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平成5年式のアルト(F6A)に乗っています。走行距離は7万5千キロほどです。

この車で急勾配の峠道や坂道を長時間走ると、ある程度アクセルを踏んでスピードが出た段階(50~60キロくらい)でエンジンがノッキングを起こしたような状態になり、車全体が前後に激しくガクガク揺れてしまいます。その場合、アクセルを戻して再度アクセルを踏みなおすと、ある程度症状は改善されます。

今までにスパークプラグやプラグコードは新品に交換していますが、この症状を無くすためにはどのように対処すればよいでしょうか?

A 回答 (7件)

おおよその状況は把握できましたので、それをふまえた上で回答します。

峠道を長時間・・・とあるので高負荷運転を続けた後に起こるトラブルと認識してよいでしょう。プラグおよびハイテンションコードは交換済みとの事ですし一旦スロットルを戻して踏みなおすと幾らか症状の改善が見られることとキャブレター仕様車である事からして、パーコレーションまたは負圧制御系統の不良でリッチトラブルを起こしている可能性が高いでしょう。

パーコレーションとはキャブレター本体が異常に高温になりフロートチャンバー内部のガソリンが沸騰またはそれに近い状態になり本来液状でジェットに供給されるはずのガソリンが沸騰により泡立った状態で供給されてしまったり、燃料が沸騰したためにフロートチャンバー内部の圧力が上がり必要以上の燃料が供給されてしまうという状況が起こることをさします。この状態を助長する原因としてキャブレター内部で外気圧とフロートチャンバーの圧力を均衡させる通路(通常フロートチャンバーとキャブレターのエアインレット部分をつなぐ構造になっている)が詰まっている場合やストーブパイプ(エアクリーナーのエアホーン部分にある吸気通路で、寒冷時にエキゾーストマニホールドの熱で吸気を加熱し燃料の気化を促進するための物)のシャッターの動作不良(手動式の物とエアクリーナー内部または冷却水の温度をバイメタル式のバルブで感知して負圧によって動作するものがある)で必要以上に加熱された空気が吸入されている・キャブレターに遮熱板等が設置されている場合それらの損傷等が考えられます。

パーコレーションの項目にも関係あるのですが負圧系統の異常でEGR(EGRバルブ自体も点検の対象)の制御がEGR過多になってしまっている場合等も考えられます。

キャブレター仕様車では電子制御燃料噴射仕様車のようにコンピューターによる、自己診断に頼ることができないので何処をどうするの判断は症状が発生している状態を見て考えられる原因をリストアップし一つずつ点検し潰していくより手がありません。具体的な対処方法を記載できることを目指しているつもりですが、まず、エンジンルーム内に目視で確認できる異常が無いか(ゴム製のバキュームホース類のひび割れや外れはないか、手動式のストーブパイプダンパーの場合は「夏」に切り替える。遮熱板等の破損は無いか等を点検)を点検します。これらに異常を発見した場合は正規の状態に復元して再度、トラブルが起こった状況と同等の条件でテストをします。キャブレター内部や目視で確認できない負圧系統の異常を発見するのは、かなりのスキルが(悲しいことだが最近のメカニックでもキャブレターを正しく整備できる者は少ない)必要ですし、それなりの工具も必要ですので専門家の任せる事をお勧めします。
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この回答へのお礼

詳細なアドバイスありがとうございます。

やはり、考えられる要因を一つ一つ丹念に潰して行くしか解決の道はなさそうですね。今は、昔のように壊れている部分の部品だけ交換して修理するのではなく、ユニットごとごっそり交換するようで、そういうところからしてもスキルが身につく環境ではなさそうですね。

ところで先日、某メーカーが販売している燃料系統の清浄液をガソリンタンクに注入して、現在、様子を見ているところです。かなり症状が改善されたような気がします。

また何か不具合が発生しましたらお知恵をお貸しください。ありがとうございました。

お礼日時:2004/04/03 16:09

最初にノッキングの意味を取り違えていらっしゃるようなのですが、状況から判断してある程度以上回転が上がっている状況下での現象のようですので、もしそのような状況でノッキングが起きても車体に振動を感じるような状況にはなり得ないかと思われます。

ノッキングとはエンジン内部での過早着火や吸入された混合気の異常な高圧・高温状態でおきる異常燃焼で通常エンジン回転数が低い状態でスロットルの開度が大きい場合や、エンジン温度が高すぎる場合・燃焼室の内部にカーボンなどの堆積物がたまり実圧縮比が高くなったり、カーボンなどが赤熱し点火火花以前に混合気に点火してしまう場合などに起こる、カリカリとかキンキンとう金属的な異音を伴いながらエンジンが回転する現象です。ターボチャージドエンジンであれば回転があがった状態でのノッキングも考えられますし車体に感じる振動もありえるかも知れませんが、この場合でもガクガクという感じにはなりにくいでしょう。

