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ネット上ではトルエンはガソリンと比べ危険性が非常に高いという記事(今回の靖国神社放火未遂に関連して)がありますが本当はどうなのでしょうか?

酷いものになると、2Lあれば靖国全体が吹き飛ぶというものもありますが、ホームセンターで入手可能なものですし、これは明らかに間違いですよね。

A 回答 (2件)

>トルエンはガソリンと比べ危険性が非常に高いという記事


それ具体的にどこの記事か教えていただけませんか?見てみたいです。
正直これではどんな危険性(引火性?吸引毒性?)を基準にいっているのか意味がわかりません。
引火性に関しては両方とも危険物第四類第一石油類(1気圧での引火点が21℃未満)と同じ分類なので、特別トルエンがガソリンに加えて危険とはいえないと思うんですが。
むしろ、引火点はトルエンのほうが高いので、ガソリンより火がつきにくいとすらいえますし。
(ガソリンの引火点は-40℃以下。トルエンの引火点は4℃。)

>酷いものになると、2Lあれば靖国全体が吹き飛ぶというものもありますが、
これですか?
http://www.news-us.jp/article/375643437.html
これは正直無茶苦茶。
たしかにトルエンはTNT(トリニトロトルエン、有名な爆薬のひとつ)の原料ですけど、
じゃあ原料のトルエンが爆発するかといったら、それはまた別の話。
(大げさに言いすぎ。「鉄鉱石から刀が作れるから、鉄鉱石は刀並みに切れ味があって危険」くらいの暴論に感じてしまう。鉄鉱石なんて加工しなけりゃただの石ですよ。)

十分な混合気(トルエン蒸気と空気または酸素を混合した気体)を作れば爆発(正確には爆燃)するでしょうけど、
そんなことをいうならガソリンだって同じことです。
(むしろ引火点が低いガソリンのほうが混合気を作るのは簡単だと思う。)

自分は「なんで入手が手軽で身分証明も要らないガソリンにしなかったんだろう?」と思っちゃうくらいなんですが。
(勝手な予測ですけど、ガソリンを購入しようとスタンドにいったけど、専用の金属容器じゃないと売ってくれなかったから、とか。)
いかがでしょうか。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
また、返信が遅れてすみません。
>それ具体的にどこの記事か教えていただけませんか?見てみたいです。
おそらくツイッターや2chなどがソースになっている記事です。
また、ヤフーニュースのコメント欄にも同様の記事があり、
「そう思う」に多くの人が投票していました。
その記事のTNTとの間違いは論外にしても、多くの人がトルエンの方が圧倒的に危険だと思い込んでおり、本当?と思い質問させて頂きました。

お礼日時:2013/10/20 19:08

ガソリンの方が危険性が高いです。



この手のものの「危険」というのは、ふつうは、爆発範囲を指します。空気中に揮発したとき、どのくらい低い濃度で爆発するか、その濃度の揮発の濃度に達するのに必要な温度はどのくらいか、です。
どちらも、ガソリンの方が低いです。

トルエンは、ベンゼンよりも沸点が低く、あまり爆発の危険性はありません。

ただし、どこかにぶっかけて火をつける話だと、これが逆転します。
ガソリンはすぐに揮発するので、他に燃えるものがあっって、そこに延焼しない限り、すぐに燃え尽きますから、少量で、爆発しない状況だと、延焼範囲は狭いですが、トルエンはどちらかというと揮発しにくいものなので、燃え続けます。
仮に、木の建物に火をつけようという目的だと、ガソリンよりもはるかに適しています。

バーベキューのときに、ガソリンや石油から炭に火をつけるためには、着火用の機械を使わないと難しいでしょ。だから、一旦、ロウのような点火用の燃料に火をつけて、炭に火を移します。トルエンは、このガソリンとロウの両方を兼ねられるものです。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
また、返信が遅れてすみません。
単純に危険と言っても色々な見方があるのですね。

お礼日時:2013/10/20 19:10

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