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戦車の操縦士や空挺兵とかならともかく単なる歩兵なんて育成に一人年間100万もかからないと思います。というかそんなに歩兵の育成コストが高いのであれば途上国に歩兵はいないかごく少数のはずであり現実と一致しません。疑問なのですがそもそも徴兵に多大なコストがかかるとか言い出したのは誰なんでしょうか?徴兵に高いコストが必要であるという根拠は何なのか教えてください。

A 回答 (12件中1~10件)

>日本はアメリカの同盟国ですから、今アメリカ人の歩兵が活躍してる戦場がそのまま単なる日本人歩兵の供給先になるのでは。



憲法改正論(特に9条)は米軍に依存しないでも国防ができるように、という理屈があったように思ったんだが・・・
こっちの認識違いかな?
でも、米軍の下請けで戦争するって前提は多分ないと思うし
自国の軍を「傭兵」として運用するなんて事はまずありえないだろうし
それに海外派兵は余計に金がかかるんではないかな?

うーん、そもそも、ひとり年間100万円の予算じゃ、ぐーたらサラリーマンすら雇えないんじゃないのかな
仮に月給10万でも給料だけで120万かかるわけだしな
まさか育成期間中は給料なしって事じゃないよな?
装備とか貸与品とか消耗品だけでも結構な額になる
訓練で消耗するモノは民間企業の教育費とは比べ物にならない位のコストだしねぇ
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/12/25 18:40

>そもそも徴兵に多大なコストがかかるとか言い出したのは誰なんでしょうか?徴兵に高いコストが必要であるという根拠は何なのか教えてください。



軍事に詳しい人ならそんな事言いませんから、知らない人が適当に言ったのでしょう。

ちなみにアメリカの海兵隊の場合、新兵訓練は約3ヶ月です。
実戦経験の多いフランス外人部隊の場合、新兵訓練は4ヶ月です。
スイスなどは徴兵制のある国ですが、その最初の基礎軍事訓練は17週間で、その後は30歳までは年間三週間の訓練を毎年受けます。

現在、世界の約三分の一の国で徴兵制が施行されています。

現在、先進国では割と志願制を採る国が多いですが、これはそれだけ自国への脅威が減っている結果です。
約20数年前までは世界は冷戦の時代であり、欧州ではNATOとワルシャワ条約機構が睨みあっていました。
この当時の欧州諸国は東西どちらも殆どが徴兵制です。
NATOでは一部の国を除いて殆どの国では8ヶ月から2年の兵役制度があり、ワルシャワ条約機構では1年半~2年の兵役制度がありました。
しかしソ連が崩壊し東西対立での戦争の危険性が激減すると徴兵制をやめ、軍の規模そのものを縮小する国が増えました。
例えばフランスは冷戦時代には1年の兵役制度があり、陸軍だけで28万人いました。しかし2001年に徴兵制は廃止し現在は陸軍も13万人まで縮小しています。
ドイツなどは当時、東西のドイツに分離していたわけですが、西ドイツは15ヶ月の兵役制度があり、陸軍は33万2千人いました。東西ドイツが合わさった現在、兵役制度は停止され陸軍は9万4千人しかいません。
オランダなどは14ヶ月の兵役制度があり、陸軍は6万6千人いましたが、1997年に兵役制度は廃止され、陸軍も現在は2万1千人しかいません。
これらの国々は冷戦の崩壊により自国の領土が戦争の危険に犯される確率が激減したため、大兵力を揃える必要もない事から志願制に移行し、また軍備の削減も行いました。

ただ、まだ兵役制度を残している西側諸国もあります。
デンマークなどは現在、1年の兵役制度があります。ただし軍備は縮小され陸軍は1万7千人から1万人にまで減りました。
ノルウェーも同様で1年の兵役制度がありますが、陸軍は1万9千人から8千900人にまで縮小されました。

現在、徴兵制を施行している国というのは隣国と緊張関係にある国や、反政府組織との戦いが続いている国に多いです。
タイなどはミャンマーとカンボジアとの国境紛争を抱え自国内も安定しているとは言い難い部分があるため、2年の兵役制度があり、さらには軍備も少しずつ増強しています。冷戦時代は陸軍は約16万人でしたが現在は19万人にまで増強されました。
38度線で睨みあっている韓国と北朝鮮の両国も徴兵制があります。

