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現在は結婚において、昔の“家制度”というものは廃止され、婚姻することにより
新たな戸籍が作られます(私は法律に詳しくありません)。

しかし現在でも、女しか子供のいないところは、婚姻届を女側の名字にすることにより、
家系を残そうとします。
家制度がないということは、戸籍も違うわけで、このようなことにいったい法的に
どういう意味があるのでしょうか?

もちろん、養子縁組を行い女側の親の養子になった場合(いわゆる婿養子)は、遺産相続などで
法的に意味はあるとは思います。
しかし、養子縁組をせずに、単に婚姻届の際に女側の姓に届けるだけで、家系を残していると
考えている家もあるの現状だと思います。これは婿養子ではありません。

私はこの意味がいまいちよくわかりません。
単に家系図を作成したときに便宜的に姓を記しているだけで、家制度がないのになんの意味が
あるのでしょうか?

家制度がないのに、家制度モドキを引きずっているようにしか見えません。
現在における、家系にこだわる、法的な意味を教えていただければと思います。

質問者からの補足コメント

  • ご回答ありがとうございます。
    相続問題ということですが、養子縁組をしてない場合、男性の姓で届けるのと女性の姓で届けるので、相続権に違いがでるのでしょうか?

    私の知識では、婚姻届けの際にどちらかの姓を選べるというだけで、それによって相続権に何か影響するとは思ってないのですが。いかがでしょう?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/05/27 22:40
  • 皆様、ご回答ありごとうございます。
    予想以上にたくさんのご意見をいただき、驚いております。

    実は私自身が結婚において妻側の姓となっています。養子縁組はしていないのですが、事実上妻側の家にいれられた形です。妻の地元に住み、同居ではありませんが妻側の親名義の家に住んでいます。新居を建てることは許されませんでした(もちろん抵抗しましたが)。

    この身の上話は質問内容からズレますのでこれくらいにしておきますが、結婚を決めてから、名字や家、家系というものについて考えるようになりました。

    そして、私自身も自分が姓を変えることになるまでしらなかったのですが、家制度と現在の戸籍制度の違いでした。私が姓を変えて、いろんな方に聞かれたり、養子ですかなどと日常会話をしてきて、ほとんどの人、おそらくは9割以上の人が、いまだに家制度(この名称はもちろん皆さん知りませんが)が続いてると思っていることです。

      補足日時:2015/05/28 18:15
  • つづき。
    いまでも籍を入れる とみなさん使いますが、実際に籍を入れる、すなわち家制度と現在も同じであると、“なんの疑問も持たず”ほとんどの人が思っているということです。
    養子じゃなくて、姓を妻にしただけ。今は婚姻で籍が新しく作られると説明しても、皆さんよくわからない顔や、そうなんだ と初めて知ったリアクションです。
    誤解を恐れずに言うと、私の職場や友人はある程度の学歴があり、一般常識がわからないという人はほぼいません。

    皆さんのご回答で、現在は意味はない、お墓のためとありましたが、まさに納得です。
    私自身、何のために姓を変えて、相手側に振り回され、苦労しているのか、その価値、意味を見いだせなくなりつらくなっています。

    何を言いたいのかわからない駄文になりましたが、この誰も戸籍について無知であるというのは非常に恐ろしいと感じました。法律や理屈より思い込みが勝ってしまうのですから、、、。

      補足日時:2015/05/28 18:24

A 回答 (7件)

司法書士事務所の職員です。



ご質問者様の考え通りで、法的な意味はなく、過去の慣習の名残やイメージの問題にすぎません。
実際今の法律で相続となっても、長男だからという人もたくさんいます。

相続問題についても、苗字や同一戸籍で考えるのではなく、一人でいくつもの戸籍を渡り歩く(本籍の移転・婚姻や養子縁組その他・法改正により常に一つの戸籍に入るが過去の戸籍内容の確認では複数となる)、これらの履歴の確認を戸籍謄本で行うだけです。

ただ、宗教に関して細かく法律で定めて規制することはできません。
墓地などを管理する寺の宗教などによっては、婚姻等で姓が変わった場合、親と同じお墓に入れないなどということもあると聞いたことがあります。さらに、昔ながらでいうところの家制度の主は墓の管理者でもあったはずです。当然同じとは限りませんが大多数のはずです。寺の檀家として親の檀家の権利等を継いだり、墓の管理者になるのにも、苗字が変わるといろいろな問題があるのかもしれません。

