数万人の日本人が住む台湾は「日本と密接な関係」にあることから、集団的自衛権の行使が認められれば、 台湾に中国が進行した際に日本政府の判断により自衛隊が武力行使をすることができるとのことです。 南沙諸島、西沙諸島で中国と対峙するベトナム、フィリピンにもそれぞれ1万人を超える在留邦人がおり、やはり両国が中国と開戦すれば自衛隊は参戦することになります。 おそらく与党の言い分としては、自衛隊が参戦できることが、これら3国に対する中国の攻撃に対する抑止力になるということだと思いますが、私自身は日本が中国の核攻撃の対象となることの方がより可能性が高いと思います。 皆さんはどう思われますか?
No.12ベストアンサー
- 回答日時:
>しかし、もうひとつ私が日本が核武装できない大きな理由と思っているのは米国の存在です。
>おそらく日本を潜在的仮想敵国とみなしている米国は、日本が一定以上の軍備を持って、米国のポチから抜け出そうとするのは看過できないでしょう。
かつての、日米安保は「瓶のフタ」論ですね。
確かに20世紀の間は、そうだったかもしれません。
しかし21世紀に入って、流れは明らかに変わっています。
理由は、アメリカ軍の全世界的な再編成の流れです。
まあ、表立っては報道されていませんが、アメリカは韓国から撤兵し、日本を対中国の守りの要にしようとしています。
その際、対中国との軍事バランスのために、核武装までは許容するようなのです。
もちろん、アメリカ本土を攻撃されないように、ICBMと原潜は不可のようですし、また搭載する核爆弾も日本が開発するのではなく、アメリカのお古(倉庫に大量に眠っています)を提供するようですが。
まあ、上記の内容はマスコミではもちろん報道されていませんので、相当深く情報を探さないと見つかりません。
ただ、日米の安全保障の関係者の間では、上記のような話が出ていることだけは、念頭においておいてください。
アメリカが韓国から撤退し、日本を対中国の防波堤にしようとしていることについては、私も間違いないと思っています。 まぁ、アメリカが完全にコントロールしたうえでの日本の核化ならありえるかも。 どんどんポチ以下になっていきますね。 度々ありがとうございました。
No.14
- 回答日時:
>どんどんポチ以下になっていきますね。
ポチ以下ね(苦笑)。
まあ、言い方しだいですけど、否定できないのが現実です。
ですが、やはり現実を考えると、この辺が落とし所なのかなと。
まだ、日本人にも自国の安全を自国だけで賄う覚悟ができていないし、なんだかんだでアメリカ軍は世界最強ですし、国連は頼りにならないし、出資金は多いのに安保理事国になれるどころか、敵国条項もほとんど死文化しているとはいえ、一応残っているし。
ですので、少しずつ少しずつ実力を蓄え、また日本人を平和ボケから覚醒させるべきかと。
まあ、日本は今はアメリカと手切れできませんが、アメリカもまた日本を手放せないですし。
かといって、今までのようにアメリカの一方的な負担は、財政面でもまた国内世論でも難しいでしょうしね。
ですので、アメリカと調整しながら実力を整えるとともに、いざとなったら独力で戦うしかないという覚悟を日本人にもたせるようにしないと、いけないのかなぁと思っています。
No.13
- 回答日時:
>中国をひどく信頼されているようですが、中国は世界中から顰蹙を買うような信じられない行動を再三取っています。
中国はまったく信用していません。それと彼らが容易に核兵器を使うこととは別です。彼らは信用できませんが、彼らの計算高さは十分理解します。得にならないこと(核兵器使用)はやりません。彼らは信用できないが馬鹿ではありません。
>日本にメンツをつぶされたと思えば、在日米軍、米国人に被害が及ばない程度の、暫定核攻撃を日本に仕掛けてくる可能性は本当にありませんか?
暫定的核攻撃というのはあり得ないのです。米国人だけ避けるなどという芸当は出来ません。やれば必ず米国人も巻き込まれ、全面戦争です。アメリカも黙ってみておらず、核で報復します。それが核戦争です。今の時代核兵器を一国だけが使うことはありません。必ず双方とも使います。そう言う危険は計算高い中国は犯しません。安全保障は空想でなく理性で考えましょう。
>それが杞憂ならいいのですが。 見えないお化けに踊らされて、辿って来た道を戻るために、固く締めたはずの扉を開けようとしているのが昨今の安倍ではありませんか?
