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現憲法の何条をどのように変更したいのですか。

参考に自民案と現憲法比較表のアドレスを記します。

https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/116666 …

A 回答 (12件中1~10件)

お礼と補足コメント、ありがとうございます。



改憲草案を読むと、人権の保障から制限、国民主権から国体護持というように、憲法の指向が180度変わってます。第3条(国旗及び国家)は、天皇制と関連した項目で、国体護持を強める意図と関連してますね。

天皇は、A級戦犯に該当する人だったのに、「天皇制」を残したほうが日本人の間に介入しやすいと、GHQは考えたようです。「天皇制」を残したい旧上層部とGHQの着地点が、天皇を象徴とすること。
若い頃、沖縄の資料館で、集団自決の写真を見たり、現地の年輩者の話を聞いたことがありました。アメリカ軍も罪がありますが、それ以上に、日本軍の罪は大きいと感じました。日本軍から、「米軍は鬼畜」と教えられ投降もできず、女・子供を真ん中に縄で首を絞めて集団自決した写真、墓(ヌチ)と呼ばれる穴に隠れ、泣くとみつかるからと母親が赤ん坊を殺した話、スパイ容疑をかけられた老人が、「天皇陛下万歳」を三唱するよう日本将校から言われ、その通りした後に、日本刀で切り殺された話。非道なことをしています。
悲惨な犠牲者を出しながら、今でも、広大な米軍基地が沖縄にあります。原発を、財源の少ない過疎地域に押しつけているのと似ているような気がします。

「天皇制」は大罪を犯したのに、“象徴”であり、草案では“元首”。戦中派が高齢化し、死者になり、体験者の歴史は葬られようとします。原爆資料館の写真を見ても、被害はなかったというようなものです。人間の記憶や反省なんて、忘れられやすいものですね。

質問者さんが、No8の補足に書かれている「今の日本人には崇高な憲法を創れないでしょう」に同感します。草案は、家族で自助努力しなさい、自由は制限し管理は強めますという、どこか上から目線で、庶民の痛みを感じない、血が通わない改憲というのが、私の印象です。政治家だけでなく、知識人も一般市民も、精神が退廃しているように感じます。
経済、教育、命の格差が広がっていき、特に、若い世代は可哀想です。

再度の回答(?)で、失礼しました。

この回答への補足

何か救われたようなご意見有難う御座います。
まだまだ多くの人の意見を賜りたく閉じるのは教えてgooからせっつかれて強制終了になるまで続けます。

補足日時:2013/07/19 20:53
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>成年後見人のつかない認知症(痴呆)の方には問題ないと言う事ですね。


>その判断を、成年後見人が付くかつかないかの境界ラインと考えているのですね。

そうです。
成年被後見人と認定したと言うことは、正常な判断ができないか、又は、困難である。
と言うことを裁判所が認めたわけですから、この最高裁判所の判断と矛盾するするのです。
最高裁判所が上級裁判所ですから、後見制度は廃止すべきです。
継続するならば、憲法改正で、単に「障害者」としないで具体的にすべきです。
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この回答へのお礼

回答有難う御座います。

>最高裁判所が上級裁判所ですから、後見制度は廃止すべきです。
>継続するならば、憲法改正で、単に「障害者」としないで具体的にすべきです。

これがよさそうですね。実際には多少問題があり100点満点は期待できませんが、

どの条文も全て100点満点期待できるかどうかなんて分からないですよね。

多くの方が納得する方法に変えるべきでしょうね。

お礼日時:2013/07/19 14:58

先日、最高裁判所の判決で、成年被後見人でも選挙権が認められたようです。


私は、大反対です。
もともと、成年後見人制度は、知的障害があって判断能力がない者と、裁判所が認定した者だけが、この制度の当事者となれるわけです。
一方、最高裁判所の判断は、前記裁判所の判断を否定する判断です。
これでは、成年後見制度の本旨に反します。
今回の憲法改正案では、この点を、法の基の平等で、人種や性別に加え「傷害の有無」が追加されてようです。
確かに、手足などの運動能力に傷害があっても、立候補者の選択は与えるべきで、これは現行の公職選挙法で除外していないです。
ただ、判断能力がない者(成年被後見人)まで選挙権を与えていいものか。
甚だ、疑問です。