コロンビアも1年~2年の兵役制度があります。この国は麻薬組織との戦いや隣国ベネズエラとの紛争があるため年々軍備を増強しており、冷戦時代は6万9千人の陸軍でしたが、現在は23万人まで増強されています。
ベネズエラも同様で2年の兵役制度があります。以前は陸軍は3万4千人でしたが、現在は6万3千人にまで増強されています。

よくアメリカと対立しているイランも2年の兵役制度があります。

中国の脅威に曝されているベトナムも3年の兵役制度があります。


徴兵制で嫌々ながら勤務する兵士よりも、志願兵の方が訓練成果が上がるので、できれば志願兵で兵士を確保できればいいのですが、志願兵だと民間一般労働者と同等かそれ以上の報酬が無いと、なかなか軍に入ってくれません。そのため必要な兵力量を確保するのにかなりの経済的負担がかかるという問題があります。特に好景気の時は民間の報酬も高いですから優秀な人材の採用が困難になります。
現在の西側諸国のように自国に対する危険が低ければ小数の軍隊ですみますから志願制で兵力を確保できますが、自国周辺が緊張している国は、やはり大部隊が必要になりますし、そうなるとやはり志願制では経済的負担がかなり、かかる事になります。
ちなみに旧ソ連の兵役制度では、一般労働者が月額400ルーブルの報酬を得ていた時に、兵士は月額12ルーブルの報酬しかもらえませんでした。そのため徴兵忌避者や離隊逃亡者が出て、ソ連崩壊直前は兵力の定数に達せず兵力不足に陥っています。
志願制に比べ徴兵制では兵士の報酬を下げる事が可能ですが、やりすぎると旧ソ連のようになってしまいます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/12/25 18:40

徴兵制度は無料で国民を動員できるとでも?



ちゃんと給料も払えば、食費も負担します。

未だに旧日本軍の恩給だってでてますよ。
http://pub.ne.jp/shimura/?entry_id=2407654

途上国はそもそも物価が安いし、
仕事自体がなかったりするので、
極端に悪い条件でも人が集まるということでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
徴兵がありえない・非現実的派は給料が支払われるから制度が実現できないことをよりどころにしているわけですね。
参考になりました。

お礼日時:2012/12/19 08:14

皆さんが既に1人100万円では無理、と仰っているわけですが、仮に100万円であるとしても滅茶苦茶に費用が掛かります。



まず、前提として、2012年の日本の防衛関連費ですがこれは、4兆7000億円ほどです。
それを基準に考えると、はっきりとわかります。


2011年に日本で生まれた赤ちゃんの数は105万人です。
男女比が半々であるとして、男子は徴兵制に出ないとすると、50万人。兵役期間が3年とすると、150万人が兵役に出ることになります。さて、この150万人に1人100万円掛かるとすると、1兆5000億円となります。これだけで、日本の防衛関連費の3分の1近い金額です。
さらに、ただ働きでは何なので、年間200万円(月収にすると16万6700円ほどなので、かなり安い金額ですが)を払うとします。すると、150万人分ですから3兆円です。先の1兆5000億円とあわせると、これだけで日本の防衛関連費とほぼ同額になってしまいます。
あくまでもこれは、徴兵によって150万人が兵役についた、というだけの金額で、新たな兵器の購入とか、そういうものは一切しないで、というものです。新型の戦闘機とか、船舶などを導入する場合、1台で数百億円、数千億円掛かることもザラです。そういうものを現在と同じように導入している、とすればそれだけで防衛関連費が膨れ上がることは間違いありません。


さらに、150万人になる、という点で見ると別の部分でも出費が必要になります。
例えば、兵役についた人々の宿舎。現在の日本の現役自衛官が25万人~26万人といわれているので、現在の宿舎の数では全く足りません。150万人もの人々が生活する宿舎の建設費は、一時的なものかも知れませんが凄まじい金額になることは間違いありません。
何せ、150万人というのは、日本で5番目に大きな都市・神戸市と同じくらいの人数です。それだけの人間が入れるだけの施設を用意しなくてはなりません。
さらに、土地も必要です。訓練をするためには、土地が必要です。現在の自衛官の人数の6倍にも膨れあがれば、現在の自衛隊機地の土地だけでは十分な訓練をするだけの広さではなくなるでしょう。すると、訓練施設のために土地を購入したり、賃貸しなければなりません。これにだって膨大な金額が必要です。