それはまったく違います。見えないお化けに踊らされないよう、準備をしているだけです。集団的自衛権は閉めた扉を開けることではありません。憲法9条が扉を固く閉めたとすると、扉の外の現実から目をそらせるためです。日本人はこのおかしな条文で、現実に目を向けなくなりました。平和を唱えていれば安全だと誤解してきました。そのため空想的な安全保障しか考えなくなりました。安部はその目を(扉を)開かせようとしているのです。マスコミのプロパガンダに惑わされてはいけません。
No.11
- 回答日時:
>再度の回答ありがとうございます。
ただし日本の核武装については意味がないと私は思っています。私は、意味があると捉えています。
日本は国土が狭くて人が密集して住んでおり、敵の数発の核ミサイルによる先制攻撃で全土が壊滅してしまうゆえ、残念ながら核抑止力を持つことはできません。
>言うまでもなく核抑止力とは敵の先制核攻撃に耐えて、反撃によって敵に絶対的なダメージを与えることができる力、よって敵の先制核攻撃を思いとどまらせることのできる力のことです。
そのとおりです。
残念ながら日本の国土は狭く、ICBMでは無理でしょう。よって、潜水艦となります。
>強いて言えば日本でも、20-30隻の原潜と20-30機の戦略爆撃機に核ミサイルを搭載して
そんなに入りません。そうりゅう型で十分です。二週間潜りっ放しで活動できるので。
あと、世界中に配備する必要もありません。日本は、中国の潜水艦(原潜含みます)を100%探知できますが、中国は日本の潜水艦を100%探知できないからです。
よって、日本と周辺の海域が行動範囲のそうりゅう型でも、十分なのです。
再再度の回答ありがとうございます。 話が日本の核武装に移ってきましたが、私が「20-30隻の原潜と20-30機の戦略爆撃機に核ミサイルを搭載して」と申し上げたのは、中国のみならず、米ロ印の核保有大国を全て仮想敵国とみなした場合ゆえ、回答者さんのおっしゃる通り、中国だけが相手ならそうりゅう型潜水艦での核ミサイル配備でも十分かもしれません。 また、日本が在日米軍を置いている限り、日本全土に対しての先制攻撃もできないでしょう。 しかし、もうひとつ私が日本が核武装できない大きな理由と思っているのは米国の存在です。 おそらく日本を潜在的仮想敵国とみなしている米国は、日本が一定以上の軍備を持って、米国のポチから抜け出そうとするのは看過できないでしょう。 在日米軍の隠された重要任務は、万一日本政府が反米的な態度をとったり、反米政権が日本に樹立された場合、その政権をぶっ潰すことじゃないかとも私は思っています。 考えすぎでしょうか?
No.10
- 回答日時:
No.8ですが、さらに補足。
まあ、日本というより西側陣営の常識からすれば、国家存亡の危機、具体的には敵国から核が搭載されたと推測されるミサイルが発射されるまでは、自分たちから率先して核攻撃することはないだろうと考えます。
しかし、それはあくまでも
「民主主義国家の常識」
であり、
「中華主義的な思考に基づく、中国の常識」
ではないのです。
まあ、彼らも損得勘定はありますから、戦争してもよくて相打ち、悪ければ一方的に蹂躙されて終わるアメリカとの戦争(核も含む)は、欲していません。
ただ、アメリカとの直接戦闘がなければ、彼らは何だってやってのけると考えておいた方がいいでしょう。
ですので、No.8ではアメリカ軍を参戦させるほど刺激せずに、日本に大ダメージを与える攻撃を想定しています。
それに対処するには、アメリカを外交的に活用しつつ、最終的には独力で中国と張り合えるだけの準備をしておく必要があると、私は考えています。
No.9
- 回答日時:
>南西諸島の小競り合いで中国が核兵器を使う」とは一言も言っていません。
中国が在留邦人の多い他国と戦争を始めた場合、日本も邦人保護の目的で自衛隊の航空機・艦船を派遣することになりますが、自衛隊の航空機・艦船は当然中国軍の攻撃の対象になります。 しかし、通常兵器で自衛隊にとても敵わない中国は、負け戦に甘んじることなく、最終的には核兵器を使用する可能性が高いというのが私の趣旨です。 それとも中国は通常戦で日本に敗れればすごすご引き下がると、能天気にお考えでしょうか?言っておられるではないですか、自衛隊が邦人保護のために出動すると、自衛隊に敵わない中国が核兵器を使用すると。邦人保護の出動と中国の抵抗は、典型的な小競り合いです。中国を含めてどこの国もそれを全面戦争に拡大するような愚かなことはしません。断言できます。広島以来70年間、そう言うことが一度も起こらなかったことが証明しています。
核兵器を使うのは、自国の(中国)の存亡が脅かされたときだけです。つまりアメリカから核ミサイルの攻撃を受けたときだけです。通常兵器の争いには絶対に使いません。
集団的自衛権議論に、核兵器を持ち出すのは空想というか不毛の議論です。国家安全保障についてはもっと冷静客観的に考えましょう。そうしないと、集団的自衛権のあるなしにかかわらず、前の戦争のようなことが起きます。根拠のない空想的議論の末に真珠湾に突っ込みました。そう言う馬鹿はやめようと言うことです。戦前の軍部や国民は安全保障に関して冷静客観的に考えませんでした。見えないお化けに踊らされました。歴史の教訓です。
再度の回答ありがとうございます。 中国をひどく信頼されているようですが、中国は世界中から顰蹙を買うような信じられない行動を再三取っています。 日本にメンツをつぶされたと思えば、在日米軍、米国人に被害が及ばない程度の、暫定核攻撃を日本に仕掛けてくる可能性は本当にありませんか? それが杞憂ならいいのですが。 見えないお化けに踊らされて、辿って来た道を戻るために、固く締めたはずの扉を開けようとしているのが昨今の安倍ではありませんか?
