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今年の3月に(母方の)祖母がなくなりました。
祖母は実家からすぐ近くに一人暮らしをしていたので私が結婚してからもしょっちゅう遊びに行っていました。
1年前に主人の転勤で1時間離れた所に引越ししましたが、今年の4月に又転勤で実家の近くになったときに、母が「祖母が呼んでくれたんだね。祖母の家に住んでいいよ。」
と、言ってくれ、今は祖母の家に住んでいます。

仏壇は現在祖母の家(=私の家)にあります。
49日は済ませ、今度は新盆があります。
そこで、仏壇をお盆前に移動するか、お盆後に移動するか母と父の意見が合わなく、いつも喧嘩しています。

母の言い分は <お盆前に移動させたい>
・仏壇が私の家にあるので毎日拝めないので早く移動させたい。
・新盆の時には沢山の人が来て食事をしたり朝から晩まで拝みに来てくれるのでずっと娘の家にいるのは娘に迷惑がかかる。(私はいいのですが、私の主人はお盆中仕事なので義親が1日中家にいるのは休めないかなと思います)

父の言い分は <お盆後に移動させたい>
・お盆前に移動させたら移動したことを知らない人が来てくれた時に困る(…けれど実家から歩いて5分の所です)
・祖母は祖父が亡くなったあとに実家(私の父の家です)に同居するはずだったがやっぱり慣れ親しんだ家がいいと最後まで同居しなかったので新盆で戻ってくるときは祖母の家がいい

です…ごちゃごちゃ書いてしまいましたが、父は頑固者で1度言ったら考えを曲げないのです。私としては、正直小さな子供がいるので毎日バタバタしていて毎日お供え物を上げたり、拝めない状況です。なので早めに母(祖母にとっては娘)の近くに移動させた方が祖母も喜ぶかなと思いますが、新盆はやっぱり長年すんでいた祖母の家でするほうがいいのではないかなとも思います。
ちなみに浄土真宗です。
他の方の意見を聞きたいです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

amida3@浄土真宗本願寺派の坊さんです。


宗教的な見地では、移動はお盆前でもお盆後でもどちらでもかまいません。
つまり、皆さんのご都合が良いことが一番良いということです。
ご質問の文中、お父様の言い分にある「新盆で戻ってくるときは祖母の家がいい」とのご意見ですが、浄土真宗ではお盆で戻ってくるという考え方はありません。ですから他宗派のように迎え火・送り火も行わないのです。
しいて軍配をあげるとすれば、「毎日お参りができない」といわれるお母様のほうです。
なぜなら、お仏壇は、お寺の本堂をそのままミニチュアにして、毎日お参りができるように家の中においたものですから、毎日お参りしやすいところに安置させていただくものであるからです。また、お仏壇は第1に自分たちがお参りするためのものであり、来て下さった方のために安置しているのではないからです。
自分たちが毎日お参りできるようにすることが1番ですから、ご両親の言い分だけでどちらかに軍配をあげるなら、お母様の意見のほうになります。合掌

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
お坊さんからのご回答ですごく勉強になりました。
今日の朝早速、父に言いましたところ、納得してくれ、今月中にお仏壇を移動することになりました。本当に感謝いたします。

けれど、浄土真宗ではお盆のときに仏様は戻ってくると言う考えではないのですね。小さい頃から「今おじいちゃんがいるんだなー」と嬉しい気持ちでいたのですごくびっくりです。

そんな私たちなので新盆に備えて沢山の疑問があるのですが、こちらで又質問しても宜しいですか?

・提灯は家の前に置かないのですか?それも知らなかったです。けれど、お仏壇の前には2つ灯しますか?
・母が新盆のときに49日のときのように親戚を呼んでお坊さんに自宅でお経を唱えてもらうと言っていましたが、その時食事をするのか疑問です。又、49日のときは親戚で30人くらい集まりましたが、新盆では全員ではなく、近親者だけを呼ぶのか、その点も疑問です。

長くなりましたが、専門家のお坊さんとの事で的確なご回答が得られるかとも思い、質問させていただきました。お暇なときによろしくお願いいたします。

補足日時:2004/05/20 12:39
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.「お盆」のときの仏檀のおがざりとお供えについて



 お盆独特の飾り方があるのではないかと思われている方がいらっしゃいますが、浄土真宗では「お盆」だからといって特別なお飾りはいたしません。これは「新盆」の場合も同様です。
 確かに一部の風習(他の宗派など)では、精霊棚を作って、お膳を用意し、ナスとキュウリにおがらをさして、牛と馬に見立てたり、迎え火、送り火といったことをしたり、提灯・灯篭を飾ったりするようですが、浄土真宗ではそういったことは一切いたしません。なぜなら、浄土真宗では、故人は全て阿弥陀さまの極楽浄土にご往生しているので、お盆に霊が帰ってくるという発想は無いからです。
したがって、浄土真宗では一般の法要と同じように、花を差し替え、餅、菓子、果物などの供物を仏前にお供えし、前卓には打敷を敷けばよろしいでしょう。なお、精霊棚が無いのでお盆のお経を「棚経」という言い方もしません。
基本的には、本山ではそのように案内していますが、ただ、地域文化の問題で、宗教上関係のない部分については容認しています。新盆灯籠や提灯も本来は不要なのですが、行いたいならどうぞというスタンスです。ただし、故人にプラスにもマイナスにもなりませんというスタンスです。
お盆の行事自体が仏教とは本来関係がないのです。(タイやミャンマーとか他の仏教国ではお盆とかないでしょ。日本だけの独自行事)
下記参考URLに基本的なことが掲載されています。
合掌

参考URL:http://kyoto.cool.ne.jp/monto/
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この回答へのお礼

沢山参考になりました。
浄土真宗では迎え火や送り火はしないのですね。
けれど、したければしてもよいということで
安心しました。
特に守らなくてはいけないというのではないのですね。
URLも参考になりました。
写真をお仏壇に入れないなどびっくりすることばかりでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/02 21:30

おまけで。


仏様になったご先祖のいる極楽浄土はどこにあるか・・・

結局は、いま生きている人の心の中にある。お参りすることによって、心の中のご先祖様に会いに行く、という考え方ですね。ひらたくいえば。
(だから仏壇の花は、手を合わせる人のほうに向けてある)

だから、わざわざ、お盆だからといって家に帰ってくる必要はない。
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この回答へのお礼

極楽浄土は私達の心の中にある。
心の中に祖母たちがいる…
なんだか嬉しいです。

もう祖母が亡くなって2ヶ月も経ちました
けれど、祖母のぬくもり、笑顔、忘れられません。
ずっと忘れません。これが祖母が私達の
心の中にいるということなのですかね?!

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/02 21:35

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