No.4ベストアンサー
- 回答日時:
>私的には、酸化剤 と思うのですが
逆ですよ。私的にも公的にも還元剤でしょ(^^)
この程度で、間違えるという事は酸化還元反応の単元が抜け落ちています。
↓抜けているところ
★酸化還元反応は、酸と塩基のようにあくまで同時に起こるものです。
例) Cu²⁺ + Zn ⇔ Cu + Zn²⁺
銅は電子を受け取り還元されています。亜鉛は電子を失い酸化されています。
銅イオンに注目すると
Cu²⁺ + Zn → Cu + Zn²⁺
 ̄ ̄Cu²⁺ -還元--> ̄ ̄Cu
銅が還元されているので、銅イオンにとって亜鉛は還元剤
亜鉛に注目すると
Cu²⁺ + Zn → Cu + Zn²⁺
 ̄ ̄Zn²⁺ --酸化 --> ̄ ̄Zn²⁺
亜鉛が酸化されているので、亜鉛にとって銅は酸化剤
逆反応
銅に着目すると、
Cu²⁺ + Zn ← Cu + Zn²⁺
 ̄ ̄Cu²⁺ <-還元-- ̄ ̄Cu
銅が酸化されているので、銅にとって亜鉛は酸化剤
亜鉛に注目すると
Cu²⁺ + Zn ← Cu + Zn²⁺
 ̄ ̄Zn²⁺ <--酸化 -- ̄ ̄Zn²⁺
亜鉛イオンが還元されているので、亜鉛イオンにとって銅は還元剤
亜鉛と銅を比較すると、亜鉛のほうが酸化され易い
K Ca Na Mg Zn Fe Ni Sn Pb H Cu Hg PT Au イオン化傾向
<---- 大きい(酸化されやすい) (還元されやすい)小さい--->
亜鉛は銅よりも参加されやすいために、
銅を還元しますから、還元する還元剤ですね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
よって、反応は右に進みます。
>ほかの物質より酸化される性質をもつもの・・・ 還元剤
これは正確には正しくはありません。
正しくは、
相手の物質により酸化されるの・・・ 還元剤
その反応によって自身が酸化された場合は還元剤
と理解すべきです。
具体的な例を過酸化水素は一般的には酸化剤(自身は還元されやすい)として知られています。
2KI + H₂O₂ = I₂ + 2KOH
K⁺ H⁺ は変化していませんが、2I⁻ → I₂ と電子を失って酸化
O⁻ → O²⁻ と電子を受け取って還元されている。
よって過酸化水素は酸化剤
H₂S + H₂O₂ = S + 2H₂O
同様
一方---------------
O₃ + H₂O₂ → H₂O + 2O₂
オゾンが還元されていますから
過酸化水素は還元剤
2HNO₃ + 3H₂O₂ → 2NO + 4H₂O + 3O₂
Ag₂O + H₂O₂ → 2Ag + H₂O + O₂
同様にH₂O₂は還元剤
★そんなおかしな説明ではなく
相手の物質により酸化されるの・・・ 還元剤
その反応によって自身が酸化された場合は還元剤
・・・相手は還元されています。
・・・相手は自身にとっては酸化剤
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
とちゃんとした理解をしましょう。
No.10
- 回答日時:
>酸化と還元は同時に起こる、この認識は必要ですが、常にと思い込むと……
例外なく、同時に起こります。No.9 さんのご回答などを参照。
>……酸素を含まない、ほかの物質により酸化されることはありません。
酸素ガスも空気も関与せずに起こる酸化は、いくらでもあります。酸素原子すら不要です。
Zn + 2HCl → ZnCl2 + H2
という反応は酸塩基反応ではなく酸化還元反応ですが、Zn が酸化され、同時に HCl あるいは H+ が還元されています。酸素は登場しません。
