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カーオーディオの設定についてアドバイスお願いします。

生バスドラムの音を立たせたいのですが、ベースギターの音が前に出てしまい、
「ドスッ」という感じの音が聞こえません。
スピーカー特性や設置環境などにもよると思うのでむつかしい質問とは思いますが…

スピーカーは、
フルレンジ(100hzでローカット)+ツイーター
ウーファー(100hzでハイカット)
です。

アンプ側のイコライザーで調節できるのは、
50、80、125、200、315、400hz…
です。
80、125hzを上げ下げしてもベースギターの音が勝ってしまい、バスドラの音に影響しない感じです。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

「Bass Drum の音を前に出したい (鋭い立ち上がりを持つ Powerful な音にしたい)」という場合、多くの人が GE (Graphic Equalizer) の低域側を Boost しがちな傾向があるのですが、Bass Drum の音色を決定付けている周波数帯域は Snare や Tom などのそれよりも広いものです。



一方 40Hz 以下の極低音域は Synthetic Bass や大型の和太鼓、或いは除夜の鐘のような大型の鐘、限られた曲での Pipe Organ 音といった音源でもない限りは楽音として出力されて来ないものですので、Source Data にはないというのに 20Hz や 30Hz を Boost しても歪んでしまって返って Dull な音になるということにもなりかねません。

音の立ち上がり (Attack 音) を高速に感じられる領域は 2.5kHz~10kHz にあり、この領域は高域から超高域に相当する領域です。……音符表記される楽音の最高域音は 3kHz 程度ですので、それよりも 1~2 Octave 高い音は超高域音になります。

勿論、音量そのものが無音状態から最大音に立ち上がるまでの時間領域を Attack と呼ぶのが正しいのですが、人は 100Hz 付近から下の周波数音に対して音色感覚が急激に損なわれますので、音楽の Attack 感は低周波数域の音量変化よりも高域音の大きさや細かい音量変化による質感が大きく左右するものになっています。

特に「ドスン (怒寸)」などという擬音で表現できるような周波数帯域は 100Hz 以上になるものであり、100Hz 以下の音は「ブン (蟦)」とか「ウン (吽)」とか「フン (噴)」といったような擬音表現が難しい帯域となります。……40Hz 以下などはもはや文字表現できないですね(^_^;)。

最初の「ドッ (怒)」を構成する周波数には高速で立ち上がる 2~6kHz の音が非常に重要なものとなっており、1/100 秒以上の周期で1/10 秒以上かけて音量が立ち上がってくる 100Hz 以下の周波数帯域は音の厚みや温度感覚に関わってくるものであって Attack 感とはあまり関係のないものです。

Bass Drum 音は Snare や Tam よりも帯域が広く、6kHz ぐらいまでは音色感を左右するほどの Energy を持っていますので、Bass Drum の立ち上がり感を高速化したければ 200~300Hz 以下の帯域は Boost せずに 2~8kHz ぐらいの帯域を Boost した方が上手く行くと思います。

また 100Hz 内外から 300Hz ぐらいまでの帯域を Boost すると密閉空間 (車内など) の中で反射を繰り返したり回り込んでしまうことにより残響音となる Energy が増えますので、Echo が重なることによって返って立ち上がり感が Spoil されることになります。

車内は高域周波数帯域を吸音してしまう素材が多いことも Attack 感を Spoil してしまう原因となっていますので、分厚い Carpet や毛織の Seat Cover、Curtain やぬいぐるみなども避けることですね。

>80、125hzを上げ下げしてもベースギターの音が勝ってしまい、バスドラの音に影響しない感じです。

Bass Drum の Attack 音が 80Hz 125Hz とは殆ど関係がないのに対して Bass Guitar のような低音の持続音は正に 80Hz 125Hz の付近に Energy の中心がありますので、80Hz 125Hz を上げ下げしても Bass Guitar 音が膨らんだり痩せたりするだけで Bass Drum 音の改善には一向に効果が現れないのも当然のことです(^_^;)。

2kHz から 6kHz の Controller を Boost して 315Hz 以下は逆に Cut する方向で調整し直してみてください。

先ずは Controller を Flat にして 2kHz~6KHz を少しずつ Boost し、Control 幅の 1/3 以上動かさなければならない場合は 2kHz~6kHz 以外の Position を Cut 方向にずらして Balance を取って行きます。

最終的に複数の曲を再生して全体の Balance を微調整する余裕を残しておくためにも Control 幅の 1/2 以上には Boost/Cut しないように上手く全体の Balance を取り、最後に複数の曲を再生して多くの曲に合う位置に調整を追い込むと共に、どうしても大きく Boost/Cut しなければならない帯域のみを 1/2 以上の調整幅位置に設定してください。

GE の調整幅は±12dB、場合によっては±20dB にも達しますので +12dB と -12dB の電圧比は 16:1、±20dB ならば 100:1 にも達し、10:1 以上もの強制的な Boost/Cut を行うと Amplifier が Boost 帯域で Clip して歪んだり Noise Floor が上昇して音質が損なわれる場合がありますので、全域の Controller を駆使して各々調整幅を小さく揃えてやるのが上手く行くコツです。

素敵な Audio Life を(^_^)/
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この回答へのお礼

少ない情報に対し、詳細かつ的確な回答ありがとうございます!
ご指摘の通り、低音域しか試していませんでした(^^;;
まずはフラットにしてからアタックを立たせる方向で調整してみます!

お礼日時:2014/07/07 08:04

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