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「~~ですが。」という書き方を時々見かけます。

(僕の記憶違いかもしれませんが)僕は、この書き方を学校や塾などで習った記憶がありません。

この書き方は、学校で教えているのでしょうか?

個人的な偏見だと思いますが、「~~ですが。」という文に、違和感というか、筋の通らない自己主張のような印象を受けます。

これは特に、どういう時に使うように教えている書き方でしょうか?

A 回答 (5件)

不完全な文章になるので、教えてはいないと思います。


意味合いは以下のようになります。

文末に「が」「けど」を使う機能性。

1.自分の意見・情報、または相手と違う意見をやわらげ表現する。
2.その後の判断を相手に任せ、話者の交代を促す。
3.先行の分で話し手自身が言ったことを補正する。
4.話し手の謙虚さを示す。
5.不確かな情報を表現・確認する。
6.許可を求める。

文末に「が」「けど」を使う時の気持ち。

1.利き手に対する話し手の遠慮。
2.話し手の発音により利き手が誤った判断をしないようにという気持ち。
3.言葉には表れていない話し手の隠れた気持ち。
4.自分の発音に対して自信のない気持ち。
5.質問に対する答えとしてこれでいいのかという気持ち。
6.相手に同意してもらいたいという気持ち。

これらは、こちらの論文に書かれていました。

現代語における文末表現の分析 : 「ケド」で終わる文を中心に
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004683752
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この回答へのお礼

リンクの論文は過去に読ませていただきました。

こちらの論文は「ケド。」について書かれていると理解したうえで、「~~が。」の文とは感情に違いがあるのではないかと思っての質問です。

「~~ですけど。」と「~~ですが。」とは、印象が極端に違います。

「明日電話しようと思ったのですけど。」と、「明日電話しようと思ったんですが。」と、同じ印象ですか?

教えてはいないと思うとのご回答で、自分の記憶が間違いでないのかと少しホっといたしました。

ご回答ありがとうございます。ciniiは僕の論文も載っていますし、よく使うので参考になりました。

お礼日時:2014/04/08 23:06

回答No.1です。


お礼を読みました。

>「明日電話しようと思ったのですけど。」と、「明日電話しようと思ったんですが。」と、同じ印象ですか?

「が」は文語体にふさわしく、
「けど」は口語体にふさわしいと思います。

実際に人から「思ったんですが」と言われれば、
「です」は丁寧なのに「が」が横柄なので、
教養のない人だと心の中で判断すると思います。

そして口語なら、「けれども」の方が丁寧だと感じます。
「けど」だと幼い印象です。
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この回答へのお礼

文語体と口語体との違いですね。なるほど、納得です。

僕は、仕事で時折採用面接をします。応募者とのメールのやりとりで、時々、「電話をしようと思ったんですが。」という書き方の文章を目にして、少々違和感を感じておりました。
僕よりも日本語に精通している同僚らに見せても、回答は、「不採用」で統一しています。

他の回答者様から言葉狩りに似た、というご回答をいただき、僕も自分の偏見であったと改めなければ…とも思えました。
しかし、採用後の人事を考慮すれば、統一して不採用となるポイントになってしまうだろうとも思いました。

このような稚拙な質問に対して、貴重な時間を割いて2度のご回答をいただき、ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/09 08:46

 既に質問者様御自身が質問内で同じ使い方もされていますね。

しかも2ヵ所に渡って。
一つは第二パラグラフ。そしてもう一つは第四パラグラフのそれぞれの冒頭部分です。
 「~ですが」として文を中断させているのは、
(1)結論部分を意図的に暈かすことで、暗黙の内に同意を求める
(2)結論部分が確定的ではないことを示す
との二つの使い方があるかと存じます(この「~であるかと」も似た使い方といえます)。
 文章の書き方ですから、学校で「言葉はこう使え」などとは断定的に教えもしません。もしそれをやってしまいますと、言葉そのものを牢獄に繋ぐことと同じになりますから、その様な教え方をしないことも理解できるはずです。
 言葉を文章の流れの中で使うには、その言葉の中味に定義を与えていく作業を経ねばならない。こうした作業が大切であることを「読解」を通じて扱っています。
 実際に逆接接続詞を使わずとも、実際に逆接を展開することは可能であり、そうした表現方法を殊に好んで使う文章の書き手を代表するのは小林秀雄であるともいえます。

