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(カテゴリ間違っていたらすみません)

無負荷(分電盤で大元のブレーカをオフしてある)で、電気のメーターが微かではあるのですが回るんです。
どんな原因が考えられるでしょうか?

普通の一軒家で、新築に伴い先日引込線工事をしました。
私はその工事を見るためにたまたま立ち会いました。

その際、微かですがメーターが回っていたんです。
とりあえずメーターの2次側をはずし、主開のブレーカを
切ったまま「2次側~ブレーカ」までの電線の大地との絶縁をはかりました。
絶縁は最大値で問題はありませんでした(漏電はしていない様子)。

メーターがおかしいのかとも思い、他のメーターと取替え
てもらいました。
1回取り替えてもまだ動いていたので再度取り替えました。

そうしたら動かなくなったと感じました・・・・。
が、よく見たら微かに動いていました。
1時間くらい経ったら止まっていました(と感じました。
動いても微かなので難しいです。)

結局思い過ごしかなーーと思いましたが、違う日にみたら
また動いていました(主開は切ってあります)。
(ひじょーーーうにゆっくりです。)

何が原因なんでしょう?

メーターは、主開を切っても最初の1時間くらいは動いている?(過渡現象か何かで・・・)

2次側~主開までの対地静電容量?
(でもメーターは無効電力では動かないんですよね?)

大地との絶縁は良かったけど、電線間の絶縁ははからなかったんですが、
そこで短絡している?(そしたら微かではなくてヒューズ
が切れるような気もするし・・・)

まだ電力会社には相談していませんが・・・・。
(まだ電気を通してもらった段階なだけで需給契約を
 結んでいない状態ですので。)

メーターに詳しい人いたら教えて下さい。
(ちなみに、私は電気については全くの素人というわけでは
ありません)

A 回答 (5件)

 潜動防止装置(円盤の小孔or円盤軸の鉄片)を越えて回転しないのであれば問題はありません。


潜動現象に間違いないでしょう。

 漏電では、漏れた電流は、柱上変圧器の2次アースに帰りますので、回路上、電力量計を回転させることが出来ません。

 心配なのは、fffuuuさんのおっしゃっている電力量計の接続された場所~主ブレーカー間の線間抵抗ですが、工事のときに生じたキズにゴミなどが付着した抵抗短絡が考えられます。滅多に無いことですが、起きていればトラッキングの恐れがあります。抵抗短絡はブレーカーでは感知不能なので。

 線間抵抗を計るときは、電力量計の電圧要素を外す必要があります。

・潜動が確認出来ない…
・線間メガをしていない…

では、これらの疑問に断定的な意見が出来ないのが現実です。
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電力量というのは、「電力と時間の積」のことでありその正体は「ある時間内に通過した電気のエネルギー」です。

本来、国際単位系では「ワット・秒=ジュール」という単位であらわされるものです。しかし電力の取引では単位が小さすぎて実用的ではない、電力料金を算定するだけの目的の単位であるので「キロワット時とかメガワット時」を使います。電力量は時間が経過しないとわからない量ですから、円盤を電力に比例した速度で回転させ、測定時間の経過後に、「その期間に回転した回転数」を数えて計量装置の指示から電力量を判定するわけです。もちろん、実際には「今月の指示値から前月の支持値を差し引いて」電力量を求めます。電力量計は電力を測定しているわけです。電力を測定するには、電圧と電流を測定しなければなりません。そのためには、電圧コイルと電流コイルを設けて、電圧コイルに電源電圧をかけて、電圧に比例した磁束を作り、この磁束が円盤を貫くときに電圧コイルの直下に電圧に比例した渦電流を誘導させます。同様にアルミ円盤の直下に配置した電流コイルに負荷電流を流し負荷電流に比例した渦電流を誘導させます。この渦電流は負荷電流と同位相です。電圧コイルは、細い線を数百回巻いてあるため、流れる電流は位相が電圧から90度遅れます。円盤に生じるこちらの渦電流はこの電流と同位相です。正確に電力を測定するにはこれが絶対条件です。電圧コイルの磁束と、電流コイルによって作られた渦電流との間には電磁力が発生します。同様に、電流コイルで発生する磁束と電圧コイルの磁束によって発生した渦電流との間に電磁力が発生します。これらの電磁力を合成すると電力に比例した電磁力が発生します。このメカニズムは図がなくては説明、理解が困難でしょう。円盤を永久磁石ではさむと制動力が発生します。これを制御トルクとして、円盤の回転を電力に比例した速度にします。
軽負荷補償装置は、電圧コイルだけでわずかな回転力を発生させ、摩擦にによる誤差を補償しようとするものです。金属板の真中に四角い穴を打ち抜いたものを数枚重ねて、電圧コイルの磁束が通る真下に、円盤の回転方向にずらして配置します。こうすると、電圧コイルの磁束が金属板の穴の外を通るものと、穴の中を通るものができます。穴の中を通る磁束により、金属板に電流が流れ、これによる磁束が加わるために穴の中を通った磁束は、外を通った磁束よりも少しだけ位相が遅れます。結局、移動磁界ができることになり、円盤は回転力を受けます。金属板の枚数を多くするほど回転力は大きくなります。枚数は、必ず整数になりますから、微調整にはおのずと限界があります。電圧だけをかけた場合、電圧の大きさにより回転力は変わりますから話は厄介ですね。何回でとまるかということですが、止まるのならばすぐ止まると思いますよ。一時間も止まらないのであれば、いつまでも止まらないでしょう。
穴があると止まるというのは、引っかかって止まるということではなく、穴のところでは、円盤の電気抵抗が大きくなり、穴には電磁誘導による渦電流が発生しないので止まるということです。
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この回答へのお礼

