステロイドも
体の部位や状態により皮膚の厚さ、吸収率に違いがあるため
軟鋼基材のワセリンなどで有効成分の濃度を調整してあるそうです。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

abbapp様、ご回答ありがとうございます。

例を挙げ、素人の当方にも分かりやすい解説に感謝です。
お兄様は製薬や薬剤師関連のお仕事なのでしょうか。
一般人が原薬を見て触る機会はないと思われますが
副作用はやはり怖く、さじ加減で毒にもなり得る
わけですからね。

お礼日時:2013/07/01 17:31

回答の論点がずれないようにいきたいと思います。




まず身体が欲するものは美味しく感じるので、それ以外は毒だとする論点ですが、いかにも逆説的ですね。例えば醤油などは食事には欠かせないものでおいしいわけですが、摂り過ぎれば命取りになることもあります。同じように、酒、たばこ、塩などなどおいしいけど限度を超えると体に悪いものはたくさんあります。

薬が化学的に合成されたもので、身体にとって不必要なものだからというのも逆説的な視点ですよね。そもそも薬の1/4以上は熱帯雨林など植物由来のもので(エクザールやタミフルが有名)、その成分を生成したものが一般的な薬、生成していない物が漢方なわけです。なので時々「漢方は体にやさしい」ということも見かけますが必ずしもそうではありません。少し話はそれましたが、ステロイドというお薬も元々は人間が体の中で毎日作り出しているものです。


ではなぜ苦いかという話ですよね?薬には有効成分以外に色々な成分が入っていますが、そのどれかが苦みの基になっているのだと思います。一部の胃薬は味覚を刺激して胃粘膜の分泌を促進させているものもあるようです。また真偽は不明ですが、“薬だから”あえて苦くしているという話も見たことがあります。全てのメーカー、全ての薬ではないでしょうが、(味覚的に)飲みにくくすることで過剰投与を避ける意図があるのかもしれません。薬なんで(食品ではないので)おいしくする必要がないというもあるのかもしれませんね。


長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

o120441222様、ご回答ありがとうございます。

あえて飲みにくくしている点と漢方に関しても同感です。
適度な苦味をおいしいと感じるのは本能ではなく
年齢を重ね多彩な味を好む人間の嗜好だと思います。
幼児が苦い薬やブラックコーヒーを好まないのは
本来は不要と本能で感じるのだと思います。

お礼日時:2013/07/01 17:19

人間が生きていく上で必要な物は、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどだと思います。

体にフツーに必要なものはおいしいのでしょう。薬には、それ以外の、ワケのワカラン化学結合物質がいっぱい使われているからでは!?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

Oshietegoo00様、ご回答ありがとうございます。

例えば、サツマイモや青菜の多くも生では
苦くて適さないが、加熱することにより
甘く感じるものがあるため、必要なものは
おいしいという根拠は少し違うと思われます。

お礼日時:2013/07/01 17:06

 正解は薬には味が無いからです。



 人間の味覚は甘い、酸っぱい、塩辛い、旨いなどがありますが、薬は味が無く、苦味として感じるのは、味覚が無いからです。

 薬の結晶構造が、砂糖、塩、刺激成分などとは異なるのが主な原因ですが、薬は食べ物ではないので、味覚を感じず、唾液も出ない為に、苦味だけが残るようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

SPROCKETER様、ご回答ありがとうございます。

無味のものもあるかもしれませんが味や匂いがあるものも多いようです。

お礼日時:2013/07/01 17:00

「良薬は口に苦し」と


昔から言われているからでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

catandneko9876様、ご回答ありがとうございます。

孔子や孟子の時代から薬は苦いものが多かった
という証拠ですね。

お礼日時:2013/07/01 16:57

人間の味覚はなぜ、あるのでしょうか?


動物の中には、どう考えても「まずい」としか思えないものを
美味しそうに食べる動物がいます。
それは、どうしてなのでしょうか?

答えは、単純です。
食べられるものを美味しいと感じるのです。

もちろん、食べてはならない物の中にも、
美味と感じるものがあるでしょう。
でも、基本的に、食べられるものは美味しいと感じ、
食べられない物は、まずいと感じるのです。

薬は基本的には毒ですから、
まずい、苦いもの当然でしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

rokutaro36様、ご回答ありがとうございます。

食べられるものをおいしく感じるというよりは
たとえ苦くてもおいしくなくても、食べられる
ように進化し結果的に生き残ったのではないでしょうか。

お礼日時:2013/07/01 16:54

 基本薬は『毒』だから


薬は人体に対し、変化をもたらすような効き目がある。
薬の場合、少量なので体に対しよい効果を現すが、適量以上を飲むと毒になる。
 人体は毒物を飲むときは危険だと感じるものは基本『苦い』と感じるようにして
その物質を拒絶するように仕向ける。

 なので『薬』→『苦い』のではなく
人体が進化の過程において薬などの刺激物を『苦い』と感じるように進化していった
    • good
    • 0
この回答へのお礼

rikukoro2様、ご回答ありがとうございます。

適量以上は毒になる、進化の過程で苦く感じるように
進化したのは納得でした。

お礼日時:2013/07/01 16:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!