 質問者様の筆致からニュアンスを想像させていただきますと、どうも御自身の論理とは異なる論理を余り認めたがらない様にお見受けも致しますが、それでは「日本語論」を御専門とされるには些か論理的冷静さを欠くようにも感じられます。もしお気を損ねたならば削除を要請してください。
 学校で教えているかどうかだけが判断基準ではないのではあるまいか。まして学校や学校を通じての「言葉狩り」にも似た行為が横行するならば、それは言葉から思考の翼を奪い取ることと同じとはいえないでしょうか。
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この回答へのお礼

わかりやすいご回答ありがとうございます。

>既に質問者様御自身が質問内で同じ使い方もされていますね。

「~~ですが、」と「~~ですが。」は、同じ使い方なのですね。

>もしそれをやってしまいますと、言葉そのものを牢獄に繋ぐことと同じになりますから、その様な教え方をしないことも理解できるはずです。

「言葉そのものを牢獄に繋ぐことと同じ」なるほど、と思いました。

>それでは「日本語論」を御専門とされるには些か論理的冷静さを欠くようにも感じられます。

「日本語論」を専門とされるには?? ciniiのことでしょうか??
ciniiは、ご存じのとおり、科学、医学、音響学、建築学など様々なジャンルの論文が掲載されているサイトです。
中には、ぷよぷよ・テトリスといったゲームについての論文や、干物を製造する際の脱水の仕方についてといった論文もあります。
ご回答者様が色々と読まれてみればご理解いただけると思いますが、日本語で書かれた論文全てが日本語に精通し、論理的に冷静であるかと言えばそうでもない、という印象を受けるものもあると思いますよ。
偏見の塊のような論文もありますしね…。

>学校で教えているかどうかだけが判断基準ではないのではあるまいか。

仰るとおりですね。学校を判断基準するのが目的ではなかったのですが、そのようにお感じになられたのでしたらお詫びいたします。不愉快にさせてしまったようですみませんでした。

僕としては「この使い方って習ったっけ?」といった軽い疑問で質問しました。
もしも感情的な表現方法として習ったというご回答をいただけば、あぁ、僕が忘れちゃっていたんだ…頭が固くなるとどうもイカンなぁ…と思えるなといった感覚です。

「これって習ったっけ?」「習ってないよ。」「そうか、では自分にとって新しいものとして覚えておこう!」
ヒトの記憶や学習とはそういうものと思っております。
僕の印象が言葉狩りであるならば、僕は改めようという気持ちにもなります。

「言葉から思考の翼を奪い取る」ことにならぬよう、今後は気をつけたいと思う良いきっかけとなりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/09 08:23

別に、学校や塾で教わったから使っているわけではありませんが。

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この回答へのお礼

お気に入り12件、お気に入りの使い方が理解できました。

誤回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/08 22:59

宴会で 挨拶をおおせつかった場合、 ”先輩方をさしおいて、僭越ですがご挨拶申し上げます。


”性急ですが、来月の出張で泊まる、ホテルの予約をしておきました。”
”少し強引ですが、例の物件を押さえておきました。”
などと結構使うのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答のように「~~ですが、○○です。」といった書き方ではなく、「~~と考えただけなのですが。」といった書き方について質問をさせていただきました。

ご回答の文を例にすれば、

”少し強引ですが、例の物件を押さえておきました。”ではなく、「例の物件を押さえておきました。少し強引ですが。」のような言い回しです。

「私的には常識ですが。」(あなたのとっては違うんでしょうね。)といったように、あきらかに(かっこ)の部分に相手への反発や逆説が入る書き方についての質問です。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/08 22:57

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