この回答への補足

回答有難う御座いました。
成年後見人のつかない認知症(痴呆)の方には問題ないと言う事ですね。
その判断を、成年後見人が付くかつかないかの境界ラインと考えているのですね。

補足日時:2013/07/19 06:43
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この回答へのお礼

有難う御座いました

お礼日時:2013/07/19 06:50

こんばんは。


賛成者でなく、「改憲」を危惧している者です。

質問にある「自民党改憲草案」の文章から、“『国体護持』的性格、集団的自衛権の解禁(交戦の拡大)、人権と表現の自由制限”という性格が読み取れます。【天皇】【安全保障】【国民の権利及び義務】【表現の自由】の項目を、現行憲法と対照するだけでも、なんだか危ない路線に走りそうな印象。

【天皇】
(現行)第1条
天皇は、日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。
  ↓
(自民党草案)第1条
天皇は、日本国の元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴であって、その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。

※何故、あえて象徴→元首に置き換えるのか。象徴から「元首」と置き換えることで、主権在民から「国体護持」的性格を(国民意識にまで)強めるのでは。

【安全保障】
(自民党草案追加)第9条の2
我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する。

現行第9条(2)「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」の削除。

※自衛隊の違憲性の根拠となっている第9条(2)を削除、「国防軍」としての位置づけ。
有事の際には、非正規労働者など弱者が、低賃金志願兵として「その他の公務員(第9条の2(5))」扱いで臨時採用されるのかな。経済だけでなく、命にも格差ができそう。

【国民の権利及び義務】
(現行)第13条
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
  ↓
(自民党草案)第13条
全て国民は人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公益及び公の秩序に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大限に尊重されなければならない。

※「基本的人権の尊重」が謳われる第13条。草案の「公」は、国民の利益や安全というよりも、国益と国家(社会)の秩序を強調している。個人のための国家ではなく、国家のための個人とベクトルが逆方向。「人権」が尊重されるから、「人権」の制限と管理を強める方向に傾いている。

【表現の自由】
(現行)第21条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
  ↓
(自民党草案)第21条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は保障する。
(2)前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

※「(3)検閲は、してはならない。通信の秘密は、侵してはならない。」は残されてはいるが、あえて(2)を新設したのは、何故だろうか。現行でも、破防法があるのに。
第13条の「基本的人権」の項目とも関連して、表現の自由と権利を、厳しく制限していく危険性を感じる。民主主義を侵食する改定案ではないか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今の情勢は、昭和初期の右傾化、進歩的な言論知識人も大政翼賛会に結集し、一丸となって太平洋戦争に突入していったシナリオに似ているような気がします。
暮らしの手帖・初代編集長、花森安治さんの「一銭五厘の旗」には、平和と民主主義とは何か、平易な文章で書かれています。太平洋戦争当時、日本国民は〈陛下の赤子(せきし)〉〈醜の御楯(みたて)〉の命であり、一銭五厘の葉書で召集された。
http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/guest/publ …
花森安治さんや、女性参政権のために尽力をつくした市川房江さん、放浪の俳人・山頭火さえも、大政翼賛会の空気のなかで、戦争が意味するものを見失い賛美することさえありました。当時の言論知識人をバカにするのではなく、いつの時代も、人間は愚かであることを自覚しなくてはならないと思います。

安倍総理は、現行の憲法を、GHQの「押しつけ憲法」と批判していますが、「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の三大原則は、世界に発信できる先駆的理念で、誇っていいと思います。海外から見ると、皇国史観の偏り(象徴→元首)や美化は、「(例えば)ヒトラーの歴史的役割の見直しと、再評価を行い、憲法に反映していく」ような、民族主義・国粋主義にみえるんじゃないかな。
外国人を感情的に罵倒したり、島国根性的な「他者を認めない個人主義(閉鎖的・利己主義)」ではなく、「成熟した個人主義(内側・外側両面からの理性的視点と尊重、相手に伝わる発信)」が、国際社会において必要では。