No.8
- 回答日時:
No.7です。
エスカレートして中国が核攻撃するのではないかという指摘ですが、私も基本同意します。
ただ、ベトナム・フィリピンなどへの攻撃ではなく、私は中国が内政に行き詰って、活路を求めて尖閣諸島を直接占領。そして、自衛隊と中国軍の全面衝突というシナリオの方が高いのではないかと、考えています。
まあ、アメリカ人に被害を与えると米軍が直接参戦してくる恐れがあるので、地方都市や離島を狙い、
・第一射は、通常弾頭による飽和攻撃し、日米の様子を見る。
・それでも事態が好転しなかった時は、核攻撃を実施
するのではないかと。
そういった事態への対策ですが、現時点ではミサイル防衛網の強化しかありませんが、残念ながら技術的な見地から現時点では、限界があります。
ですので、中国への刺激を注意しつつ、かつ可能な限り早急に、
・アメリカ軍がミサイルから外して保管している、核弾頭の日本への譲渡。
・自衛のための核武装に向けた政治的な準備。(幸い、法改正は必要なく、非核三原則の撤廃を政府が宣言するだけです)
・そうりゅう型潜水艦への、トマホーク搭載のための改修。
を行う必要があるでしょう。
まあ、日米とも安全保障に深く関わっている人は、上記のことはほぼわかっていると思います。
上記の内容も、私が独断で考えたのではなく、各方面から情報を集めて整理しただけですし。
後は、具体的に交渉を進めることと(当然、秘密裏に行われるでしょう)、政治的な環境の整備です。
早ければ、今の安倍内閣の内に終わってしまうかもしれません。
まあ、何年先かまでは、私も予測できませんが。
再度の回答ありがとうございます。 ただし日本の核武装については意味がないと私は思っています。 日本は国土が狭くて人が密集して住んでおり、敵の数発の核ミサイルによる先制攻撃で全土が壊滅してしまうゆえ、残念ながら核抑止力を持つことはできません。 言うまでもなく核抑止力とは敵の先制核攻撃に耐えて、反撃によって敵に絶対的なダメージを与えることができる力、よって敵の先制核攻撃を思いとどまらせることのできる力のことです。 強いて言えば日本でも、20-30隻の原潜と20-30機の戦略爆撃機に核ミサイルを搭載して、常時世界のどこかに配備しておけば核抑止力を持てると思いますが、極めて非現実的ですね。 やはり、数発の核弾頭で全土が壊滅する程度の国土と人口しかない小国では核兵器を持つ意味がありません。 規模の小さい国で核を持っているイスラエルはそれこそ国の命運をかけてアラブ諸国と対峙するため、北朝鮮は米国との交渉カードという錯覚および国民鼓舞のためです。 英国やフランスは核兵器をお荷物と思っており、単に国連安保常任理事国の体面維持だけのために維持しているようです。ところで、中国は非常にメンツを重んじる国です。もし日本になめられたと思えば、核発射のトリガーも引きかねません。 日本がそういう中国と対峙していくには、残念ながら今のところ米国のポチでいるしかないわけですが、米国の思い通りに戦争に引きづり込まれる事態だけは避けなければなりません。
No.7
- 回答日時:
集団的自衛権の解釈変更に伴い、法律が変更されるまでは現在の周辺事態法に基づく対処となります。
参考:ウィキペディア『周辺事態に際して我が国の平和及び安全を確保するための措置に関する法律』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E8%BE%BA% …
で、周辺事態法で許されているのは、
>後方地域支援
>後方地域捜索救助活動
>船舶検査活動(船舶検査活動法に規定するもの)
のみです。
まあ船舶検査活動(いわゆる臨検ですね)以外には、中国への直接的な実力行使はなさそうなので、とりあえず核攻撃までは考えなくても大丈夫でしょう。
今後の、安倍政権の取り組みに注目です。