と以上、仮に1年に1人100万円が育成コストであるとしても、徴兵制にすれば、様々なコストが一気に膨れあがる、ということがいえるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
給料を支払う前提だと実現が難しいので徴兵が実施されるとすれば給料はタダ同然になりそうですね。

お礼日時:2012/12/19 08:21

徴兵は高機能化された兵器を扱えるようにするためには、ある程度年数が必要とするので、その育成コストがかかり過ぎるからやりたがらないそうです。



昔なら歩兵がワッと攻める方法で行われたのですが、それじゃ犠牲が大きいので、チームを組んで攻める方式へ変わっています。急な攻撃に対して反撃できるようにするための訓練(チーム同士のやり取り、攻め方、守り方など)を身につけられるようにするにはある程度期間とコストが必要です。
米軍は徴兵制度を廃止して、志願制度を取っているのは、その辺に事情があるのです。

米国、フランス辺りへ行くと、危険な作戦は、軍と同じ仕事をする会社、外人部隊に任せるみたいですよ。その方が安上がりですし、家族から何かといわれなくてもすむからです。
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この回答へのお礼

同じライフルを使っても昔とは戦い方が違うんですね。
回答ありがとうございます。
参考にします。

お礼日時:2012/12/19 08:19

年間の維持費ですが、志願制も徴兵制も変わりません。

徴兵制の場合、徴兵検査を行わねばなりません。年間100万人位を検査所に集める訳です。これの交通費は公費負担ですので、交通費が一人当たり500円だとしても5億円のお金がかかるのです。検査官だけでも1万人は必要です。これの維持に莫大な人件費が必要です。ちなみに彼らは軍医と看護兵ですので、給与が高いですよ。

自衛隊の場合、志願制で充足可能ですから安く済みます。実際、今の自衛隊はそうとう汚いですよ。2年勤務の兵隊で入隊したなら任期を終えると退職金が貰えるのですが、曹候補生で入隊したが三曹に任官させてもらえず除隊すると一般兵で入った士長の半分位しか貰えないんです。愛国心を利用した経費節減です。
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この回答へのお礼

検査の軍医や看護師なんて当日限りの数万円のバイトでは?

お礼日時:2012/12/19 08:16

>米軍や、戦争時は日本でも数か月で送り出していたと聞いたような気がしてたので陸自でもそんなもんだと思ってましたが


ベトナム戦争の頃、そのような感じで数ヶ月の訓練で送り出されたそうです。
結果、1週間以内にたいていの者が死ぬそうです。
平均寿命は19歳ですから。3日以上生きられたらラッキーだったそうで。
生き残るための技術はほぼゼロですからね。

日本でも徴兵がありましたが、コレは大戦前からです。
徴兵検査をやって、甲種合格(体が丈夫で兵役に耐えられることが確実な者)のみ、兵士としての訓練を受けました。
兵士となると、入隊から2年間は「現役」として、任務に就きます。
この間に戦争が無ければ、「予備役」として除隊します。

大戦時には、赤紙というのが配布されて、まずは、「予備役」の者が招集されます。
20歳で入営、2年現役をやって、その後、15年4ヶ月間予備役として登録されます。
呼ばれたとして、22~3歳から35~6歳程度までの者が予備役ですから、招集されていきます。

大戦ではコレでも足りなかったので、兵役には適さない者として検査で跳ねられた丙種の者でも招集しました。

と、いうわけで。
招集された人は、1回は訓練を受けているわけですね。
除隊してなまった体を鍛え直すのにしばらくかかります。
それでも、ずぶの素人より何倍も短くて済みます。

陸自だと、歩兵として配置されるまでに6ヶ月かかります。
その後、小銃隊員としての訓練を受けたり、機関銃の訓練を受けたり、通信機の訓練を受けたり、免許を取りに行って、帰ってきたら不整地走行や特殊車両の操縦を学びます。

1年では、分隊長に言われたことしか出来ない隊員程度です。
たいていはそこにも満たないですけど。
それ以上を求めるなら、3年は欲しいですね。
特に、今の自衛隊は装備が特別に高度です。
無線機一つでもすぐには使いこなせません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/12/25 18:40

本土決戦でもやらかすつもりかい?