F6A型エンジンとの事ですが、できればもう少し詳細なデータがいただければと思います。

キャブレター仕様の場合とEGI仕様では考えられるトラブルの内容が異なりますし、ATとMTでも考えられるトラブルの内容に差があります。すべてを列記するのは得策では無いと考えますので、可能であれば詳細をお知らせください。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

ノッキングに対する定義ですが、「ノッキングを起こしたような状態、つまりギア比を間違えた結果、ノッキング~エンストに至るまでに起こる車体の振動」という意味で表現しました。また、使用している車の仕様はキャブレター仕様・ノーマルエンジン・マニュアル車です。ちなみに、特に3速で加速しているときに前述した症状が多く現れます。

補足日時:2004/04/02 17:33
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デストリビューターの中にガバナーと言う進角装置が付いています、ローターを進角方向に回して放すとスプリングでスムースに戻るか確認してください。



点火コイルも絶縁部を確認してください。

プラグの熱価が低すぎて真っ白く焼けすぎだったら一つ冷え型のプラグに交換したほうが良いかもしれません。
NGKだったら5番を6番のようにです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

プラグはメーカー指定のプラグに交換しました。これで直るかも、という期待を抱いていたのですが・・・。

お礼日時:2004/04/02 17:32

一時的なガス欠状態だと思います。


原因はいろいろありますが、簡単なところで フューエルストレーナーのつまり、 交換していなければ変えたほうが良いですよ。

あなたの文面で一番可能性の高いのは、ガソリンタンク内の異物混入で一時的にフューエルラインを塞ぐ(水抜き剤でなる場合があります)その結果一時的なガス欠  タンクを外して中をよく点検すれば何か分かると思います。 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

燃料フィルター類は交換していないと思います。中古で買ったので詳細は分かりません。フューエルフィルターくらいは交換したほうが良さそうですね。

お礼日時:2004/04/02 17:29

プラグ・コードを交換した時に、ディストリビューターを無意識に回してしまったと言うことはないでしょうか。

NO.1さんのご指摘のように、点火時期が狂ってるように感じます。

ディーラーに持って行けばタイミング・ランプで簡単に見て貰えます。

最悪の場合エンジンが壊れますので、すぐ見て貰って下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

プラグコードは修理業者に交換してもらい、前述の症状は、コードを交換する前から発生していました。もしかすると、経年変化などで点火時期が狂っているのかもしれませんね。

お礼日時:2004/03/28 18:53

そういえば、以前に同じ症状のアルトを見た事あります。



以前にプラグコードを交換してるみたいですが、理由は、何だったのでしょうか?

これと原因は、断定できませんが、電気系だと思いますよ!

各気筒のプラグの焼け具合を見て焼け具合の違いを見れば参考なるかもしれません!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

プラグはつい先日交換しました。安上がりで、しかも簡単に交換できる部品から交換しました。エンジンが頭打ちになるまで回すと件の症状が現れます。

お礼日時:2004/03/28 18:43

考えられる可能性はたくさんあります。


プラグ・コード類を交換しているくらいですからエアクリーナーも交換しているとは思いますが一応確認・交換して下さい。

あと燃料は配管系で燃料フィルターの詰まりや燃料ポンプの破損、フュエールインジェクターの詰まり・破損。
電気系ならポイント劣化・破損。
バッテリー劣化、オルタネータ劣化・破損・・・・・
等々他にも色んな可能性があります。

ただ「ガクガク」と言う事なので燃料系でガソリンが少ないと言う可能性は薄い様に思われます。
どちらかと言うと点火系のような気がします。
点火時期の狂いやデストリビュータが劣化しているかもしれません。

デストリビュータはプラグコードのプラグの反対側に繋がる部品です。
ここの中にそれぞれの気筒に点火させるポイントがありますがポイントが減るときちんと電流が流れません。
デストリビュータのケース自体に亀裂やヒビなどがあると電気が漏れて適正な電気が流れません。
水が混入しても同様です。
ここらへんをチェックして見て下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

プラグコードは、前述の症状がほぼ全域で発生していたために、全交換しました。コードに穴が開いて、漏電していたようです。となると、ご指摘のデストリビュータが怪しいですね。外見上はクラックなどはありませんが、一度点検してみようと思います。

お礼日時:2004/03/28 18:40

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