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既製服と洋裁の本に載っている洋服の作り方は全然違うのでしょうか?使っているミシンが違う事くらいしか私には分りません。主に作り方、出来上がりの違いについて知りたいです。宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

ミシンも違いますが、縫製の処理が違うと思います。


既製品は、オーバーミシンで走るだけですが、手作りだと、バイヤスでくるんでいるとか、
ニットだと、袖は前後で対象に作っているのが既製品ですね。作業効率を考えると、前後対象の袖はつけやすいですから。
テーラーの襟などは、既製品は接着シンを使いますが、
手作りの方は、職人さんに寄りますが、接着でないシンを、ハザシと言うとめかたで処理してくれます。後々、型崩れを起こさず良いと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2004/06/21 15:37

既製服でも手をかけてあるものもあり、ものによってその技術は様々ですが、洋裁の本に載っているものと既製服はもともとの布から切り取るモトになるパターンが違います。



既製服を型紙付きで作り方も含め紹介している本もありますが、これもできあがりの既製服からパターンを起こしているので実際には同じものではありません。ですから、できあがりは似ていますが同じにはなりません。

それにプロの仕立屋さんも、洋裁の本に載っているような作り方とは違うようです。いわゆる原型とか使わない人もいるし。なので、シルエットそのものが、違ってきます。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2004/06/21 15:38

アパレルで企画をしていました。



作り方は基本は同じです。ただ既製品になるとメーカーの利益や工場の稼働率、納期に合わせて商品を作って行きますのでその辺のせめぎあいの結果できる縫製、デザインとなります。

パターンは原型を使ったほうがよりよければ使い、(そのメーカーのベスト原型)デザイン、アイテムによっては立体を組んでからなどその商品がベストなシルエットになるような方法を取ります。(メーカーによります)ただ、過去に何千、何万と商品化、サンプリング化したものがありますのでその時の経験を元に原型からと言う物は少ないかもしれません。パターンは設計図ですので生産ラインに乗るまでに何回かサンプリングされて微調整し、量産用パターンが出来上がります。

パターンで工業用と家庭用で明らかに違うのは工業用の型紙には縫い代が付いている所です。柄あわせがなければ何枚も重ねて一気に裁断しますので型紙を置いたら裁断場の担当が考えずに型紙の周りをなぞって裁てるようになっています。

縫製は時間や工賃を考えて細かい事が出来ないのが大方です。例えばブラウスなどで安価な物はインターロック(本縫い+ロック)1回で処理されている物も多いのですが本来なら本縫い→割るために中間アイロン→両端ロックとしたら綺麗に仕上がるのはわかっているのですが4工程になる始末は時間的にも工賃的にも難しいです。高額な商品ではやっていると思います。

ミシンは工業用はモーターの馬力やおさえがねが強く、1台で何役と言うよりは1台で1つを専門に、またその中でバリエーションを広げるというミシンを使います。種類も家庭用ではないようなものも多数あります。本縫いミシンもニット用と布帛用では違います(縫えない事はありませんが)

アイロンは中間アイロンは大きな鉄製のやはり工業用を使われている事が多く、接着芯はズボンプレス様の大型みたいなものにパーツを並べて一気に挟んでプシュ~とつけます。仕上げはアイロンを使うときもありますし、大きな工場だとスーツなど立体的なものはボディに着せ掛けて周りからスチームが噴出してプレスできる物が有る所もあります。

工場といってもそれぞれ得意とする分野もありますしラインも工場独自ですし、また機械は進歩していますので細かく言えばまだまだ有るのですが既製品はデザインだけではなくて企業の利益を優先される事が多いので作っている側は知識や技術があっても出来ない事が多いんです。

家庭用の本を見てみるとあまり知識がない人でも取り掛かれるような方法を紹介されているように思います。でも、各パーツ別の人が縫ったりするような事が多々ある既製品より立体感、温かみと言う点は断然手作りです。既製品は機械的でシャープな感じにどうしてもなってしまいますね。同じラインに沿って縫っている用でも縫い手が変わると微妙に差がでますから。(高額品は生産枚数も少ないので少人数で作っている場合も有りますにのでこの辺でも安価な物と立体感に差が出るんですけどね)

ズラズラと主に既製品のことについて書きましたが取りとめがなくなってしまっているようで・・・参考になればと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。大変参考になりました。安価な商品ではメーカーの利益を考えると行程数が少なくなるというのは納得です。時々自分の既製服を参考にして「あ、この方法のほうが簡単そう。」と本に書いてある行程を省略していましたが、せっかくの手作りですからそれはやめたほうが良いのかもしれませんね。ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/21 15:58

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