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日本の多国籍軍への参加のことが問題になっているようですが。
多国籍軍とどういった係わり合いをすることが最も国益につながるのか疑問に思っています。
一切参加しないことがいいのか。今回のように武力行使はしないことを条件に参加するのがいいのか。あるいは普通に参加することがいいのか(この場合は改憲が必要になると思いますが)。
私の疑問を解消する上でのヒントを教えて下さい。
(今回のケースのみではなく将来のことも見据えた上での話です)

A 回答 (8件)

 第二次世界大戦の教訓は、国際社会の多数意見に従わないと国益を損なうことになる。

国内利益の調整は明確な規範に従って実施することが重要で、下位の規範は上位の規範に従わせなければならない。
 そこで、今回の事案について考えると国際社会の多数意見としては、イラクへの出兵に懐疑的な国の方が多かった。従って出るべきではないとう結論が出ます。また、現行憲法上も同盟軍であれば出兵できるなどと何処にも書いていないわけですから明かに違憲であると考えられます。
後余談ですが、小泉さんは多国籍軍の指揮命令系統に服さず日本単独で撤兵できるなどといっていますが、それでは日本単独で出兵しているといっているのと同じで日本は単独出兵できることになってしまいます。また、どんな戦争でも同じですが他国と戦争し占領する場合、まず補給が必要で、次に戦闘、最後に民政の順に必要となってくるのですがそれらは、戦争の目的達成のためには不可分であることを考えると民政や補給を戦闘と区別する理由はないし分けられると考えるほうがどうかしているように思われます。
 個人的な意見としては、対外出兵できるのは、国連で大国の対立が無い程度に出兵の正義が明かでかつ決議が行われた場合に限られるように思われます、但し憲法を改正してから出ないと国際的な疑念を生みますので憲法を改正する必要はあると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
>対外出兵できるのは、国連で大国の対立が無い程度に出兵の正義が
>明かでかつ決議が行われた場合に限られるように思われます、
>但し憲法を改正してから出ないと国際的な疑念を生みますので憲法を
>改正する必要はあると思います。
出兵の正義が明らかで決議が行われた場合は改憲を条件に出兵できるということは、「国際紛争の解決の手段としての武力行使は認めない」というくだりは放棄した方がいいということですかね。

お礼日時:2004/06/24 17:01

他国からは、うまく逃げたと評価されることはあっても非難されることはないということですかね。



その通りです。国同士の間で避難されることはありません。ベトナム戦争はフランスが最初なんですね。さっさと逃げましたね。その後アメリカが何故か巻き込まれて泥沼状態になりましたがアメリカはフランスを責めることはありませんでしたね。

なぜ日本以外の国は縛りをかけようとしないのか気になります。
よその国は憲法上の軍隊ですから当然縛りがあるのですね。今回のイラクへの参加は、米英を除くと韓国やその他の国も交戦を容認してはいませんね。
それからフランスもドイツもロシアも参加しなかったですね。むしろ、反対に回りましたね。一番イラクと利害関係があったからですね。つまり、軍隊を出すにせよ出さないにせよ国益の上でしかないのです。歴史的には、日本は、戦前に遠い空の下で関東軍が独走し泥沼の日中戦争に巻き込まれた苦い経験もありますしね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
>ベトナム戦争はフランスが最初なんですね。さっさと逃げましたね。
同じ多国籍軍の一員として活動している時に、防戦している人達を置き去りにして逃げてくるケースのことが知りたかったのですが、ベトナム戦争でフランスが撤退した時はそういう状況だったのでしょうか。当時フランスとアメリカは多国籍軍を編成していたのでしょうか。
>アメリカはフランスを責めることはありませんでしたね。
日本が何らかの理由でイラクから撤退するようなことがあったとしても、日米関係に問題は生じないということでしょうか。
>米英を除くと韓国やその他の国も交戦を容認してはいませんね。
韓国やその他の国は、交戦になりそうな状況の時はいつでも撤退できるように、独自の指揮権を保持して多国籍軍に参加するということでしょうか。
もしそうだとすると、それで軍としての統一性が維持できるのか気になりますが。

お礼日時:2004/06/30 07:08

ふいに襲撃を受けて、他の国の兵士は応戦して劣勢な時に、日本人のみはさっさと逃げてくることも国益を考えればあってもいいということですかね。



こう場合は一般的に現場の指揮者の判断にまかすということで国益とは異なりますね。たとえこのような状態で自衛のための防戦を行って全滅したところで国益を損じることはありません。しかし政治家には大打撃でしょうね。政治家のリスクと国益は別のものです。

国益が何かをまずしっかり持つことが必要ですね。
例えば日本がイラクと戦うことが日本の国益であればそのようにしなければいけませんが、それはまったく無いですね。でも要請による統治の参加は国益になれこそ損なうことはありませんね。

