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湿布などは貼ってからどのようにして治っていくのでしょうか?

自由研究で調べているのでできれば詳しくお願いしますmm

A 回答 (1件)

医薬品は、目的に応じて剤形 & 投与経路が決められて居ます。


・注射剤
・内服薬(=飲み薬)
・坐剤(浣腸等)
・外用剤
等が在ります。

質問は、上記の中の「外用剤」についてと成ります。
湿布や軟膏 等は、「皮膚から」薬剤を吸収します。
普通は、皮膚は細菌やウィルス、各種黴菌(ばいきん)から守るため、バリアの役目を果たして居ます。そのバリアとしての皮膚から浸透させるために、皮膚浸透は、単純拡散(難しくゆうと=受動輸送)により「濃度が高い方から低い方へ透過する下り坂輸送」が行われます。
皮膚は、真皮上部に血管、リンパ管が走っているので、皮膚を透過して来た薬物、薬剤はここで全身循環に移行します。経口飲み薬と違って、皮膚から吸収された場合、胃腸管、肝臓で薬としての薬効が弱められにくく成ります。
詳しく書きますと、皮膚での薬物は、角質層を通過する「経皮膚吸収(細胞内ルート、細胞間ルート)」、及び毛穴・汗腺等を通過する「経付属器官吸収」を受けます。汗腺や毛穴等の付属器官では、角質層実質に比べ薬物が著しく透過し易いですが、有効面積が少ないため、吸収の寄与率は低いですね。

脂溶性(油に溶け易い)薬物は、経皮膚吸収(細胞間ルート)により、角質細胞の細胞間隙の脂質部(親油性領域)を通って吸収され、
水溶性(水に溶け易い)薬物は、経皮膚吸収(細胞内ルート)の角質細胞の実質と細胞間隙の親水性領域、細胞間隙脂質二重層の水に富んだ部分(親水性領域) 、或いは経付属器官ルート(親水性領域)を経て吸収されます。→【此の辺はちょっと難しいから省略しても好いですよ。】

全身に効く様に作られた外用薬は、狭心症、更年期障害、気管支喘息、癌性疼痛等の治療、禁煙補助を目的とする物等が在ります。局所(=身体の一部)に効く様に作られた物に消炎・鎮痛、湿疹・皮膚炎の治療を目的とする物が在ります。
「湿布や軟膏の効き方について。」の回答画像1
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