酸素は地上にあふれている物質であり、鉄が錆びるのと同様にして、様々な物質が空気中の酸素と結び付いて酸化されていくことは事実です。したがって化学ということではなく一般的な文章の中で、酸化とは酸素との反応だと述べていたとしても、おかしいということはないです。そのような見方があることも事実です。ただ、今日的な化学においては酸素という元素は不要で、酸化が酸素の反応だとの考えは 18 世紀?かその頃までのものだと思います。
No.8
- 回答日時:
木炭を空気中で燃やすと?、この燃焼は酸化です、でも同時に(同じ量)の還元というものはありません。
酸化と還元は同時に起こる、この認識は必要ですが、常にと思い込むと落とし穴があります。
>ほかの物質より酸化される性質をもつもの・
この理解も後々誤りの元です、酸素(空気)の存在しない状況で、酸素を含まない、ほかの物質により酸化されることはありません。
>ほかの物質を還元させる働きをする物質
還元の意味は、元に戻す、というのが本来の意味です、例、企業が利益を従業員に還元する。
したがって、したがって、この文章だけで理解したつもりでは、後でつまずく元になります。
最低でも、酸化還元(狭義の)反応で、酸素のやり取りについて・・・を先に入れる必要があります
>ほかの物質より酸化される性質をもつもの・
これも、こういう決めつけはダメです、2つが同時にある時、比べて、酸素を奪い取る性質が強いほうが還元剤として働き、より酸素を放出しやすいほうが、酸化剤として働く。
あくまでも、相対的な関係です。
>ほかの物質より酸化される。
酸素はフッ素、塩素・・・ハロゲンに次いで非常に活発な元素のため、たいていのものを酸化します(ほかの物質の存在は不要)、現実には個体の場合、空気中では表面だけにとどまり内部に侵攻しないのて酸化(腐食)しないように見えます。
No.7
- 回答日時:
>・・この続きは後日とします。
まだ解決しないのですか?「この続き」とは何のことだか不明ですが。
まだ理解できていない点、あるいは追加で発生した疑問を示しながら、すぐには質問を締め切らない理由を説明し、回答者の皆様のご理解を得てください。
No.6
- 回答日時:
要は国語の問題もあります。
洗浄剤=自ら洗われてきれいになっても意味ありません、他のものを洗ってきれいにします。
駆虫剤=虫を駆除します、虫によって駆除されたら苦衷剤になりませんね。
酸化剤=自ら酸化するのではなく、他のもの、周囲のものを酸化します、酸素のやり取りに着目すれば、他に酸素を与え自らは酸化していた状態から酸素を失います=還元されます。
酸素のやり取りでいえば、水は水素と酸素の化合物、でも簡単に酸素を分離しません、当然酸化剤にはなりません。
二つの物質の間では、どちらが酸素と化合しやすいか、または酸素を放出しやすいか、により酸化剤として働くか、還元剤として働くかに分かれます。
No.5
- 回答日時:
>なるほど、酸化するということは逆では還元現象が起こっている
もうすこし・・
★他の物質よりでは決してありません。
「反応物側の相手の物質と比較して自身が酸化されやすい」ということですよ。
1) 酸化還元反応は、必ず酸化と還元が同時に起きている
2) 酸化されたときは相手は必ず還元されている--相手を還元するので酸化剤
還元されたときは相手は必ず酸化されている--相手を酸化するので酸化剤
より酸化されやすいほうが相手に電子を渡して酸化する。相手はその電子を受け取って還元されるので、自身は還元剤。当然相手は酸化剤。
No.3
- 回答日時:
> ほかの物質より酸化される性質をもつもの
<-->ほかの物質を酸化する性質をもつもの
は何でしょう?
酸化「する」と「される」。
だから、逆はどうだろう、と考えることでしょう。
ほかの人から金を貸される人、
ほかの人に金を貸す人、
金貸しはどっち。
No.2
- 回答日時:
答えは酸化剤ではなく、還元剤です。
改めて問われると、確かに一般の方にとっては、混乱しやすい部分かもしれませんね。
1.
酸化と還元は「常に」同時に起こります。何かを酸化する物質は還元され、何かを還元する物質は酸化されるからです。
2.