回答ありがとうございます。 しかし、今のまま行けば最終的にNo.5さんへのお礼の通りになる可能性があると思っています。 真に国益を考える賢明な指導者が必要です。 田中角栄や小沢一郎のようにガチでアメリカに逆らおうとして潰されてしまうような単純思考の政治家や、小泉のように完全にアメリカの手のひらで踊らされたような愚かな政治家でなく、本当に頭が良くて、日本の国益を真剣に考え、アメリカのごり押しに抗えるリーダーを切望しますが、今の政治家の中では見当たりません。 残念です。
No.5
- 回答日時:
どうも集団的自衛権に反対される方は発想が飛躍しすぎますね。
中国はバカではありません。南西諸島の小競り合いぐらいで核兵器は使いません。使ったらお終いと言うことは、いくら習近平でも分かります。反対派の人たちはこういう非現実な想定で議論しがちです。今までは戦争勃発地の邦人救出が憲法解釈で出来なかったのが、出来るようになっただけの話しです。目出度いことではないですか。集団的自衛権というとすぐに核兵湖を持ち出すのは暴論に近いです。というか、暴論そのものです。あなたは韓国やベトナム、フィリピンで紛争が起こったとき、在留日本人を見殺しにしてもいいのですか。見殺しにしてでも集団的自衛権を認めたくないのですか。もしそうだとしたらずいぶんひどい日本人ですね。「皆さんがどう思われますか?」ではなく、あなたがどう思うかの問題です。自衛隊が邦人救出にあたったら、中国が日本を核攻撃すると本気でお考えですか。そうだとしたらずいぶんものの分からない人ですね。ありもしない空想話で国の安全保障を議論するのは国を危うくします。
回答ありがとうございます。 ただ、もう少し質問をよく読んでから回答いただきたかったですね。「南西諸島の小競り合いで中国が核兵器を使う」とは一言も言っていません。 中国が在留邦人の多い他国と戦争を始めた場合、日本も邦人保護の目的で自衛隊の航空機・艦船を派遣することになりますが、自衛隊の航空機・艦船は当然中国軍の攻撃の対象になります。 しかし、通常兵器で自衛隊にとても敵わない中国は、負け戦に甘んじることなく、最終的には核兵器を使用する可能性が高いというのが私の趣旨です。 それとも中国は通常戦で日本に敗れればすごすご引き下がると、能天気にお考えでしょうか? ただし、単純に日中間の争いではなく、当事国及び日米の連合軍と中国の争いになり、米軍の報復核攻撃を恐れる中国が核兵器の使用までには至らない可能性もあるでしょう。 また、私は集団的自衛権の行使に反対してはいません。 逆に、現行憲法でも日本の領海・領空内での集団的自衛権の行使は認められていると思っています。 憲法が禁じているのは、他国での戦闘行為のみです。 しかし、思慮の浅い安倍は、おそらく米国の工作もあって、自衛隊が他国でも戦闘できるようにしようとしています。 安倍本人は意識がないかもしれませんが、それが米国の意図です。 米国が国防費を大幅に削減して、それを同盟国に押し付けようとしているのは公然の事実です。 結局安倍は、自衛隊を米国にひきづられて戦争に巻き込まれる可能性が高い軍隊にしようとしているのです。 戦後日本の外交・防衛政策は全てワシントンで立案されてきたというのが、全くの妄想だと思いますか? 現行憲法だけが例外でしょうか? 今までは、「貴国が作って我が国に押し付けた日本国憲法により、残念ながら集団的自衛権の行使は禁じられており、また自衛隊の海外活動も大幅に削減されている」という逃げ口上を米国に対し使えたのが、米国に要求されれば、自衛隊は外国で戦闘せざるを得なくなろうとしています。 長々と書きましたが、集団的自衛権の行使についての私の意見は、現行憲法による日本の領海・領空内に限定、他国では同盟国軍の援護もしない、紛争地からの邦人救出は、同盟国軍および日本の民間の航空機・艦船によるものに限定するというものです(ただし、将来日本にもシールズのような特殊部隊ができれば、それは大いに活用すべきですが)。
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