日本は島国だからねぇ
「単なる歩兵」って奴のの需要が少ないんだよな
太平洋戦争時でも歩兵が活躍したのは大陸(朝鮮や満州)での話
あるいは南方諸島の支配権確保のための駐留部隊で結局玉砕したし・・・
本土防衛の歩兵が実用できたのは沖縄くらいかな?

「空自」の戦闘機や「海自」の巡洋艦は国境警備に使えるわけだけど
正直言って「陸自」の自走砲なんてどうゆう想定で何に使うのかよくわからんよな
今のところ海外には行かない前提だしね

陸続きの敵国との戦争や市街地ゲリラ戦を、安い装備でやってる途上国の軍隊とは、事情が違うって事は言えるんじゃないかなぁ?

無人兵器や遠隔兵器がもう少し発達して普及すれば、即戦力になる人材が相当数いそうだけどね
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この回答へのお礼

日本はアメリカの同盟国ですから、今アメリカ人の歩兵が活躍してる戦場がそのまま単なる日本人歩兵の供給先になるのでは。海外派遣を視野に入れれば徴兵しても多すぎるってことはないと思います。

お礼日時:2012/12/18 21:41

どれぐらいになるんだろうね。



で。
陸上自衛官の食費は、1日1000円程度だそうですから、1年で36万5千円
駐屯地内の平常食だけだとこれぐらいですが、戦闘用非常食は1食で500円ぐらいになると思います。
非常用缶詰で300円ぐらいだったと思う。
100日ぐらい演習をやって、3食食えば15万円

旧軍の徴兵でも給与は支払われています。
韓国の場合は月額1万円ぐらいだそうです。
よって、12万円ぐらいになります。

月額1万円では下着も支給しないと無理っぽいですね。
ちなみに、陸自では、迷彩下着2着、迷彩服4着、ブーツ3足、戦闘用ジャンパーとオーバーズボンのセット、防寒下着、防寒セーター、リュックや弾入れなどの装具、冬制服、夏制服など、衣類や装備だけでも50万近くかかります。

小銃弾でも1発150円程度、年間一人1000発ぐらいは必要でしょう。15万

怪我をしたり病気にもなったりするでしょうから、治療費も国が持たなくてはなりません。

演習に行くには燃料や高速代もかかりますし、日々生活するためには、水道代、電気代、通信費などが必要です。

一人1年で軽く100万は超えますよ。

現在2等陸士で月15万程度ですが、ここから税金は引かれますし、保険料なども引かれます。
徴兵だと税金は引けないでしょうし、引いても生活保護以下ですからね。

軍を維持するためには莫大な費用が必要ですが、徴兵にしても莫大な費用がかかることに変わりは無いですよ。

ちなみに、1年では歩兵すら出来ません。
生き残るための技量を持たせるためには、3年程度は必要です。
また、歩兵戦闘車や、軽装甲車、装輪装甲車なども歩兵「普通科隊員」が操縦するんですよ。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。
>>3年程度は必要です。
三年もかかってるんですね。米軍や、戦争時は日本でも数か月で送り出していたと聞いたような気がしてたので陸自でもそんなもんだと思ってましたが、そんなにかかるんですね。
衣類や銃や玉代は徴兵に対応した大量製造で価格が変わってきそうですがそれでも給料を含めると100万円以下は無理っぽいですね。

お礼日時:2012/12/18 21:34

徴兵って、食わせるのも育成ですから、単純に食費で100万円なんかじゃできませんよ。


そして、徴兵するんですから、除隊後の保障もしなきゃ、歩兵ばかり増えて養えなくなります。
徴兵を行うとは、それまでの教育費全般を保証する事。親の財産である子供をを命ごと強制徴用するのですから。
途上国の人件費および一人の命の値段が安いから、徴兵できるのです。

戦争とは、人件費と食費と消耗品で勝敗ができているのです。
一人年間100万もかからないというデマの根拠はどこにあるのでしょう?
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2012/12/18 21:41

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