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このポエトリーリーディングの曲があるのですが、内容は大まかにでいいので何をいっている感じなんでしょうか?
外国語が不得手なのでまったく深い意味が理解できずに視聴しています。

70年代初期なので製作構想は60年代にこんな斬新なのを作るとは
ゲルマン・ドイツ人には恐れ入ります。シュトックハウゼンがいたからなんでしょうね。恐らく。

いづれにしましてもよろしくお願いします。



https://www.youtube.com/watch?v=o_8SOw4sDIA

A 回答 (2件)

Klusterは1961年から1971に活動した、ドイツの3人組のグループで、クラウトロックと呼ばれる、越境的、挑発的産業音楽の流れに属します。

お察しの通り、クラシックの前衛作曲家、特にシュトックハウゼンから影響を受けているようです。Klusterは英語のCluster、クラシックの現代音楽の作曲技法のひとつで、「音群」と訳されます。わかりやすく言うと、ピアノの白鍵と黒鍵すべてを、手のひらで同時に叩くことによって生じる、音の塊で、密集した音を同時に演奏することをさします。
御質問にお貼りになったリンクの曲は長いので、とても全部を聞いて内容をお伝えすることはできないのですが、Klusterの冒頭のテキストに関しては、検索をしている途中で、No.1の方がドイツのフォーラムで御質問になったのを偶然見つけ、参考になりました。この部分に関して言えるのは、消費社会に飲み込まれる現代人の惨状を、言葉の洒落を使用しながら、風刺、批判しているものと解することができます。こういった社会風刺や批判のテキストを音楽作品に盛り込むのは、ドイツではよくやることです。

われわれの勇気とは、流行に乗る勇気
われわれの力(Kraft)とは購買力(Kaufkraft)
われわれの教養(Bildung)とは、財を成す(Vermögensbildung)こと
われわれの意識とは、消費者の意識
われわれの道徳とは、勤労道徳
われわれの欲求は、休息への欲求
われわれの理解(Verständnis)とは同意すること(Einverständnis)
われわれの意思(Wille)とは、権力への無欲(Nichtwille)
われわれの落下(Fall)は、深刻な状況(Ernstfall)

なお、このバンドのリーダー、コンラート・シュニッツェルは「もしあなたがドイツ語が分からないなら、、その方がよく聞こえるだろう。もし意味が分かったら、ひどいと思うだろう」と述べています。

以上、御参考になれば幸いです。
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音楽の専門でも、語学の専門でもありませんから、私が口を出すのも可笑しいのですが。

その上、Kluster と云うものも知りませんでした。1970年頃の実験音楽グル-プとか。


この曲を聴いているといろいろな単語が断片的に聞こえます。Mut, Kraft, Bildung, Bewusstsein, Moral, Beduerfnis, その他。外国人には何のことか分からないので、ドイツのQ&Aに投稿しました。帰ってきた答えは次の様なものです。

Mut とはファッションに対する勇気、
Kraft とは購買力、
Bildung とは蓄財、
Bewusstsein とは消費意識、
Moral とは労働意欲、
Beduerfnisとは 休養の必要性。

と云われても、何のことかよく分かりませんが、何か現状への不満を並べているのかも知れません。答えてくれた人の立場も知識レベルも分かりませんから、そこそこに理解して下さい。
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