戦争体験を知らず、嘲笑することが知識人であると勘違いしている世代が、「改憲」を推し進めているように感じます。私も戦争を知らないバブル世代ですが、原爆の悲惨さや沖縄戦と集団自決など史実が残された資料館の記録や、背負った児が焼夷弾で死んだ母親(<身寄りのない老人)etc、戦中派の話を、若い頃、聞きました。死者を葬りたくないですし、現憲法の「理念」は、未来に残したいですね。憲法の下に法律・政令がありますから、「改憲」すると、坂道を加速しながら転がり落ちそうで怖いです。

この回答への補足

ご丁寧なお答え有難う御座います。賛同いたします。

第一章天皇
 三条 国旗は日章旗とし国家は「君が代とする」


私はこれについても猛反対です。国旗、国歌は本来国民の物です。前文に持って行き、「君」とは国民同士の事であると明記して貰いたいですね。

補足日時:2013/07/19 06:48
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この回答へのお礼

有難う御座いました

お礼日時:2013/07/19 06:49

本当は石原慎太郎がいうように、廃棄して


全部、日本人の手で作り直して
欲しいんですけど・・・。

1,前文は削除
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して
 われらの安全と生存を維持しようと決意した」
 この部分は特にヒドイですな。
 平和を愛する諸国民には、北朝鮮も中国も入って
 いる訳です。
 そもそも「公正と信義に信頼」てのは日本語として
 おかしいでしょ。
 
2,第二章は削除
 祖国の防衛を外国に委ねているから、米国の顔色を
 見る外交しか出来ないのです。
 国民が拉致されても、何も出来ない国になって
 しまいました。
 米国など頼りになりません。
 竹島や北方領土が侵略されても、米国は動きません
 でした。
 米国は中国と手を組んで、国連から台湾を追い出して
 います。
 他国に頼るのは非常に危険です。

3,第三章 全面的に書き直し
 この部分は権利中心の個人主義で貫かれています。
 欧米はこれでも良いのです。
 欧米には基督教という軸があります。
 しかし、そんなものがない日本で、権利中心の個人主義
 を導入したら、それは自己中の為に、権利を乱用する
 ことになりかねません。 
 事実、クレーマーとかモンスターペアレントなど、その
 萌芽が観察されます。
 生活保護を受けて恥もしない、なんてのは日本人の
 心情と合っているでしょうか。

4,第九章
 ご存知、改正規定です。
 これだけ価値観が多様化している現代日本で、2/3を
 要求するのは、改正を認めない、とするようなものです。
 時代の要求に柔軟に対応出来ません。
 生き残るモノは、最強でも最優秀でもない。
 環境に適合できるモノが生き残るのである。











 

この回答への補足

今の日本人には崇高な憲法を創れないでしょう。
大戦直後は、日本人は猛反省をし二度と繰り返してはいけない気持ちが入っています。
一部米国の意見を取り入れたにせよ。

今は与党がしたい様に変更されるだけですから。
首相が変わるたびに書き換えなんてことが起きかねません。

補足日時:2013/07/17 17:54
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この回答へのお礼

回答有難う御座いました。

お礼日時:2013/07/17 17:51

2番ですが、問題になるのは89条の



「公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。」

で、町内会は任意団体ですが公的性格も持ち、うちの自治体ですと町内会長は特別職公務員も兼ねるため、これを持ちだして、色々言われています。
信教の自由は確かに20条でした、申し訳ないです。
ただこれに関しては、祭祀への参加などを強制しておらず、公金の支出が問題で、私学への補助金とともに必要なんですから、玉虫色にせず改正は必要かと思います。
はっきりと、公の支配に属しない事業、団体へも必要なら公金を支出できるとしてもらいたいです。

この回答への補足

89条・・・公の支配に属しない慈善、教育・・・・

とありますので、私学は公の支配下にないので止むを得ないのでは、多分税金を払っていないからではないでしょうか。推論で済みません。

どうしても疑問に感じる場合は

自民党 憲法改正推進本部 03-3581-6211(代)

