これ何て呼びますか

大学の講義で最新ヨーロッパ事情を取っているのですが、その中で、通貨が強いとか弱いとかの話が出てきました。ドイツは強いとか言うのですが、よく分かりません。教えてください。

A 回答 (6件)

わかりやすいように円とドルで話をしましょうか。


今大体換算レートは1ドル120円前後だとしますしょう。
我々日本人が仮にアメリカに旅行でもするとしてドルと交換しようとしたとします。
今なら120円で交換できますが、昔は1ドル360円でした。
すなわち360出さないと1ドルと交換してくれなかったわけです。
今は120円で交換してくれますからだいぶ楽ですね。
でも暫く前ですと100円で1ドルと交換できました。
これだとだいぶ得した感じですよね。
でも、日本の国内で考えると円の値打ちなんてそう余り変わっている様に感じません。
すなわち、通貨が強いとか弱いとか言うのは国内事情を考えに入れて、交換レートの高いものを強いと言うのです。
通貨の安定度とか、国内の経済状態とか、いろんな条件が入ってきて、勿論日銀のような組織も介入したりして、通貨の強弱が決まるのです。
戦争に負けたりしたら、それこそ通貨は弱くなりますよね。
賠償金をいっぱい払わないといけませんから。
すなわち、国力そのものと言えるでしょうね、通貨が強いと言うことは。
答えになっていませんか。
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通貨とは簡単にいえば貨幣(お金)そのものですが、VISAカードの商品券もそうとも言えます。


a)国の政治的信用・安定(政治、国政がテロや戦争で統治者が変われば紙幣は紙切れになります。
国政が安定していない国は貨幣も当然信用されていません。
b)国内の統治(税収により国が存在するので)国内でのモノ・サービスあらゆる流通を可能に
していること。経済や通貨価値が安定してること。

そして強い(信用のある)貨幣は違う通貨を使う商圏に対して、優位に通商を行えるメリットが
ある。貨幣の強いところは、為替のレートが有利に働くので商売としては国外事業も拡大できる。
しかし、外国からの人の流入が起こり、国内産業が空洞化するデメリットもある。
貨幣や通貨といわれるものは、信用経済の上で成り立って物々交換をすることを簡易にする
ための道具ともいえるので対外的評価に支配されます。
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回答者:aminouchiさんとおりですが、それに付け加えます.


強い通貨
1.物価、経済がが安定している国--同じものが.価値が変わりにくい.年数を経ても同じくらいの値段で買えること。今日の通貨100の価値がが明日には10000、50になったりすれば、誰も扱わないでしょう.
2.政府、国の信用力の差--通貨の交換がいつでも保証されている.金の保有も信用力になるでしょう. 世界に広く通用することは信用力、政治の安定.約束(条約)の厳守
3.技術力の強い国--資源がなくても世界に技術をリ-ドする国、人材で他国を援助できる国
上3つの条件があるところでしょうか.
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通貨の強さは、他通貨との交換比率で決まるものですが、chasharinさんの質問の通貨の強さは、また違った意味になります。

ヨーロッパの統一通貨であるユーロと各国通貨の交換比率だけをみると、イギリスのポンドが一番強いということになりますが、ドイツマルクが強いといわれるのは、マルク単独でも国際通貨としての条件を満たしているという点です。国際通貨とは、現在では、ドルとユーロといわれますが、その国の経済力や、資本の供給能力、財政、通貨価値の安定度などにおいて優れているため、その国外においても、各国通貨に準ずる機能を果たすことのできる通貨であるというものです。
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物々交換でのたとえ話をします。



いま、chasharinさんが、壺作りの職人で手作りの壺を持っているとします。たくさん作って余っているけれど、気がついてみたら今夜食べる米がないので、出かけていって自分の余っている壺と誰かの米を交換したいと考えました。そして、町の広場にでかけた所、同じように壺を持っている人と米を持っている人が沢山いました。そこで、米を持っている人に声をかけたところ・・

イ)これは良くできた壺だ、と言われて米10kgと交換しようと言われた。
ロ)あまりできの良くない壺だから、米5kgとなら交換しようと言われた。
などと、相手によって欲しがり方が違います。周りを見ていると沢山の米と取り替えてもらえるような壺を持っている人もあるし、貧弱な壺であまり米と交換するのをためらうような壺しか持って居ない人もいます。

さて、通貨の強い・弱いも同じことで、他の国からしてその国の経済がしっかりしていて、その国の製品などを買うために皆が欲しがるようなものが強い通貨です。
逆に、その国の通貨をもらっても使い道がなさそうなので皆が敬遠するようなものが弱い通貨です。

実際には、多くの要因があって為替市場で取引される交換比率が変化するわけですが、基本的には上のイ)のように皆が良いと認める通貨が強い、とされます。
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例えば、1ドル360円(円安)だったとします。

この場合は円(日本)が弱いといい、
1ドル100円(円高)だったとしたら、円(日本)が強い、といいます。
つまり、通過の価値が高い(強い)か、低い(弱い)か、ということです。
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