重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

電子書籍の厳選無料作品が豊富!

a、b、cの3人でじゃんけんをします。
一回じゃんけんに負けたら、その時点でその人は退場です。
最後の一人になるまでじゃんけんを繰り返し、残った人が勝者とします。
あいこの場合もじゃんけんを一回行ったものと見なします。

2回目のじゃんけんで勝者が決まる確率を求めたいのですが、いまいちわからない点があります。

勝者の決め方は2パターンあります。
(1)1試合目で3人が残って次の試合で1人が勝つ場合。
(2)1試合目で2人が残って次の試合で1人が勝つ場合。

まず(1)について考えます。
1回のじゃんけんで3人が残る確率は、9/27=1/3
1回のじゃんけんで勝者が決まる確率も上と同じです。
これらを掛け合わせて求まります。

次は(2)です。
初戦で2人が勝つ確率は、9/27=1/3
2試合目で2人が違う手を出す確率は、6/9=2/3
これらを掛け合わせて求まります。

最後に、(1)と(2)は背反なので足して答えがでます。1/3です。

私は確率を求めるときは、全事象(分母)はいくつか、求める事象(分子)はいくつか?ということを気にしてしまうのですが、どうもこの問題はいまいち理解できません。
以下が質問です。

私の考え方でいくとまず(1)で9/27×9/27という式から、全事象は27×27だなということを考えるのですが、これはおかしいのではないでしょうか?
この27×27通りには、初戦で試合が終わったのにも関わらず次の試合を行っている場合の数も含まれていますよね?
確率の分母って全部同様に起こりうる事象で構成されていると思うんですが、ゲームのルール上あり得ないことも含まれていることになりおかしいのではと思いました。
このことについて説明がほしいです。

次に、最後に(1)と(2)を足していますが、なぜ足せるのでしょうか?
27×27と27×9じゃ分母が違いますよね?
(1)と(2)で分けて答えを出すべきだと思うんですが・・・。
足すということは通分して分母を揃えるということなので、27×9に3をかけるということです。
でもいきなり全事象の数(分母)が増えるってことはありえませんよね?
すでに27×9の時点で全事象は出ているのにどう増えるというのでしょう。
このことについての説明もほしいです。

以上が質問です。
長文で申し訳ありません・・・。
よろしくお願いします_(._.)_

A 回答 (3件)

仮に、3人(a,b,c)が事前に最初に出す手と二回目に出す手を紙に書いておいたとしましょう。


そうするとその組み合わせは27×27=729通りになります。

ただし、その中には1回目で1人が勝ち残って勝負がついてしまう組み合わせが、
9×27=243通りが含まれています。
この243通りは、2回目の組み合わせが何であっても条件には当てはまりません。
残りのうち243通りは1回目があいこで3人とも2回目に進み、残りの243通りは1人が負けて2人が2回目に進みます。
1回目があいこの243通りのうち、2回目で一人が勝つのは81通りです。
1回目で一人が負ける243通りのうち、2回目で1人が勝つのが162通りです。
この場合も、1回目で負けていた人が何の手を出すつもりであっても結果には関係ありません。
これらを足して、2回目で一人が勝ち残るのは243通りなので、
2回のじゃんけんで1人がかち子乗るのは、243/729=1/3
になります。

ということで、全事象から計算しても結果は同じになります。

言い換えると、1回目で一人が勝ってしまうという1/3には、2回目に3人が何を出すつもりであったかという27通りを全て含んでいます。
しいていえば、1回目で一人が勝って、2回目で一人に決まるのは、
9/27×0/27=0
です。
これに1回目であいこで2回目に1人が勝つ
9/27×9/27=1/9
と、1回目で2人が勝って2回目に1人が勝つ
9/27×6/9=6/27=2/9
を足して、1/3です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

具体的で納得できました。
ありがとうございました!

お礼日時:2013/09/24 08:34

>全員が同じ手・・・3通り


>全員が違う手・・・3!通り

了解です
    • good
    • 0

>確率の分母って全部同様に起こりうる事象で構成されている



この言い方は少し不正確だが

質問を

あたかも「全事象27×27」のようにして
確率が計算できるのはなぜか?

と捉えて答えてみる


2回目までだけに限定し
ストーリーに忠実に設定すると

「1回目で勝負がつく」という事象には9個の要素があり
それぞれ確率1/27を持つ

「1回目で勝負がつかない」という事象には18*27個の要素があり
それぞれ確率(1/27)(1/27)を持つ

ここで
全事象は9+(18*27)個の要素から成るが
全て等確率というわけではない

だから
この設定で
単に要素の個数を分母・分子に置く
計算法は直接使えないことに
気付いておこう

そこで
1回目で勝負がついた場合でも
2回目の勝負をする
という仮想的な状況を考え(「全事象27×27」)
問題が生じるかどうかを検討する

この場合
「1回目で勝負がつく」という事象には9*27個の要素があり
それぞれ確率(1/27)(1/27)を持つ



これらの要素を1回目の結果だけによって
分類すれば9個の事象になり
それぞれ確率1/27を持つ

これら9個の事象を9個の要素と見なせば
最初と全く同じ設定となる

だからこの仮想的な方法により
全事象の要素の個数27*27を分母においても
計算結果は同じである
(樹形図の枝を適当に切って
みれば直観的にも明らか)

だが
このような一致はさておき
とりあえず
質問中にある独立性に基づく
計算は(方針上は)正しいわけで

全事象の個数などに
とらわれる必要は
あまりない



>27×27と27×9じゃ分母が違いますよね?
>(1)と(2)で分けて答えを出すべきだと思うんですが・・・。

はじめのポイントで述べたように
事象の最小単位となる要素を「自然に」
定めたとしても

全ての要素が等確率になるとは限らない

よって
事象Aの確率=Aの要素の数/全事象の要素の数
は通用しないこともある



最後に

>1回のじゃんけんで3人が残る確率は、9/27=1/3

これは違うのでは
    • good
    • 0
この回答へのお礼

じっくりと読ませていただきました。
なんというか木を見て森を見ていなかったというような思いです。
一つの事に囚われすぎず柔軟に考えていこうと思います。
ためになる解説でした。
ありがとうございました!

最後の文章ですが、3人が残っているという状況を考えると、3人が残るには3人があいこになればよいので、そのパターンは
全員が同じ手・・・3通り
全員が違う手・・・3!通り
これらを足して9通りがあると判り、確率は9/27

という計算で考えました。

お礼日時:2013/09/23 11:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!