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現在 日本において安楽死というものがない以上
やがて最後に死ぬときがきたときのた打ち回るような
激痛の痛みや苦しんで死なざるをえないという最後を迎える方も多いのでしょうか 意識不明になったのちになくなる場合だとそうでもないかもしれませんが 
主な成人病 癌 脳梗塞 糖尿病などの場合どうでしょうか 肺炎による死亡の場合どのように苦しんでなくなられるのでしょうか またホスピスに行くのは難しいと聞いたのですがどうでしょうか 遠い先の死に対して色々と恐怖に感じたりしていますが詳しい方がおられましたら宜しくお願いします 

A 回答 (6件)

多くの患者様の死の場面に臨み、学ばされてきた経験からの個人的な感想です。

のた打ち回るような最期となる患者様は決して多くはない、むしろまれだというのが病院における事実だと思います。交通事故や大規模災害で、入院と言う形に至らず、外傷などでその場でなくなられる場合にはそういうこともあると思いますが。癌の治療については大きく進歩し痛み、苦痛を和らげる、取り去る治療が広まってきていますし、直接脳梗塞が原因で亡くなる場合には通常は意識不明で本人はのた打つようなことはなく、昏睡状態のまま亡くなります(時に痙攣発作を起こし見ている側が非常に辛い思いをすることもありますが、本人は痙攣発作時も昏睡状態で痛みは感じないと言われています)。糖尿病の場合は、糖尿病自体で亡くなるより合併症(心臓や脳卒中、肺炎など)で亡くなるケースが多く、一概には言えません。肺癌、肺気腫、慢性気管支炎などの慢性の呼吸器疾患は闘病期間も長く辛い疾患だと思います。肺炎で死亡される場合は人工呼吸器をつけるかどうかで異なりますが、呼吸苦はなかなか取り除くことの難しい症状で、鎮静剤などを用い、医学的に昏睡状態(深く眠っている字状態)として苦痛を取り除くなどの処置を行います。いずれにしても、呼吸器疾患は他の疾患に比し一般的に辛いと思います。ただ、ご自分の考え方(延命治療を受けるかどうか、痛みや苦痛を取り除くことを最優先して欲しいなどの意思表示)を明確にし、文章にし、家族にも同意を得ておくことが極めて重要と思います。かかりつけの医師や親戚に医療従事者などがおられたら、一度話し合ってみてはいかがでしょうか。医師も、話し合うべき重要なテーマだとの認識は常に持ちながらも切り出すタイミングが難しい、話し始めると長くかかるなどの現実があり、患者さんと最も重要なことが話せない状況もあります。医師に手紙を出すのも一つの方法と思います。家族と相談した上で。ホスピスはその施設数が少ない、費用が高い、順番待ちが長く待てない、などありましたが、現在は「緩和ケア病棟」という制度が出来、全国に増えつつある状況です。今後はアクセス面では今までよりかなりよくなると思います。見学会などを行っている病院もありますので、「緩和ケア病棟」で検索してみてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

実際に現場で働かれている方の貴重なご意見を聞かせていただきありがとうございました 遠い先に対してただならぬ不安や恐怖も感じていましたが話が聞けて気持ちが多少和らぎました 身近に医療関係者の知り合いや接点がないので とても詳しく丁寧にわかりやすく解説していただき本当にありがとうございました

お礼日時:2004/06/02 20:21

死の痛みには,肉体的な痛みと精神的な痛みがあります.肉体的な痛みとは,主に癌などにより神経が冒されることによる痛みと考えてください.心筋梗塞などによる胸痛・肺疾患による呼吸苦等も含んで良いのかもしれません.要するに肉体的な苦痛です.


 精神的な痛み(スピリチュアル・ペイン)とは,死が近づいてくる事にかんして感じる不安・鬱などです.実際の痛みを精神的な要因で増強したりすることもあります.
 痛みを緩和しながら死を看取る医療は,主に癌で行われています.突然死するような病気では,予測がつかないのですから癌に限られてくるわけですね.麻薬や,鎮痛補助薬,精神科の薬剤,にて痛みを和らげるのですが,家族とのふれあいや残された時間の中でなにかしらの楽しみを見つけることも有効です.
 ホスピスでなくとも,ほとんどの医療機関で痛みのを和らげる治療は行っています.
 骨髄転移の痛み・視床痛など緩和しづらい痛みもありますが,何とか痛みを和らげようと医療に携わる人間は,努力しています.
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この回答へのお礼

現場で携わっておられるプロのご意見を聞かせていただきありがとうございました 現実を色々と把握できて不安が少し和らぎました 初心者にもわかりやすく説明していただきありがとうございました

お礼日時:2004/06/02 21:11

#2さんの回答、たしか「脳内モルヒネ」だったような?



人間はなくなる前は意識がなくなることが多いので、見た目は苦しそうでも本人はそうでもないそうです。麻酔で眠っているような感じだそうです。
最後の最後まで残る感覚は苦しみではなく「聴力」です。意識がないようでもその方には聞こえています。まだ亡くなってもいないのに遺産相続や葬式の話などをその方の周りでする方もいます。それよりも旅立つ人の耳元でそっと「ありがとう。お疲れ様」と言うほうが安らかに旅立てるのではないでしょうか。
「日本尊厳死協会」というのもありますよ。
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この回答へのお礼

ご意見どうもありがとうございました
協会のことについてもネットでみてみます

お礼日時:2004/06/02 21:12

死ぬ瞬間には、脳内麻薬が大量に出るため、苦しくはないという話を聞いたことがあります。

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この回答へのお礼

ご意見どうもありがとうございました

お礼日時:2004/06/02 21:13

それこそ「死んでしまうくらい、苦しい」だと思いますよ。


ただ、本当に死の寸前には何と言う物資か忘れましたが、それが脳内に溢れ出て、痛みを和らげてくれるそうです。
だから、たとえ病気で苦しんで死んでも顔は安らかに眠るようだったりするそうです。
見当違いの回答かもしれませんが、魂が死を迎えた時にお花畑が見えるというのは、その物資のせいでは?と思います。
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この回答へのお礼

ご意見どうもありがとうございました
またの機会があれば宜しくお願いします

お礼日時:2004/06/02 21:07

極論ですが。



苦しんだ末に死んだとしてもその人はすでに亡くなってるんだから感想は聞けませんよね。
実際の苦しさは結局分からないのでは?
(例えば危篤から生還したとしてもそれはあくまでも危篤であって死の瞬間ではないですよね。)
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