アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

観察学習と模倣学習の違いがいまいち分かりません

どういう事か詳しく教えて欲しいです(><)

A 回答 (1件)

観察学習(observational learning)は、「他者(モデル)の行動を観察するだけで、その行動系を習得する学習」をいいます。

モデルは、実際の人物だけでなく、テレビ、ビデオなどのメディアを通して提示されたものでもモデルとなり得ます。また、学習の内容も、言語的、映像的に表現された行動も観察学習の対処となります。もともとは、バンデューラ(Bandura)という心理学者が、社会的学習理論を提唱する上で中心においた学習で、モデリングともいわれます。

一方、模倣学習は、N.E.ミラー(Miller)とダラード(Dollard, J.)は、バンデューラよりも前に、人間の模倣行動を「模倣学習」といって、「動因低減説」によって説明しようとしています。動因低減説ですから、手がかり、反応、報酬(強化)によって学習が成り立つと考えたものです。

すなわち、模倣学習が成立するには、リーダー(観察学習でいえば、モデル)と同一の行動に反応し、報酬を受けることが必要不可欠だったのですが、バンデューラは、外的強化(報酬)を必要としないとした点、また、直接経験しなくとも観察するだけで学習が成立するとした点などが異なります。

詳細は、心理学辞典(事典)や、学習についての専門書をご参照ください。
    • good
    • 6
この回答へのお礼

なるほど 違いがよく分かりました

詳しく教えてもらいありがとうございます(^-^)

お礼日時:2014/07/23 15:47

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!