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「午前中」は言うけれど、「午後中」は言わないと思っていましたが、「午後中」と書いてあるブログを見かけました。

日本語学習者用のテキストには、「午後中」という言い方はないと書かれているのですが。

そこで、お尋ねしたいのですが、「午後中」という言い方をしますか。

質問者からの補足コメント

  • もしよろしければ、ご年代、出身地を教えていただけますでしょうか。

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/05/28 02:24

A 回答 (9件)

こんにちは。



まず初めに確かめておきたいことは、質問者の方、回答者の方は、
 「午後中」
をどのように読んでいるのか、ということです。
 「ごごちゅう」? あるいは「ごごじゅう」ですか?

私は、「午後ちゅう」は言いませんが、「午後じゅう」なら言います。
この場合の「午後」は、夕方までで、夜を含みません。
(東京育ちの、けっこう年寄です)

「午後じゅう」は、「午前ちゅう」と対として考察の対象となるものです。
(それぞれ、「午後ちゅう」「午前じゅう」が言いにくいという興味深い性質のため)

次の研究が詳しく分析していますので、興味のある方はご覧ください。

「接辞的造語成分「中(チュウ)」「中(ジュウ)」の使い分けについての覚え書き
   -「午前ちゅう」「午後じゅう」「夏じゅう」「冬じゅう」を中心に-」
 http://www.cc.mie-u.ac.jp/~la20100/tyuu.html

「午後じゅう」の実例も挙げられています。
保守的な曾野綾子が使っているのが面白いです。

この研究の筆者名はありませんが、三重大学の日本語学研究者のようです。

また、「午後中」をネットで検索すると、医院の診察時間のような文脈の中で使われている
例がいくつか見つかります。「午前中」と対比された形で出てきます。
この場合は、おそらく「午後ちゅう」と読むつもりで使っているのでしょう。

以上のように、「午後中」は、読み方はともかく、現に日本語として使われている形です。
使わない方は、それはそれで別にいいのですが、使う人のことを貶めるのはよくありません。
たんに、日本語の使用の現状について知らないだけなのですから。(「使わない人」が、です)

なお、日本語教科書が「午後中」を使わない形だとするのは、使用例が(まだ?)少数だ
という判断によるのでしょう。
でも、実際に使われている形です。

saburoo
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この回答へのお礼

ご回答をいただき、誠にありがとうございます。
もし「午後中」を読んでみなさいと言われたら、私なら「ごごちゅう」と発音するかなあ?
でも、回答者さまは、「ごごじゅう」なら、使われるのですね!
今、曾野綾子さんを検索すると、やはり東京の方のようですね。(1931年生まれだそうです。)
もしかして、東京のご年配の方は、わりと「午後中(ごごじゅう)」を使われるのかもしれませんね。
私は、「午後中」という言い方は、日本語にはないと思い込んでおりましたので、回答者さまにいただいたご意見は、大変、参考になりました。
私は以前、言語学を専攻していて、日本の方言にも興味を持っていたことがあるのですが、「午後中」についても、詳しく調べてみたくなってまいりました。
大変、ためになるご意見を、どうもありがとうございました。

お礼日時:2015/06/01 22:52

>日本語学習者用のテキストには、「午後中」という言い方はないと書かれているのですが。



そういう理由はよく分かります。なぜなら「午前の起点はよく分からないけれど、終点は正午だと言うことは分かっている。「午前中」と言うときにはその終点を意識していれば使えますから。ほとんどは「正午までに」と言う意味で使うのです。
 反対に「午後中」は起点が正午であることは分かるけれど、終点がよく分からないのがふつうです。「午後中は仕事をする」と言われたら、「?」ですね。だから使わない。使う人は、その人なりの理屈があって使うのでしょう。それは世代や地方に関係ありません。その人の理由は良くわかりませんが、多分次のようなことでしょう。

青木信仰著「時刻と暦」(東京大学出版)を参照しながら、すこし理屈を述べてみます。「正午」があるなら「正子(しょうね)」もあり得ます。古い中国から日本に伝わった時刻の概念に「十二支」が使われたのはご存じのとおりです。
 しかし、その一刻である「子の刻」は約二時間という時間帯です。その中点(の時刻)を「正子」としました。1日24時間の分かれ目であり、現在で言えば午後12時(=午前零時)です。暦の上では「正子」の方が大切ですが、人間の生活から言えばおそらく「正午」の方が大切だったのでしょう。だから使われませんでした。
 さて、午前とは「正子(しょうね)」から「正午」までを言い、午後は「正午」から「正子」までを言います。一般的に言えば午前零時~午前12時(=午後零時)を午前と呼び、午後零時~午後12時(=午前零時)を午後と呼びます。
 正午とは「午前12時=午後零時」であり、「正子(しょうね)」は「午後12時=午前零時」ということになります。

 ところが、世間ではそんな風には考えません。午前の終わりは誰でも共通しています。正午ですね。しかし、始まりはというとはっきりしません。ある人は目を覚ました時、別の人は家を出た時、また学校や職場の始業時間かもしれません。一方、午後の始まりは「正午」でしょうが、終わりはこれまたはっきりしません。終業時間・帰宅時間・就寝時間等がありましょう。要は「午前中」は言えても「午後中」は言えないのは,終点がはっきりしないからで、これを「午後5時までに」と言えば、問題ないわけです。

