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現時点で日本には原発が必要。脱原発は遠い将来のビジョン。今すぐは無理。急がば回れ。

原発は再稼働される。

政府も原発再稼働容認、原発の新設も認める「エネルギー基本計画」を閣議決定した。

原発再稼働の方針明記 エネ計画 閣議決定 核燃料サイクル(2014/04/12)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tokusyu/kakunen/ne …

大間、東電東通は原発新増設に当たらず(2014/4/22)
http://web.archive.org/web/20140422220559/http:/ …

反原発派・脱原発派は何かと言うと「原発が無くても電力は足りている」と嘘をつく。

特に計画調整契約電力を増やして予備率を確保している現状を「電力は足りている」と言うのは明らかな嘘だ。

需給調整契約
https://www.rim-intelligence.co.jp/news/select/c …

参考:2014年度夏季の需給調整契約(PDFのP-10)関電の計画調整契約電力の大幅増に注目。
http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/kih …

原発が無いと、企業も工場も家庭も節電しなければならない。
電力会社も燃料費が高いうえに故障しやすいから本当は稼働させたくない老朽化した石油火力も無理やりフル稼動して燃料費増大で数千億円の大赤字。
だから各電力会社が「30年ぶりの電気料金の値上げ」を実施し、あるいは申請している。さらに追加の再値上げも検討している。
企業や工場も、電気料金値上げがもろにコストに響くから、あらゆる工業分野で国際競争力を失う。技術立国・工業立国の日本にとって致命的なダメージ。
企業は日本国内に逃げ場が無い窮地に追い込まれ、海外に逃げるしかない。産業の空洞化が一気に加速し、日本は失業者だらけになる。
国の貿易収支も火力発電の燃料を余計に海外から調達するために兆の単位で貿易赤字。

これでも「原発が無くても電力は足りている」と言うのか。

自分の家が停電しなければ電力は足りているのか。
自分の家の電気料金の値上げ幅が家計に影響しない程度の金額だから原発は要らないのか。

反原発派・脱原発派の視野の狭さ、思慮の浅さには呆れるばかり。現実逃避に等しい。

原発は再稼働せざるを得ない。

政治的にも六ヶ所村再処理工場の「中間貯蔵施設」はあくまでも再処理してプルトニウムを取り出して再利用する前提で、順番待ちしてるという建前なので、再処理は何が何でも実現させないとダメ。ということは、原発を性急に全廃炉なんてのは、政治的にも絶対に無理。

青森県は「絶対に最終処分場は作らない」という約束で再処理工場と中間貯蔵を受け入れた。原発はやめる=プルサーマルもあきらめるでは、お話にならない。

再処理と大間原発フル稼働は必須。これで時間稼ぎしている間に最終処分場を何とか決めて(これだけで10年~20年はかかる)、準備が出来てから原発廃止を議論すればいい。

原発は現在から50年間くらいの間、日本に必要。

また、それが2012年12月の衆議院解散総選挙と、2013年7月の参議院議員通常選挙の結果によって明示された日本の国民の「民意」だ。

政権与党に返り咲いた自民党は「原発再稼働ありき」「原発の新規建設も容認」。その政権を実現させたのは日本の国民。参院選で「ねじれ」も解消された。これを民意と認めないのは卑怯だ。

原発の再稼働は日本にとって必要不可欠。

現時点で、発電コスト・容量・安定供給・エネルギー安全保障などの側面を全て考えると、原発の代替となる発電方式は存在しない。

どんな発電方式にもメリット・デメリットはあるが、原発は日本にとってメリットが圧倒的に大きい。

<メリット>
●発電単価が安価であるため電気料金を安くし、安定させる。昨今取りざたされている電気料金の値上げ申請は何と30年ぶり。30年前と同じ値段で今も買えるものが、電気以外に何かあるか?原発は電力の大量生産工場。大量生産すればコストが下がるのは当然。
●大きな電力を、長期間にわたって安定供給できる。
●発電時にCO2やSOxやNOxを出さない、環境に優しい発電方式である。
●ウラン燃料棒は狭いスペースで何年分でも備蓄できる。実際に備蓄してなくても、しようと思えば出来る事が大切。大量に備蓄できない石油・石炭・天然ガスなどを燃料とする火力発電に対する依存度を抑制することにより、エネルギー安全保障に資する。火力発電の燃料を輸入する際の価格交渉も有利になる。