本当にありがとうございます。

私が何を不安に思っているのかというと、漏電とか不良とかがあるか
どうかということなんです。

メーターの特性でこのような現象が起こるというのなら
心配はしていません。

通常だと3分くらいで止まるところを1時間も回っていたなら
不安ですし他に原因があるのかな?といった感じです。

心配はないと思われますか?

CEtankさんは「専門家」とありますがどういった専門家ですか?
メーターを作っているようなメーカー勤務ですか?
それとも電気理論に詳しい教授とかですか?

お礼日時:2004/06/18 00:25

電力量計は電力に比例した速度で回転するようになっています。

回転するのはアルミの円盤です。円盤の軸を直下の軸受けで支えています。アルミの円盤にはある程度の重量があるので、回転が遅いときは軸受けの摩擦が大きいので、微小の電力の時には駆動トルクも小さく摩擦に打ち勝つことができず、円盤が動きません。これでは電力が小さいときに大きな誤差が生じてしまいます。消費者にとっては願ってもないことですが、測定器としては困ったことですから、「摩擦を打ち消すだけの微小なトルク」を電圧コイルに電圧がかかっただけで与える事にします。電圧コイルの磁束が通る磁気回路に、円盤の回転方向にわずかなトルクを与える、「くまとりコイル」を配置します。これは薄い金属板なので見てもわからないかもしれません。このようにくまとりコイルで、回転方向へわずかな移動磁界を作り、アルミ円盤に生じる渦電流との相互作用でトルクを作り出し、摩擦による誤差を補正する装置を「軽負荷補償装置」と称しています。軽負荷補償装置が発生すトルクは、円盤が動くか動かないかの境目に設定するのが望ましいのですが、実際には動き出してしまう事もあります。電気を使わないのに動き出すことを「潜動(クリーピング)」と呼んでいます。軽負荷補償装置の働きが強すぎると電気を使わないのに円盤が回りつづけてしまいますから、数回転以内に潜動が収まるように、円盤に小さな穴をあけています。この円盤の穴を「潜動阻止装置」と呼んでいます。穴のところで渦電流が小さくなり円盤が止まるというわけです。電力料金は電力量の取引単位である「1キロワット時」ごとに発生しますから、数回転で円盤が止まれば問題にならないと考えられます。ちなみに1キロワット時で何回転するかは名盤に記載されています。普通数百回転から千回転程度でしょう。これを「計器定数」と呼んでいます。また、電力量計は検定を受けながら数十年使われます。高電圧、大電力を測定する場合はまた違ってきますので、あくまで普通の家庭の話です。
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この回答へのお礼

すばらしいご回答ありがとうございます。
かなりわかりました。

1つ教えていただきたいんですが、無負荷で動いていて、
穴があるから止まるということですが、だいたいとまるまで
どのくらいの時間がかかるのですか?

1時間くらいですか?3分くらいですか?

お礼日時:2004/06/17 21:50

 主電源を切って直ぐは、無負荷でも電圧のみで微弱回転することは考えられますが…


 電力量計の円盤に小さい穴か、細い切り込みがあると思うのですが…その穴か切り込みが鉄心を越えて1周以上するかどうか確認してみてください。
 この穴もしくは切り込みは、そういったクリーピングを解消する役目なのです。

この回答への補足

穴はいくつも開いています。
1つの穴が鉄心を超えるかということですか?
それとも完全に1周以上するかということですか?

補足日時:2004/06/15 00:18
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この回答へのお礼

ご回答、本当にありがとうございます。

1周するかどうかはわかりません。
(それくらいゆっくりです)

もしかしたらしないかもしれません・・・。
しなければそれは正常ってことですか?

お礼日時:2004/06/15 00:10

積算電力計には「クリーピング」と言う現象があります。


無負荷の場合でもメーターがわずかに回る現象です。
これには規格がありますので納得いくまでメータ交換して貰うといいでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「クリーピング」という現象は知っています。
でもこれって「故障」なんですよね?
基本的に全てのメーターであるんですか?
(つまり大きいか小さいかということ?)

でも、一度止まったように感じたんですが・・。
(クリーピングは故障だからずっと回るんじゃないんですか?
クリーピング自体に詳しいわけではありません)

お礼日時:2004/06/15 00:08

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