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現在、VCCI、CISPR、電安法などEMI関係でレポートを作成します。
VCCI・電安法ともにCISPR 22が根拠になっていることまで分かったのですが、規制値の根拠がわかりません。いろいろネット上で説明しているサイトはあるのですが、「なぜ」そのように決まったのか、根拠は何か、理由を記載しているサイトを見つけられません。

たとえば、VCCI CLASS Bの電源ポート伝導妨害波では、500kHz~5MHzの間で、妨害波の平均値が46dBμVを越えてはいけないことまではわかるのですが、「なぜ」500kHzからなのでしょうか?「なぜ」、5MHzまでなのでしょうか?「なぜ」平均値なのでしょうか?「なぜ」46dBμVなのでしょうか?遵守しない場合、どのような悪影響があるのでしょうか?

何らかの理由があると思うのですが…
ご存知のかた、教えてもらえればと思います。

A 回答 (1件)

大抵、そこの周波数に何か重要なサービスが存在するのです。


著しく厳しい周波数領域があったりしますが、そこには人命に関わるような特に重要なサービスがあるのです。船舶用VHF通信帯域など。

例えば、500kHz~5MHzは長距離通信(特に船舶通信)で使われています。500kHzは特に、国際的な遭難通信周波数です。GMDSSの義務化以来、重要性は低下しましたが。
基準値は、そこに影響を与えないそれぞれの根拠があって決められていることが多いです。典型的な環境を想定して、通信が成立する支障にならない程度。

平均値なのは、測定の都合と現実的な話と両方があると思います。
測定の都合は、昔は単発的な干渉を全て測定するのは難しかったと考えられます。
また単発的な干渉であれば、大抵のアプリで業務が遂行不能になるほどの影響は出ません。
オペレータ同士の通信なら再送すればよいし、デジタル通信なら誤り訂正も出来ます。
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