したがって、法令には関係ないが慣習や感情・宗教その他において、いまだに家制度意識が残っているというだけでしょう。

私の母方の祖父母が亡くなった際にも、祖父母の長男である叔父が長男・せがれという意識で、自分が中心、自分が相続することが当たり前というような状況で困りましたね。その際にも、祖父母叔父の苗字の家から出た人間ということで、私の母や母の妹である叔母を下に見ていた状態でしたね。最終的には、司法書士の力を借りての相続手続きとなることで、子同士の権利上の優劣がないことを専門家から諭されて叔父自身が困るような状態になりましたね。

参考になればと思います。
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参加させて下さい、



非常に下らない事ですね、 この一言に尽きると思います、

所詮は単なる自己満足、マヤカシ、  自他のある種の優越度の判定基準にするためでしょうか?、
家や名前に拘りを持たれる方ほど相対的に大したのはお持ちでは無い様に見受けられますが、

よく聞くのが「当家は代々家老の家柄」、「当家は代々誉れ高い軍人の家柄」なんてのはしょっちゅう、

<だからどうなんだよ>
と言ってやりたくなりますね、

配偶者双方でどちらを選択するかだけで、養子縁組がらみでなければ法的な根拠は何も無いですのにね、

それでも、最近は姓が変われると言う事は非常に有意義(当人にとって)な物が在るようです、

借金まみれの人間にとっては、

個人的に思うんですが、家制度が無いのに跡継ぎ、
これは、暦からは本来抹殺されたはずの大安・仏滅が未だにシブトク残り続けてるのと趣旨は違いますが似通っていると考えるのは私だけでしょうか?。
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"このようなことにいったい法的に


どういう意味があるのでしょうか?"
   ↑
法的な意味はありません。

慣習に基づく感情の問題です。

人間は必ず死にます。有限の存在です。
その反動として、長く、永遠に続くモノを欲するのです。

その一つが、家、です。

俺が死んでも、家は残る、として、有限な存在である
人間を、少しでも無限に近づけよう、とするのです。

そういう心情がなせる技です。


”家制度がないのに、家制度モドキを引きずっているようにしか見えません。
現在における、家系にこだわる、法的な意味を教えていただければと思います。”
      ↑
法的制度としては存在しませんが、人間の心に
存在し続けているのです。

都会の人間には理解できない面がありますが、
田舎の人は、そういう傾向が強いですよ。

かくいう、ワタシも都会で、家? なにそれ?
アホか?

という具合ですが、田舎の友人とはこういう
面では感覚が違いますね。

何百年も、何世代も続いて来た家を、俺の代で
終わらせるわけにはいかない。


それはそれで多様性があって、興味深いと
思っています。
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おっしゃる通りで正式な養子縁組をしない婚姻においては形骸化したものでしかありません。


たいていは前の方もおっしゃるように墓守をしてもらう意図が強いものだと思います。
先祖代々の墓を守って欲しいからです。
姓が違ったら同じお墓に入るのはおかしいでしょう?
また子供が生まれたらその姓を継いでもらって、綿々と「○○家の墓」を存続させて欲しいとの意図です。
つまりは名前を絶やしたくないということに尽きると思います。
何代も遡れるような家柄を持つ人って昨今はそう多くはないのでね。
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墓守、自分たちも含めて、お墓や定期的な先祖供養、仏壇へのお供えなどを期待して。

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世の中には理解しがたいことを考える方が多いようです。


ただ、結婚すれば男の姓を使うことが一般的であること
これ自体に疑問を感じる方も、特に女の子しか授からなかった方に多いような気がします。
女性が結婚して姓が変わらないのはなぜ?と疑問に思う方は圧倒的に多いですね。
夫婦別姓の方もその都度理由説明をしなければなりません。
そういう一般的ではない選択の法的意味はないですが、
子供の名字はどっちだったっけなんてのはもう面倒くさいとしか思いませんね。
姓はじゃんけんで決めるとか、偶数年の結婚ないしは出産は男性の姓、奇数年の結婚は女性の姓にするこという法律でもできれば男女平等になるかもしれませんね。
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単に相続問題です。



竹田常泰氏のように、明治天皇の玄孫という感じで、遡れることが意味あるんです。

逆に何してきたかさえ分からない一般市民にとっては、確かに意味の無い話かも知れません。
が・・・代々偉い身分の人はそうはいきません。
家柄、格式を重んじます。

ま~結局一般女性と結婚しましたけど。
この回答への補足あり
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