テニスが15点刻みの理由は？

教えてください

No.1 回答者： kanyu-drop 回答日時： 2015/01/28 15:44

諸説あるようですが、有力とされている説の1つでは、

フランス語で「卵」を意味する「l'oeuf」から取った言葉なのではないかと言われているようです。
これは、0と卵の形が似ていることが由来しています。

で、「l'oeuf」が「love」になったのは、フランスの修道院生まれの貴族間に広まった、
テニスの前身「ジュドポーム」と言うのがイギリスに伝わった際、
イギリス人が「l'oeuf」をうまく発音できなかったのか、それとも聞き間違えたのか…。
とにかく「l'oeuf」を「love」と言ってしまい、それがそのまま定着したという説が有力なようです。

（イギリスのクリケットも、打者の得点が0に終わったとき、「duck」又は「duck's egg」と呼ぶそうで、もともとイギリス人にも0と卵を結びつける考えがあったのではないかとも言われているそうです）

そして「15」「30」「40」という点数の数え方の起源にも様々な説があって、
「この説が確実に正しい！」とは言えないのが現状の様ですが、代表的な説には、
「時計の文字盤を4つに分けた」
「14世紀頃、プレーヤー同士の賭けの際に使われていた1ドゥニエ銅貨が4枚で60スウという金額になるため、60スウの4分の1である15スウを1つの単位とした」
「（ジュドポームを行っていた）修道院の生活時間が15分単位であった」というものがあります。

ただ、これらの説では普通に考えれば3ポイント目は45になるはずなのですが、
これは45を「forty－five」と言うのが長くて言いづらかったから単純化した、という説が有力なようです。

実際の理由はなんだったのか気になりますよね～（・ω・）