 なお、発言のなかで、「12時=零時」というのは、時計の文字盤上の言い方であり、数学的には変な話になるのでその点はお許しくださるように。
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回答ではありません。

初めて聞くことばですので くわしい情報を知りたいと思います。おしえてください。


 すなわち 《午前中》と言えば たいていは 朝起きてから午前12時つまり午後0時になるまでの時間を言うものと思います。
 
 《午後中》と使った場合には そうしますと 午後0時から 真夜中の0時までの時間を言うのか。あるいはそれとも 午前中を除いた昼の時間つまりだいたい日の暮れる夕方までの時間を言うのか。具体的な内容がどうなっていましょうか?
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補足


確か、このカテだったかな。
大学理系と文系について、日本語が理解できる人は理系に進み、理解できない人が文系に行きます、といった内容の書き込み。
午前中、これを理解するって?。
午=12時、前、中=始点と終点の中(間)、では始点は、当日ならそれを言った時が始点、前日以前に言う時は日にちを指定しますね、その指定された日の午前0時が始点。
その上で人間の活動時間、または会社等の始業時間に伴う経験から、およそ9時から12時と予測します。
午後中を同じ要領で理解すれば?。
12時、後、中、始点は12時、終点は?明示なし、終点がないのに中(間)は理解不能です。
日にちを指定しても、その日の12時が始点で、終点は不明です。
従って、午前中はその日の0時から12時までの間
午後中はその日の12時から・・・・・?10日後でも1万年後でも該当します。
たとえ、午後中を使用しても聞き取るほうが経験をもとに気を利かして理解するため大きな問題が起こらないだけです。
もし、科学誌ネイチャーにこんな言葉使用して投稿したら、採用されません。
誰も知らない新発見のため、誰も経験していません、気を利かして理解もできません。
日本語が理解できない人は理系に進んでもこれでは脱落しますね。
参考 こんな話あります、ガソリンのハイオク。
ハイオクはレギュラーと比べて燃えにくい、と投稿したところ。
こんな投稿が、 ハイオクは火炎伝播速度が遅いだけで綺麗に燃えます・・・・。
火炎伝播速度=日常生活ではまず使用しない言葉(知識)
火炎伝播速度が遅い?=燃え広がりにくい、何故?、燃えにくいからですね。
知識はあるが、何も理解していないので平気でこんな矛盾した話をします。
ハイオクが出たついでに、添加物として、清浄剤、これがいつの間にか洗浄剤に化けて投稿されているケースもあります。
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>「午後中」という言い方をする方も、事実、いらっしゃるようなのです


そうです、母国語の日本語すら満足に理解できない人が結構います。
数学が苦手、とか化学が苦手とかよく聞きますが、実は苦手なのは日本語なのが結構います、日本で勉強するなら、教材は日本語ですね、日本語理解できなければ・・・・。
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この回答へのお礼

ご回答をいただき、誠にありがとうございます。
お礼を申し上げるのが大変遅くなってしまい、申し訳ありません。

「午後中」という言い方は、やはり正しくないのですね。
でも、言っている方も、不自然と思いながら、この言葉を使っているのかもしれませんね。
例えば、「全然、面白い。」のように。

お礼日時:2015/06/01 17:30

「午前中」は単に期間を表わすだけでなく、「昼になる前に」という’期限’の意味合いを含むことが多いです。

ですから、「明日になる前に」という期限を言いたいときは「午後中」ということもありえるのですが、その場合は「今日中、本日中」のほうが自然なため、「午後中」はあまり見聞きしません。
’午前を避けて午後’を指定する場合は「午後の間に」のほうが自然な言い回しでしょう。
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答をいただき、誠にありがとうございます。

おっしゃる通り、「午後中」が大半の方にとって、不自然であることは承知しているのですが、(ご回答で示していただいたように、その理由も分かっているのですが) 「午後中」という言い方をする方も、事実、いらっしゃるようなのです。それは、年代によるのか、地方によるのか、私はそういうことを知りたかったのですが、「年代」「地方」と分類できるほど、多くはないのかもしれませんね。

でも、私のために、貴重なお時間を割いて、ご回答を書いていただき、本当に、感謝いたしております。

お礼日時:2015/05/28 13:20

します。

この回答への補足あり
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文字をバラすとわかるんですけど、


正午ってのは午(うま)の刻ピッタリ。
正午より前が午前、後が午後なわけで、
〜中は指定した終了時刻までを指す。日中とか今日中とか食事中とか。
午前中というのは、起床から午の刻までという意味で、
午後中となると、午の刻から以降ずっとを指すので、次の日の午の刻まで24時間を指しちゃいます。その12時間後に次の午前中が来てしまう。

同じような例で、午前12時はあっても午後12時はない。
12は正午までの最期の時刻だから、午前12時=午後0時。
12時と同時に0時に変わるので、午前12時台という表記もない。午後0時台になります。
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答をいただき、誠にありがとうございます。

理論で言えば「午後中」という言い方はないのですが、なかには、「午後中」と言われる方もいらっしゃるみたいです。

実際に、検索サイトで調べてみると、ちらほらと「午後中」という言葉を見かけます。

「午後中」という言い方をしているのは、比較的、若い世代の方なのでしょうか。

お礼日時:2015/05/28 02:29

しないです。

せめて午後からか、昼からとかですかね。
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この回答へのお礼

早々にご回答をいただき、ありがとうございます。

そうですよね。「午後中」は、耳慣れない言葉ですよね。

お礼日時:2015/05/27 23:47

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