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レザークラフトをしているのですが、アルコール染料とそれを薄める変性アルコールの危険性について質問です。

ローパススピランというアルコール性染料を変性アルコールで1:1の割合で薄め、それを革に塗って染色という手順です。
アルコール濃度ですが、ローパススピランは不明、変性アルコールは95%です。

風呂場にて窓を開け、後ろから扇風機で風を送っているのですが危険でしょうか?
染色した後は部屋で革を新聞紙の上で乾かしています。(革には200ml程度染色液が含まれている模様)
染色後2時間程度はコンロなどの火は使っていませんが、部屋のアルコールの充満が心配です。
気化したアルコールで爆発・引火というのはどれぐらいの量でなるのでしょうか?
また安全となる気化時間はどれぐらいでしょうか?


~参考~
ローパススピラン
http://kawazairyo.shop-pro.jp/?pid=60054210

変性アルコール
http://kawazairyo.shop-pro.jp/?pid=60390933

A 回答 (3件)

メチルアルコールの引火点は11℃ですから、室温管理で発火を防ぐのは難しいでしょう。


燃焼範囲(6~36%)にならないよう、換気に充分注意を払えば問題ないと思いますよ。
空気中のアルコール濃度が6%未満になるよう、部屋全体はもちろん、手元付近も空気の対流を妨げないように注意して作業しましょう。
染料をウエスなどで拭き取るのは、自然発火の危険を伴うことがあります。拭き取ったウエスは放置せず、適切な処置をしましょう。
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 エタノールの引火点は13℃、イソプロピルアルコール(2-プロパノール)は11.7℃ですから、常温で引火します。


[例]
 灯油は、燃えているマッチを投げ入れても着火しませんが、ガソリンは着火します。

>染色後2時間程度はコンロなどの火は使っていませんが、
 爆発限界以上のアルコール蒸気があるところに火気--裸火だけでなく電気回路のスイッチなどによる小さなスパークでも引火します。

 エタノールの爆発限界は上限:19.0vol%、下限:4.3vol%で、蒸気圧:59hPa(20℃)ですから、常温20℃だと放置しておくだけで、6%近くに達する計算になりますね。容易に爆発限界に達して、引火してしまいます。
 2-プロパノールは爆発限界は上限:7.99vol%、下限:2.02vol%で、蒸気圧:43hPa(20℃)ですから、もっと薄い濃度で引火・爆発する。分子量が60と空気よりずっと重いため床に対流しやすく、エタノールより危険ですね。エタノールの分子量は46

 この当りは化学の教科書を復習してください。・・・そのために化学(理科)を勉強してきた。

>後ろから扇風機で風を送っているのですが危険でしょうか?
 扇風機や換気扇は内部でスパークのある可能性があるため、可燃性気体を使用する場所では使わないと言うのは常識以前です。・・

 窓を開けた風通しの良い部屋で、大量に扱わないと言うのがセオリーになります。(低い位置にある)扇風機、照明器具などの電気製品は使わない。濃度が高いときは換気扇もエアコンも使わない。

 皮細工、私も色々します(ナイフケースとか厚物が多い)が、料理と同様に化学の知識が随所で必要になりますね。

この回答への補足

なるほど…機械の内部スパークや静電気のことを一切考えておりませんでした。
静電気なんかは冬場になると危険極まりないですね…
使う場所やタイミングなどもっとちゃんと考えてみます。ありがとうございます。

補足日時:2014/08/09 01:31
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引火はまぁ、アルコールの液なんかに火を近づければ着火するのは当然なので、省くとして。



爆発について。
変性アルコールをエタノールと考えた場合、その爆発限界(火をつけると爆発する大気濃度の範囲)は4.3vol%~19.0vol%です。
ただし、この濃度に到達する前に、人間に対して気道刺激などの影響が出てきます。
(薬品会社が発行しているエタノールのMSDSをみると、0.5vol%(5000ppm)で人間に対する障害が出ると記載されている。)
(参考→http://www3.kanto.co.jp/catalog/msds/J_14033.PDF

>風呂場にて窓を開け、後ろから扇風機で風を送っているのですが危険でしょうか?
>染色した後は部屋で革を新聞紙の上で乾かしています。(革には200ml程度染色液が含まれている模様)
>染色後2時間程度はコンロなどの火は使っていませんが、部屋のアルコールの充満が心配です。
個人的には排気の方向を気にした方がいいと思います。
窓を開けるのはいいと思います。
ですが、部屋(風呂場)の中で、革に対して風を当てても、乾燥を促進することはできても部屋の積極的な換気にはなりません。
部屋中の風を循環しているにすぎないからです。
(「後ろから扇風機で風を送っている」という状況が正確にわからないので、なんともいえないのですが。)
窓部分に扇風機または換気扇を置いて、外に向かって風を送るように設置し、積極的に排気した方がいいはずです。
https://joyfulhonda.jp/item/15193?gclid=CJi-uIq7 …
(こうすることで、風呂場から部屋に風が逆流することを防ぐ効果がある。)

なお、気化時間については、アルコール使用量、気温、部屋の体積、換気量などにより変化するため、一概に答えることができません。


最後に身もふたもないことを言えば、一番簡単なのはベランダなどのひらけた屋外で乾燥させることだ、ということです。

以上、参考まで。

この回答への補足

「後ろから扇風機で風を送っている」…説明が悪く申し訳ありません。
風呂場の入口から扇風機で風を窓に向かって送っているという状況のことでした。
やはり部屋で使用するのは少々危険な模様ですね。
ありがとうございます。

補足日時:2014/08/09 01:28
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