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汚職事件、大型脱税、経済事件は地検が特別捜査部を設置して捜査するらしいですが、なぜ検察なのでしょうか?警察が特別捜査部を設置して捜査しても良いと思うのですが?

A 回答 (4件)

検察と警察の違いに基づくものです。



1,まず検察は、警察よりも政治的圧力から
 自由である、という特徴があります。

 例えば、警察だと知事あたりが、捜査に
 圧力を掛ける、ということが可能です。
 しかし、検察に圧力を掛けるのは警察よりも
 難しいとされています。

 例えば、具体的事件において
 法務大臣が検察を指揮するときは、
 検事総長のみを指揮できる、ということに
 なっています。
 これを指揮権発動といいます。
 実際に発動された事件として、佐藤栄作の
 造船疑獄事件があります。

2,次に、検察官は司法試験を合格した法律の
 専門家ですから、警察よりも法律に詳しい
 という特徴があります。
 だから、法的に複雑な事件については、始めから
 検察が捜査した方が効率的な場合もあります。


”汚職事件、大型脱税、経済事件は地検が特別捜査部を設置して捜査するらしいですが”
   ↑
大物の汚職事件はまさに政治圧力から比較的自由な
検察が捜査する方が適切だからです。
大型の脱税、経済事件は、法律の専門家としての
検察の方が適切だと考えられるからです。


”警察が特別捜査部を設置して捜査しても良いと思うのですが?”
    ↑
以上は建前です。
政治的圧力から自由である、というのはその通りですが、
法律のプロだから、というのは建前ですね。
警察にも法律の専門家はおりますし、
尋問とか捜査については、警察の方が優れている
と言われています。
特に、自白させるテクニックは、検察官は下手だそう
です。
これについて、検察官に聞いたことがあるのですが、
検察官は紳士だから、という応えが返ってきました。


 
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/20 18:52

摘記のような例は、警察が本職(?)ではないからです。


警察は、殺人事件の捜査や未解決な刑事事件の事実関係を明らかにすることや、犯罪の予防が主な仕事です。
一方、検察官は、摘記のような例では事実関係とその法律の適用することを専門としています。
警察は現場で、検察は法律で、というようになってます。
メリット、デメリットの問題ではないです。
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この回答へのお礼

警察と検察は、専門分野が違うんですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/12/20 18:51

最終的には、検察が捜査して起訴するからですよ。


警察は起訴しません。
警察の刑事課は逮捕までです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>最終的には、検察が捜査して起訴するから

・警察が捜査し検察が起訴する
・検察が捜査し起訴する
逮捕しても、証拠不十分なら検察官が独自で捜査する、とWikipediaにありましたが、
警察に特捜部を設置した場合、その名の通り“特捜部”ですから警察も証拠不十分にならないように捜査すると思うんです。
さらに、これまでの刑事事件を見ても警察と検察で役割が分担されていることに対して、そこまで不便に感じません。
したがって、先ほど言った2つの違いはそこまで大きくないのでは?

お礼日時:2013/12/19 12:23

基本、警察は、知事の指揮下にあるから。


間違えていたら、首が飛ぶ。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>基本、警察は、知事の指揮下にあるから。
>間違えていたら、首が飛ぶ。

法律には詳しくないので具体的にはわかりませんが、検察庁と法務省は比較的強い結びつきがあるのではないでしょうか?
Wikipedia:指揮権 (法務大臣)
警察同様、検察官も首が飛ぶのでは?

お礼日時:2013/12/19 11:50

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