<デメリット>
●原発事故の可能性がある。(安全対策により被害は極小化できる)
●放射性廃棄物の処分方法が決まっていない。(原発を再稼働しなくても解決しなければならないことに変わりはない)

「天然ガスが安く買えるようになる」など、反原発派・脱原発派の話は楽観的過ぎる。世界は日本にとって都合のいいように変化してくれるわけではない。不確定要素は「全て日本にとって不利になる」という前提で、最も不利な条件でも日本という国が破綻しないように備えるのが正しい。「最悪に備え、最善を尽くす」ということ。
それが、政界や財界のトップに立つ人たちの責任。お花畑のような楽観主義の反原発派・脱原発派のヨタ話では、この国は1ミリたりとも動かない。

経団連をはじめ、経済界からは「原発ゼロなど有り得ない」との苦言が相次いでいる。経済界が困るということは、すなわちその末端で働いて、家族を養うために給料を稼いでいる我々一般庶民の生活も困るということ。

将来は脱原発は出来る。が、今すぐとか、10年でとか、2030年代とかでは時期尚早。代替エネルギーの準備が間に合わない。

再生可能エネルギーであれ、最新火力(GTCCやIGCC)の増強であれ、新たに莫大な設備投資が必要。それは発電設備や港湾整備、備蓄基地だけの問題ではない。
発電した電力は種々の電力流通設備(送電線や変圧器など)から成る電力系統を介して需要家に供給される。この電力系統は、現時点では「原発ありき」で最適化し、かつ合理的な冗長性を確保して構築されている。再エネや最新火力を現行の電力系統にただ繋ぐだけでは、構築時の計画で想定していない異常な電力潮流分布が生じ、系統の運用が困難になり、過渡安定度や周波数・電圧安定度の面で不安定化要因を増やすという深刻なリスクを生む。電力系統の増強は簡単ではない。例えば自分の家や子供が通う学校や幼稚園の真上に500kVの超高圧送電線が新設されると聞けば、電磁波による健康被害を恐れて住民は反対し、鉄塔を建てるべき土地の地主も土地を売らない。再エネであれ最新火力であれ、電力は空を飛んでいくのではないこと、電力系統の増強という困難な課題とその解決のための長い時間と莫大な投資がセットで必要であり、それも電気料金に上乗せされることを忘れてはならない。

物事には順序がある。目の前の電力不足を原発再稼働で回避し、将来のビジョンとして脱原発を語るべき。

電力は人命にも直接関わる最重要の基幹インフラ。確実に電力が足りるようにしておかないとダメ。ギリギリ足りるではダメ。発電所や変電所で、1ヶ所や2ヶ所で事故・故障が起こるのは日常茶飯事。十分なマージン、冗長性の確保が不可欠。揚水発電以外、電力は貯める事が出来ない。電力の需要と供給は常に「同時・同量」。この需給バランスが崩れれば瞬時に広域大規模停電(ブラックアウト)が起き、多くの犠牲者が出る。

当面の40年~50年間は原発を再稼働して従来どおり原発に頼って良い。原発の新設・増設もあり。

原発事故のリスクはあるが、エネルギー安全保障の確保、産業・経済の発展、豊かで便利で快適な生活の維持、夢と可能性に満ちた子供たちの青春という大きなメリットと引き換えに出来る「合理的なリスク」として受け入れるべき。

毎年毎年、日本各地の原発で福島第一原発と同様の「過酷事故」が起こるわけではないし、過酷事故が起こっても「原子力災害」に進展させない準備があれば十分。それは原子力規制委員会が作成した新規制基準に盛り込まれている。

たった1ヶ所事故っただけで「もう全部ダメだ」では何も作れないし何も出来ない。

とはいえ、未来永劫原発に頼るわけにはいかない。

代替エネルギー(自然エネルギー+電力レベルの蓄電システム)の開発・実用化、スマートグリッド・スマートコミュニティーの普及による電力需給の分散化(電力の地産地消)の促進、合理的な範囲での節電の啓蒙、家電に限らず産業設備や社会インフラを含めた省エネ化の取り組み。これらを同時進行で加速して推進していけば「少しずつ原発を減らして」いくのは可能。政治主導で、社会全体の取り組みが必要。

将来のビジョンとして、地下資源に恵まれない日本の「エネルギー安全保障」を磐石なものにするためにも、100%自然エネルギー発電にシフトすべき。

そこで質問です。 みなさんは 原発は今の日本に必要だと思いますか?

