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なんで義援金が直接配られないのか。

2013/7/31日、「復興予算 1.2兆円使われず」というニュースが出ました。 政府が使い切れない「残り」は、何故被災者にキャッシュで配られないのでしょうか。ある被災者が、TVで、「首をくくるつもりで借金をしないと立ち行かない」とおっしゃっていました。 世界中の募金した皆さんも、「被災者に直接届けたい」と思っているのではないでしょうか。 また、これまで直接支払われた義援金の実際はいかがでしょうか。

※復興予算 1.2兆円使われず  昨年度の東日本大震災の復興予算のうち実際に使われたのは全体の64%にとどまり、およそ1兆2000億円が使いみちがない「不用額」となったことが分かり、復興事業が円滑に進んでいない実態が改めて浮き彫りになりました。 昨年度の国の決算によりますと、「一般会計と特別会計」で震災からの復興事業に充てられた9兆7402億円のうち、実際に執行されたのは6兆3131億円で全体の「64.8%」にとどまりました。 執行されなかった3兆円余りのうち、およそ2兆2000億円は今年度の繰り越しとなりましたが、1兆2240億円については、新たな町づくりや除染の実施計画の策定などで地元との調整に「時間がかかったことなどから事業のめどが立たず」使いみちのない「不用額」となりました。 内訳は▽漁港や道路などの復旧事業がおよそ6300億円、▽除染などにかかる事業がおよそ1500億円、▽住宅再建の支援事業が1400億円などとなっていて、復興事業が円滑に進んでいない実態が改めて浮き彫りになりました。政府は、昨年度の「不用額」を今後、特別会計に繰り入れ、復興事業の財源に充てることにしていますが、事業の停滞は被災地の再建の遅れにつながるだけに、復興予算の執行を着実に進める体制の整備が急がれます。

A 回答 (3件)

>「復興予算の余りを義援金とし、直接被災者に配るべきだ」と思いますが、それを実施するにはどうするか。



そのような法令(個別法・政省令)を制定しなければなりません。
復興予算の原資は租税であり、その使途は全て法令に従います。
復興事業は国有インフラ財産の直接整備事業、自治体インフラ整備への補助事業、被災者への支援事業などがありますが、全て個別の法令の範囲で実施されています。

なので、それらに追加して復興事業の遅れにより生じる被災者の各種損失への個別支援として現金給付または債務保証を行う、といった内容を実施するためのルールと基準の設定が必要です。
これらの設定上で必要なのが、公平性の担保方法、費用対効果の事前検討、執行手段(実施機関)の確保などということになります。

とくに公平性と効果という点が最も難しい部分です。
本当に困っている人に対して無駄なく配分する、と言葉で言えば簡単ですが、これを誰が読んでも公平だと評価できるルールとして明文化するのは実に至難であり、実は既存制度の拡充など個別分野ですでに行われているような被災者への直接給付事業ですらなかなか思うように進まないのはこのためです。

また、以上の制度設計と予算計画の準備には相応の時間、おそらく議会手続きを考慮すれば半年は必要でしょう。
復興事業予算の余剰を使うのではなく、復興事業の遅れを見越して最初から予算化しておく必要もあります。(あまってから予算振替の手続きを行うのは時間の無駄です)
それに、個別の情況に即して必要額を公平に給付するからには、やはり相応の調査・審査手続きが必要となり、つまりこれにも時間がかかってしまいます。

つまり、質問者が望むような直接給付事業にしても、被災者実態のベストマッチを無駄なく実施しようとすればするほど、既存の復興事業と同じようなジレンマに陥る可能性があるわけです。
復興事業はまだまだこれからですから、政府には毎年制度を見直すくらいの意気込みでやってほしいものです。
選挙前だけ復興プランを宣伝する、みたいな従来方式じゃなくて行政評価の手法をもっと大衆向けにアレンジした方法が必要だと思います。
(かの「事業仕分」を歳出削減目的でなく行うというのも有るやも)
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この回答へのお礼

>そのような法令(個別法・政省令)を制定しなければなりません。
>被災者実態のベストマッチを無駄なく実施しようとすればするほど、既存の復興事業と同じようなジレンマに陥る可能性がある

結局、議員なりに訴えて、法を制定する、ということですね。 とにかくなんとかしなければ。
詳細なお答え、ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/18 15:03

復興予算として世界中から集まった支援金、援助金はいまある予算より数十倍以上集まったはずですがほとんど日本全国に分散され流用され全国津々浦々の役所の判断でまた更に分散され一体何に使われたのか誰かの袖の下をくぐり抜け溶かされ国民は知らされていません。

肝心の現地復興の為の 予算も具体案もはっきりせず事故収束の為の 様々な費用が優先され被災者へは一時金として多額を受け取ったり関係ない人間がどさくさに紛れ込みふんだくったり作業員の募集も暴力団まかせが実情で役人はいいなりで本来使われるべき所、被災者へは 後回しが実情です。集金するときは声を振り絞り必死に当然の如く集めますが 善意の世界中からの日本中からのお金が現地復興や被災者の為にどう使われたのか使われているのか全く見えてきません。マスコミも発表してこないです。 もう何があっても自己責任扱いですから金は出しません。私は!そういう人びとが 当然増加するでしょう。先が見えない今の時代だから無関心時代の始まりが始まるでしょう。 一度も現地に足を運ばない政治屋達は、はっきり復興は止めだと言い放つぐらいだから !
私が聞きたいくらいです。格好よく集金した吉本何んとか興業やソフト何とか電話屋、愛は世界を救うなんてイベント等様々な団体が集めまくりましたがどのように使われか等は発表している声を聞いたことない現実を!

この回答への補足

義援金は、日本赤十字社(ユニセフは、アグネスチャンとかとグルになっているので駄目ですね)
とかから各自治体に振り分けられ、配られているらしいですが、
やっぱり結局途中で誰かにボラれているのでしょうか。
たとえば、新築を流され借金だけ残っている人とかに沢山あげるべきですね。
あげないなら、自殺しろと言うのと同じ。

>もう何があっても自己責任扱いですから金は出しません。私は!

そうですね。

>格好よく集金した吉本何んとか興業やソフト何とか電話屋、愛は世界を救うなんてイベント等

許せませんね。

>一度も現地に足を運ばない政治屋達は、はっきり復興は止めだと言い放つぐらいだから !

誰がですか?そんな本音をw 彼らが言うのですか。

>復興予算として世界中から集まった支援金、援助金

これは、ANo.1 の方がおっしゃるとおり、義援金は復興予算とは関係ないみたいです。

補足日時:2013/11/18 15:15
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貴方が紹介した報道は「復興予算」です。


質問の主旨は「義援金」です。
復興予算は被災地のための事業に使うもので、
直接配るものではありません。

多分今頃は違いに気づいているとは思いますが。

この回答への補足

ありがとうございます。

「復興予算の余りを義援金とし、直接被災者に配るべきだ」と思いますが、それを実施するにはどうするか。

方法を教えてください。

補足日時:2013/11/06 03:24
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この回答へのお礼

明解なお答え、ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/18 15:02

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