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電線の瞬時許容電流を算出する式、

I=sqrt[Q*S/a/r1/t*ln{(1/a-20+T2)/(1/a-20+T1)}] ・・・式(1)

について、概略チェックする式として、

I=C * S/sqrt(t) ・・・式(2)

がよく提示されています。(C:定数)

式(1)に銅の物性値及びに、T1/T2を入れて計算すると式(2)の定数Cは算出できますが、
このときに 断面積S の平方根が外れることが疑問です。
断面積S、短絡時間tともに式(1)では平方根に入っているので、
式(2)でも平方根に入っているべきと思いますが、なぜ断面積Sは平方根が外れるのでしょうか?

参考にしたWebサイト:

http://www.f-elecom.com/catalog/pdf/furoku/8_03. …
http://www.hst-cable.co.jp/products/pdf/P84.pdf
http://www.jectec.or.jp/jectecnews/data/59.pdf

A 回答 (1件)

ご承知のように数学的には、その式の√からSは外れません。


たぶん式(2)が近似式なのかもしれません。
式(2)の元の式のようなものが存在します。
I:短絡電流実効値(A)
S:電線断面積(mm2)
t:短絡電流通過時間(s)
T:短絡時の導体温度(℃)
T0:短絡前の導体温度(℃)
導体が銅とすると
(I/S)²・t=5.05×10⁴ln{(234+T)/(234+T0)}・・・*
という式です。
たとえば、架橋ポリエチレンケーブルの条件、T=230℃、T0=90℃では
(I/S)²・t=5.05×10⁴×0.3591=18134より
I≒134・S/√t 
ビニル電線・ケーブルの条件、T=120℃、T0=60℃では
(I/S)²・t=5.05×10⁴×0.1857=9377より
I≒96・S/√t
と近似します。
いずれも(1)式より派生しているのでしょう。
たとえば、*式の234は
(1)式の1/α-20=1/0.00393-20=234
です。
不明点はそのうち解読したいと思っています。
以上、直接の回答ではありませんがご参考までに・・・。
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