A 回答 (7件)

原発技術者の働き場が日本国内で無くなって、敵国に原発技術が渡れば、経済的にも戦略的にも日本の破滅が目前に迫ることは目に見えています。

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>原発は今の日本に必要だと思いますか?


はい、すべての火力発電所や発電所を原子力に変え やすくて大量に電気を作って通信インフラを
もっと拡充させてデジタルライフを充実させるべきです。

補助金などもすべて法律でなくし、反対は武力で押さえ込めばいいのです。
発電所は好きなだけ作らせればいいのです。
電気はあって困るものではありません。多少の血は、後に良かったよかったとなるでしょう。

こういうこというと、じゃあ原発の中に家立ててすめよと、キチガイが吠えますが
そんなすばらしい土地を頂けるのならいくらでも笑顔で喜んでやりますよ。
未来のオール家電生活の実験モデルルームモニターとして是非喜んで子供ともども参加したいです。
公営の私有地の建築許可の下りないところですから、こちらで買うことも出来ませんから
家も土地も、発電所が立ててくれて利用もモニタリング費用としてタダであるはずなので
願ったりかなったりです、発電機の真横で暮らしてもいいです。
停電もなし、電気インフラである車も生活環境もメーカーがこぞって提供して
実験データを取るための最新のデジタルなのでうれしくてしょうがないですよ。
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必要です。



・核技術の発展性が望める → 技術が進化すればいいんです。技術が進化できる余地を残すべき。昔は飛行機なんて危険で仕方無い乗り物だったから要人は乗れなかったんです

・経済終わったらエネルギー所の話ではないですね。コスト削減できなくて倒産する企業と同じ倫理です。会社(国)がなくなったらどうなるの??高い燃料は確実に国民を蝕んでいきますよ。
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まあ、問題は廃棄物の処理だけです


そこは、再稼動しようがしまいが変わらない、と。

なんつーか、
もうこれだけ廃棄物抱えちゃってるんだもーん、一緒だもーん、て言い分は、

北朝鮮がコッソリ邦人を拉致しといて、明るみに出ると拉致した邦人を人質にして、
拉致被害者をかえしてほしくば交換条件をと要求するようなずうずうしさだなあ、と思ったり。

必要と言うか、
廃棄物処理コストを無視してコスト低いもーん、で騙して造ってしまった以上、
現にあるんだからなんとかせなあかん、ということで最大限有効に動かすしかないでしょう。
廃炉技術も廃棄物処理技術も、必要なんだから。
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>そこで質問です。

みなさんは 原発は今の日本に必要だと思いますか?

必要な人にとっては必要、不要な人にとっては不要、だと思います。この問題は究極的にはそこに行き着きます。
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失礼、肝心の回答をもらしていました。

私自身は必要だと思います。しかしだから再稼働賛成と言っているのではありません。必要だけれども我慢する、欲しいけれども我慢する、そんなニュアンスでしょうか。後世の世代にゴミを残したくない、そんなところからです。禁煙のようなもので、止めるにはきっぱりと止める以外にないと思うからです。
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あまり難しい事は答えられませんが、原発に対して安全性に不信感とか危険性を感じて停止して、どうこうと言うより、まず今身近に対応ができる問題として、国内の電力の消費の50%以上は照明に費やされていると思います、一般家庭の照明、店舗の照明、街灯、車のライト、あらゆる施設の照明、並べるとキリがないほど、消費電力は照明に消費されています、政府が国策として向こう何年とか期限をきりすべての照明をLED


に切り替えるといった政策を取る事が急務と思います、LED の照度効率は一般の通常照明の消費電力に
対して 30%くらいの消費電力高効率と言われています、悪く見て50%の効率と見ても、導入されれば当然 原発なんかは必要がなくなります、それと合わして、LEDはすごく超寿命で4万~5万時間と言われています、政治家も、電力会社からの政治献金などをあてにせず、一日も早くLED導入の法制化をして頂きたいと思います、導入に際して一般家庭の費用は国が建て替え、半額以下になった電気代に上乗せして請求していけば、余分な出費なく、原発の廃止、発電に消費する原油の輸入量の減少といいことばかりだと思いますが、政治家の皆さんには私利私欲に走らずに何卒、前向きに考えて頂きたいと思います、LED 切り替えによる、電機メーカーによるLEDの製造、切り替えによる電気工事、切り替えによる電気代の減額、経済効果は計り知れないと思います、以上事は、今ある考え、今ある技術、で対応できるんです、
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/11/19 18:34

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