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財政再建では国の膨大な借金(国債残高)が問題にされますが、財政学的には国の借金はゼロである必要は無く、利払いが財政上負担とならなければ問題は起こらないはずなので、以前に国債の金利をゼロにするゼロ金利国債の発行を奨励する意見を目にしたことがあるのですが、その後真剣に検討されているようには思われません。どうしてなのでしょう?

質問者からの補足コメント

  • 平成27年度の政府一般会計予算は96兆3420億円であり、その内の国債利払いの額は約10兆860億円で、実に租税収入額54兆5250億円の18%強にもなります。

    私のうるおぼえ記憶では、このゼロ金利国債の理論は経済学者の何方かが発表されていたように思いますが、日本の国債の大部分が日本国内で消費されているのだという特殊性によって成り立っています。つまり日本国民の貯蓄など溜め込まれた資金で国債が買われているのです。

    そこでゼロ金利国債の発行のポイントは、退蔵された資産を公のもとに現せる手段として、この国債での相続税や譲渡税を優遇するとかの付加価値を付帯させることであったような覚えがあります。これによってたとえ金利がゼロであってもこの国債の購入魅力はあり、なおかつ退蔵されていた資産が有効に活用されるメリットもあるとの理論であったと理解していましたが・・・

      補足日時:2015/06/17 18:22
  • 回答者の中にインフレ目標の経済成長で実質金利がすでにゼロやマイナスになっているとのご指摘がありましたが、それは単に国債の利回りのことであって、国家予算に国債支払い金利を予算計上しなければならないことにはなんの変わりもありません。財政上の負担は残っているのです。

      補足日時:2015/06/17 18:35

A 回答 (8件)

水色桔梗さんが主張される用語を検索したのですがうまくヒットしません。


ゼロ金利政策など誤解されていませんか?普通の経済学者が主張したらある程度ヒットすると思います。(よほど独自理論でない限り)


10年利付国債(第337回)の入札結果
http://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusa …
3. 表面利率 年0.3パーセント
4. 発行日 平成27年2月5日
5. 償還期限 平成36年12月20日
6. 価格競争入札について
  (1)応募額 5兆8,822億円
(2)募入決定額 2兆1,912億円
(3)募入最低価格 99円42銭

この様に国債は大手金融機関が入札に応じて市場に行きます。
(3)募入最低価格 は100円に対しての購入価格なので財務省には100円満額は入りません。これと表面利率の合計が利回りになります。

なので財務省がいくら表面利率(クーポン金利とも言ってこの利率の利子を政府が支払います。)をゼロにしても購入する金融機関が95円で購入すれば約5%の利子を払った事とおなじです。(1年もので)

>退蔵された資産を公のもとに現せる手段として、この国債での相続税や譲渡税を優遇するとかの付加価値を付帯させることであったような覚えがあります。
>これによってたとえ金利がゼロであってもこの国債の購入魅力はあり、なおかつ退蔵されていた資産が有効に活用されるメリットもあるとの理論であったと理解していましたが

相続税とか譲渡税を優遇して減少した税源は、金利を支払ったと同じだと思います。
また、資産が有効に活用と言いますが銀行や保険などにある資産は銀行等で融資などで運用されています。銀行の貸金庫にあるなら別ですが口座にある資産は金庫で大事に保管されているわけではありません。
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分からない人だな。



たとえば、あなたが老人で5千万の虎の子の資金を持っていて、銀行の金利が0.1%なのに金利が0%の国債を買うか?ということです。
たとえば、あなたが銀行で500千万の資金を持っていて、金利が0%の国債を買うか?ということです。

国債は入札によって買われます。そこには市場原理があり、お金がもうからないなら、ほとんど誰も買わないのですよ。商売が成立しない。ビルゲイツのような慈善家でも、たぶん買わないでしょう。他により良い慈善行為をするでしょう。なぜなら、あなたの考えるような慈善行為をしても、焼け石に水で、巨大な慈善の資金を無駄に使っていることになるからです。

>この国債での相続税や譲渡税を優遇するとかの付加価値を付帯させる

それは実質的に金利が0%ではありませんよ!! そのような経済学者の意見は無視されたのでしょう。

今、日銀が、どんどん国債を買っているので、今のところ現状で良い。アメリカでも先行して同じようなことをやって、特に問題はない。日銀は、さらなる追加緩和という手段さえ持っていて、やるかどうか検討しているような状態。そのような経済学者の意見は無視されたのでしょう。
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既に回答している方がいますが、


増刷した資金により、黒田日銀が大量に国債を買い取って実践しているからではないでしょうか?
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ゼロ金利国債の発行を推奨という話は私は聞いたことがありませんがどこであったのでしょうか?


そしてその買い手は今の様に金融機関が入札するというスタイルで可能なんでしょうか?
私は、国債を市場で買ってもらうスタイルでは実現不可能に思えますが?
特に今黒田日銀総裁は2%のインフレを想定していてそれが実現したら10年後価値が下がって買っても買ってもらえるのでしょうか?
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あなたの主張の様に国債の金利を政府が払うことを念頭に国債を発行することは国民がこれを承認すれば十分可能である。

 現状に於いては国の借金が1100兆円に達しており、500兆円位を金利を払い国民にこれを問うことが考えられます。 これでも、10年の国債が年間0.5%の金利であり、2.5兆円に利払いが生じる。 これらの議論は国会で尽くして国民に明らかにすべきである。
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確かに私もそう思います、国の借金が―って吠えてる連中は米禿鷹への援護射撃じゃないのー日本国債は日本個人+機関投資家*預貯金と保険代等*つまり日本人の金で日本国債を買って回してます、米禿鷹等が持ってる日本国債比率は14パ位と確か聞いた事有りますーーこれで日本国債格下げだーとか言って圧力掛けてる状態ですー千兆借金が5割以上禿鷹等から借りてる借金ならギリシャ30兆円位の借金所では有りません、日本国土禿鷹に蹂躙されてます。

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国債市場では、利払いの金利そのものよりも、安全性が問題になります。


利率が高くても信用がなければ誰も貸してはくれません。

借金とはそういうもので、信用のない車ほど高利なのです。
つまり。逆説的に利率が高いほどデフォルトするリスクが高いということです。

今EUでもダントツに信用のあるドイツが、EUの信用腑反で0.9に利率を上げました。

今まで日本と同じ0.5程度だっただけに、これは大きい。
これで世界で唯一の安全な国債と日本はなったわけです。

しかもその国債のほとんどが国内消費されています。
外国人が買いたくても買えないのです。
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想像ですが、国債がゼロ金利では、誰も買いたくない。



>国内債券市場で金利低下が止まらない。日銀が大規模な金融緩和で大量の国債を市場から買い集めているためで、19日には新発2年物国債の利回りが初めて0%ちょうどに低下した。http://www.sankei.com/economy/news/141120/ecn141 …

すでに、ゼロ金利の国債がでてきている。
これで緩和で物価2%が成功すれば、実質的には金利はー2%近くになるので、国は物価上昇分だけ利払いが減る。

以上のような事かと。
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