化学で○○剤、××薬と言ったら、反応系(反応容器の中身)がどう変化するか、という観点でのネーミングになっています。錬金術の子孫ですから、魔女の薬を調合するようなものです。中和剤しかり、重合の開始剤しかり。
以上の情報から考えると、還元剤は、「相手の」物質を還元するものであるはず。ということは、自分は酸化されるはず。
多くの人が「これは還元剤だ」と思う物質は、例えば LAH(lithium aluminium hydride)という物質もそうですが、相手を還元する力が強いので、普通の条件ではいつも酸化されてしまいます。ですが、そこまで強い還元力は持っていない物質であっても、その反応の相手の物質に比べればまだ酸化されやすい性質の物質だとすれば、実際に相手の物質を還元することができるし、その条件においては還元剤と呼ばれるのです。
つまりその問題集が「ほかの物質より」酸化されやすい、と表現しているのは、「同じ物質でも、それが還元剤か否かは反応させる物質の組み合わせによって変わるが、たまたまその物質が相手の物質を還元できる程度に酸化されやすいものだった場合は、還元剤である」という気持ちを込めて言っているのだと思われます。
なお No.1 さんが「水素イオンのやり取り」とおっしゃっているのは、(酸化還元ではなく)狭義の酸塩基反応のことであり、「酸素を放出しやすいことが必要」とおっしゃっているのは、狭義の酸化還元反応のことです。
今日では、酸化還元は、水素や酸素を含まない反応にまで拡張して定義されています。また、酸化還元は、イオンではなく、電子や酸化数に着目しなければ、正しく理解できません。
No.1
- 回答日時:
酸化還元の定義は水素イオンのやり取り夜らしいが。
一般には、酸素と化合する場合は酸化と言われます。
言い換えれば、酸化とは他から酸素をもらって酸化物となる。
酸化物、と酸化剤とは異なります。
酸化物に非常になりやすい?=他から酸素を奪い取る、自らは酸化物になる。
他から見れば、酸素を奪い取られる=他から酸素を奪い取る=還元剤です。
化学においても国語の理解力が必要ですね。
酸化剤は、非常に酸素を放出しやすいことが必要です、放出した酸素で他を酸化します。
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ご回答誠にありがとうございます。
皆様のご回答を分からないところは何度か繰り返しながら音読しました。
さすが音読さっぱりわからなかったのですが少しずく分かってきました^^
2~3割程度理解できました。なるほど、酸化するということは逆では還元現象が起こっている
だから酸化する。だから還元する。 酸化と還元は裏腹な関係が成り立つ!かな
それと 酸化・還元にも強弱がある
K Ca Na Mg Zn Fe Ni Sn Pb H Cu Hg PT Au イオン化傾向
<---- 大きい(酸化されやすい) (還元されやすい)小さい--->
今日はここまでにしときます^^
試験まであと13日・
ご回答誠にありがとうございます。
皆様のご回答を分からないところは何度か繰り返しながら音読しました。
さすが音読さっぱりわからなかったのですが少しずく分かってきました^^
2~3割程度理解できました。なるほど、酸化するということは逆では還元現象が起こっている
だから酸化する。だから還元する。 酸化と還元は裏腹な関係が成り立つ!かな
それと 酸化・還元にも強弱がある
K Ca Na Mg Zn Fe Ni Sn Pb H Cu Hg PT Au イオン化傾向
<---- 大きい(酸化されやすい) (還元されやすい)小さい--->
今日はここまでにしときます^^
試験まであと13日・
「還元剤の特徴:ほかの物質を還元させる働きをする物質」
ということは
「ほかの物質より酸化される性質をもつもの・・・ 還元剤」
また、物質AとBがあり、Aは酸化によりCに変化し、Bは還元によりDに変化
したとする。・・この続きは後日とします。
皆様ご回答誠にありがとうございました。
来週試験なので、ほかの問題にも取り組んでおります。
なので浅く広くが現在ベターな方法だと存じます。
完ぺきではございませんが勝手ながら、ここで〆ます。
来週14日の試験結果の、手ごたえ、桜咲く 散る などのご報告させていて抱きます。