尿管結石による水腎症について

会社の健康診断で、水腎症の疑い在りとの診断で、MRIを撮ったところ、片方が尿管結石(2cm以上で尿管の中央)から水腎症になっていて、もう片方にも結石らしき影が在るとのことでした。
その病院には設備が無い為、別病院を紹介され、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を5回実施してもらいましたが効果は在りません。
先生からは開腹手術(先生推薦の様)か経尿道的尿管結石破砕術(TUL)かほっとくかの3択とのことで、1回のTULでも結石除去は難しいとのことです。
痛み等の症状は全く有りません。
ただ開腹手術となると回復にも時間が掛かりそうで体への負担を懸念しています。
先生からは「次回迄に決めて来て」と言われてます。
痛みが無いからと言ってほっとくという選択って本当に有るのでしょうか？
ほっとく事で水腎症やもう片方の腎臓はどうなるのでしょう？
また、この3択しか方法は無いのでしょうか？
2nd Opinionした方が良いのであれば、現在の病院に対してはどうすれば良いのでしょうか？

No.1 回答者： rokutaro36 回答日時： 2013/10/20 13:31

（Ｑ）痛みが無いからと言ってほっとくという選択って本当に有るのでしょうか？

（Ａ）放置するというと、ちょっと語弊があります。
正しくは、「経過観察」です。

腎臓は２つあります。
なので、ひとつが機能不全になっても、
もう一つが正常であれば、問題ありません。

ですが、突然、問題を起こす可能性もあるので、
経過観察をするのです。
決して、「放置」するわけではありません。

（Ｑ）ほっとく事で水腎症やもう片方の腎臓はどうなるのでしょう？
（Ａ）水腎症の腎臓は、最終的には機能不全（腎不全）となります。
もう片方は、まったくの別問題です。

（Ｑ）2nd Opinionした方が良いのであれば、現在の病院に対してはどうすれば良いのでしょうか？
（Ａ）選択肢は、基本的には、その通りだと思いますが、
セカンドオピニオンを受けたいのならば、
医師にそのように伝えれば良いでしょう。

セカンドオピニオンについては、誤解している人が
多いので、「セカンドオピニオン」で検索して、
正しい知識を得てください。
たとえば……
http://www.2-opinion.net/html/2ndop.htm

この回答への補足

rokutaro36さん、回答ありがとうございます。
“水腎症の腎臓は、最終的には機能不全（腎不全）となります。もう片方は、まったくの別問題です。”
とのことですが、片方が腎不全なればもう片方に負荷が掛ることになったりしないのでしょうか？
腎不全によって引き起こされる症状ってどうなんでしょうか？
その後、腎不全による症状が出れば腎摘出って事になるんでしょうか？
現在投薬は受けてません。薬による改善は見込めないのでしょうか？

補足日時：2013/10/20 21:16

No.2 回答者： rokutaro36 回答日時： 2013/10/20 23:04

（Ｑ）片方が腎不全なればもう片方に負荷が掛ることになったりしないのでしょうか？

（Ａ）腎臓は、片方に負荷がかかると、
その片方の腎臓の機能が向上します。
だから、片方の腎臓でも大丈夫なのです。

（Ｑ）腎不全によって引き起こされる症状ってどうなんでしょうか？
（Ａ）片側の腎臓の機能不全ならば、
痛みなどの症状が出る場合があります。
両方の腎臓の機能が不全になれば、
人工透析をしなければ、死亡します。

（Ｑ）その後、腎不全による症状が出れば腎摘出って事になるんでしょうか？
（Ａ）片側の腎臓が機能不全となり、
症状が出て来れば、当然、摘出となります。

（Ｑ）現在投薬は受けてません。薬による改善は見込めないのでしょうか？
（Ａ）残念ながら、腎機能そのものを改善させる薬はありません。

No.3 回答者： choco_jiji 回答日時： 2013/10/21 11:58

放っておくというか症状が出るまで経過観察しておく、

ということになると思います。
もう一切の治療をしないというわけではないです。
残された腎臓が頑張ってくれます。極度の負担がかかるわけではなく、
そもそも片腎摘出しても十分生きていけます。

１）経過観察の場合、正常な腎臓が機能します。
ただし反対側にも同様に結石ができたり、何か腫瘍などできてしまって機能低下（停止）してしまったら予備能力が無いのでずっと透析生活することになってしまう可能性があります。

２）TULを行った場合、うまくいけば改善します。
ただし1度では上手く行かず、何度か行う可能性もありますし（費用がかかる）、効果が得られない可能性もあります。（１と同じ結果になる）

３）開腹による結石除去の場合、手術による負担の可能性、合併症の可能性、などがありあます。また、どの程度の開腹が望めるものなのかは知りませんので。

セカンドオピニオンを受ける場合は担当医にその旨を伝えて、診療情報（検査データなど）
をもらって受けることになります。その結果を今の病院へ持ち帰って今後の治療方針を検討します。変わらないこともありますし、現在の病院では行えない治療であれば紹介となることもあるでしょう。