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「金本位制度、不換制と戦後のIMF固定ルートの下での外国為替の仕組み(通貨システム)の違い」をできるだけ詳しく教えてください。

A 回答 (2件)

>固定相場制度のことですが、・・・もう少し詳しくお願いします



私は以下のように考えます,参考にしてみてください.

固定相場制を旧IMF体制(通称ブレトン・ウッズ体制)で考えてみます,ブレトン・ウッズ体制とはドルと金の交換性を保証するというものでした.

金本位制は金の価値が安定しているのでインフレの危険を回避できますが,通貨の発行量が金の保有量に制限されるので経済の成長を制限してしまうことになります.

そして,両方のいいとこ取りを目指したのがブレトン・ウッズ体制であるといえないでしょうか.

というのも,当時のアメリカの経済力を背景にドル=金と考えればよかったのですから,その制度を利用する国は自国の金の保有量とは無関係に自国の通貨を発行できる(経済の発展を阻害しない)ことになります,一方,ドルを経由して金との交換も保障されている(通貨価値の下落(インフレ)の防止ができる)わけです.

<注>
少し気になるのは,ブレトン・ウッズ体制は自由貿易を発展のために貿易の手段となる為替の自由化と安定化を目指して基軸通貨を作り出す仕組みだということです.つまり,その目的が貿易にありますのでインフレなど金融とは少し切り口が違うのです,ただ金融と貿易,為替などは経済関係の事項という観点から見ると相互に関連していますので無関係ではないと思うのです.

ですので,上記回答はご質問の内容から結びつけるとこうなるのではないか?というレベルですのでご自身でもよく内容を吟味してみて下さい.
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
内容が複雑ですが大分理解することができました。
後は自分なりに少し考えたいと思います。

お礼日時:2002/06/27 00:49

「詳しく」となるとかなりのボリューム(ちょっとした課題レポートぐらい)になるように思いますので多少の絞込みが必要かと思います。



金本位と「固定ルート」(固定相場制度のことです(か?)よね?)は貨幣価値の安定というキーワードでつなぐことができると思います。

ちなみに固定相場制度(であれば)には変動相場制を対比すればよいのではないでしょうか。

まとめますと金本位に類似する固定相場制度、不換制に類似する変動相場制度。金本位と対比される不換制、固定相場制と対比される変動相場制度というようなイメージです(表にしたほうがわかりやすいのですが・・・)

ただまったく同じ制度ではありませんからそれぞれの違いの対比をしてゆけばよいと思うのですが。

そのようなアプローチでよろしいですか?

この回答への補足

固定相場制度のことですが、まだよく理解できていないのでもう少し詳しくお願いします。

補足日時:2002/06/26 23:11
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