で問い合わせてみて下さい。正確な答えが返ってくると思います。

補足日時:2013/07/17 17:07
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この回答へのお礼

成程良く分かりました。

残念なのは宗教法人に対し税金徴収をしていないですよね。(多分)

だから、逆に公金を出せないのじゃないですか。

法律家ではありませんので何とも言えません。

お礼日時:2013/07/17 17:02

現在の情勢と憲法に、ズレがあったり


憲法によって、何も出来ずに、生命財産が
奪われる状況になる恐れが、あるのであれば
憲法改正をすべきだと思います。

自民党の改正案、9条でも、
日本は武力を持って他国、他国の領土へ
侵攻・侵略する事もある。とか記載されていません。
侵略行為などせずに、日本国民の生命・財産を守るだけでは?


憲法改正後、侵略する行為を正当化する、
武力行為を正当化する、とか
言っている方もいますがなぜ、そのように
決めつけるのか、決めつけられるのか、わかりません。
日本を攻撃するミサイル基地を、日本が攻撃する議論は
その脅威が現実になれば、その時の判断になるだけだと考えます。
その攻撃は、当該国への侵略ではないことの証明は、
難しいことではありますが。

ま、私は憲法改正に賛成ですので
そのようにしか考えられないと、
言われれば、「そうです」と、言うしかありませんが・・・。
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この回答へのお礼

現在の情勢と憲法に、ズレがあったり・・・・何処がずれているのですか?

9条は、戦争放棄で自衛権を持つだけ。・・・賛成なんですね。


憲法改正後、侵略する行為を正・・・・・侵略はしたくないというご意見ですね。

お礼日時:2013/07/17 12:42

何条ではなく『前文』です




この部分の議論なしに、改憲の内容を論戦し合う政治がダメなのだと思います

その中で、自民党の改正草案の全文は、美しい日本語だと思います
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この回答へのお礼

回答有難う御座います。
確かに前文は現在・未来の理想を描く必要がありますね。
私は年寄りですから現在のままで良いと考えています、多分年代によって違うでしょうね。

お礼日時:2013/07/17 12:34

九条改正。



戦争放棄ではなく、他国への侵略はしないでOK
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この回答へのお礼

回答有難う御座います。

所謂、自衛権を確保しようという考えなんですね。

お礼日時:2013/07/17 12:44

自民党案はともかく、九条は改正すべきです。


もはや自衛隊は国内では軍ではないが海外では軍と言う認識と言うこれこそ『ねじれ』を解消し、もはや軍として認識されているのだからそれを条文で明記する事。
但し、名称は『自衛隊』のままの方が隣国に対する印象も『防衛軍』とするよりはソフトでしょう。
そして『国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。』の部分は、専守防衛を基本とし、現在の日本の主権が及ぶ所の防衛が主たる目的の様な内容とすべきです。
また、『国の交戦権は、これを認めない。』の部分は削除。
そうしないと他国が日本の領土を侵略しようとしている事を防衛出来ない。
残す問題点は『集団的自衛権』ですか、これは国連加盟国としての最低限の役割を担う必用がありますから、それに添った内容にすべきでしょう。
九条を改正したから戦争をしても良いのだと言う様な捉え方はナンセンス。
旧社会党(現在の社民党及び民主党の一部)の様な九条改正をどうしても戦争に結びつけたいだけの考え方でしかありません。
戦争をしない為の抑止的改正は必用です。
現行の条文ですと、自分で自分の首を絞めているだけで、外に対して何の抑止にもなっていない。
だから好き放題されてしまう。
自分で自分の国を護れない条文など不要。
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この回答へのお礼

回答有難う御座いました。

自民案では、戦争放棄するが自衛権は持つとされていますがこれでは不満で、相手国にも攻め入る覚悟が必要と言う考えなんですね。

「集団的自衛権」・・・・もう国家間の戦争はないとおもいます。あるのは世界の秩序を乱すテロリスト取締だと思います。こうなると、民兵と民間人の区別が無くなりベトナム戦争時代の様に大量虐殺事件が発生します。これを認めると言う事ですね。

お礼日時:2013/07/17 12:51

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