例えば米国本土が攻撃されて、日本に要請があればこれは日米安保条約の条文のみでなく日本の国益を大きく損なうものとして出兵交戦はおかしくないですよね。同様に、韓国が北朝鮮と戦争をはじめた場合とか、台湾と中国が戦争を始め場合などは国益の問題になりますね。このような場合の多国籍軍への参加と交戦は当然あっておかしくないですね。これは即日本の問題に変わるからですね。でもはるか遠い国への参加には縛りがいりますね。そういう考えですね。
参考までに
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
>こう場合は一般的に現場の指揮者の判断にまかすということで
>国益とは異なりますね。
>たとえこのような状態で自衛のための防戦を行って全滅したところで
>国益を損じることはありません。
ということは、ふいに襲撃を受けて他国の兵士が防戦している状況で、自衛隊員だけが一目散に逃げてくることがあっても、国益を損ねることにはならないということですかね。他国からは、うまく逃げたと評価されることはあっても非難されることはないということですかね。
>このような場合の多国籍軍への参加と交戦は当然あっておかしくないですね。
>これは即日本の問題に変わるからですね。でもはるか遠い国への参加には
>縛りがいりますね。
はるか遠い国での多国籍軍には参加はしても参戦はしない、というスタンスの国は、日本以外にもあるのでしょうか。もしないとするなら、なぜ日本以外の国は縛りをかけようとしないのか気になります。

お礼日時:2004/06/29 09:05

[またイラク戦争のようなことが起こったら、後方支援のみで参加するということですかね。

それですと、攻撃された時は日本だけ単独で逃げてくるケースもあり得るということでしょうか。]

最小のリスクで最大の国益ですから状況においては撤兵(逃げること)もありますね。恥ずかしいことではありません。常に勝てとはいわないまでも負けないことですね。ただ、これは師団とか軍団規模ということですよ。現在のような部隊規模であれば何が国益かは別の視点はありますね。つまり、派遣の規模によるということですね。
参考コメントが長くなりましたね。ごめん
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
>状況においては撤兵(逃げること)もありますね。恥ずかしいことでは
>ありません。
ふいに襲撃を受けて、他の国の兵士は応戦して劣勢な時に、日本人のみはさっさと逃げてくることも国益を考えればあってもいいということですかね。
また、多国籍軍の一員として普通の国がするように普通に戦争に加わることは、国益を損ねるので、武力行使ということに関しては、普通の国になろうとしてはいけないということですかね。

お礼日時:2004/06/26 07:03

[今後またイラク戦争のようなことが起こったら、日本は米英とともに参戦できるような体制にしておいた方がいいということですかね。

]

海外では参加はすれども参戦せず、交戦せずというのが一番国益にも国民の利益にも合致していますね。

憲法改正時に日本の領土および領海以外での活動規定を盛り込めば良いということですね。現状の憲法には自衛隊自体の存在が記載されていません。記載が無いので国際法上の自衛権を土台にして省庁法としての自衛隊法が出来上がっているのですね。だから自衛隊を憲法に記載して国内外での活動規定をしないといけないんですね。日本人は条文には従うのですがいつでも変えられるような省庁法の範疇ではだめだということですね。
今のままですと参加に意義はあるのですが逆にずるずると巻き込まれる恐れがあるからですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
>海外では参加はすれども参戦せず、交戦せずというのが一番国益にも
>国民の利益にも合致していますね。
またイラク戦争のようなことが起こったら、後方支援のみで参加するということですかね。それですと、攻撃された時は日本だけ単独で逃げてくるケースもあり得るということでしょうか。
それとも、国連が承認がしていても、武力行使が目的の多国籍軍には一切係わらないということでしょうか。

お礼日時:2004/06/25 08:10

追伸まで


[今後は憲法を改正して、武力行使も可能な状態で多国籍軍に参加できた方が、より国益に合致するってことですかね。]
日本としては参加することで国益がでるのですね。
自衛隊は外の国から見ると軍隊(格好もそのようにみえますが)国内では名前の通り自衛隊ですから一般的に他国との交戦権ならびに占領統治権をもつ軍隊の扱いではなく自衛組織ですね。これはナショナルアーミというのですが本当の軍隊ではありませんね。国の警備員扱いといって差し支えないと思います。国の公務員をだしているという位置づけですね。警察官も毎日市民の安全を守って苦労しておられるのだから自衛隊もしっかり働けということなんです。これは日本的な
視点です。よその国から見れば格好もそれらしいのですから憲法を改正し自衛隊をまともな組織として定義し役割等も明記するのが普通の国家でしょうがそれさえもしてこなかったわけなんですね。それは今後の課題ですね。それから、国連予算の最大の出資国は日本と米国です。国連の権限などといっても日本と米国がお金を出さなければ破産してしまうのです。中国やロシアなんかは常任理事国とはいえ予算的には下のほうですね。つまり国連も夢のようなものではないということです。だから国が生き残るというのはそのつど多数の意見に左右されずに力のあるものを選択しなければいけないんですね。今はその選択が米英でよろしいのではないかということですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
>憲法を改正し自衛隊をまともな組織として定義し役割等も明記するのが
>普通の国家でしょうが

>そのつど多数の意見に左右されずに力のあるものを選択しなければ
>いけないんですね。今はその選択が米英でよろしいのではないかと
>いうことですね。
今後またイラク戦争のようなことが起こったら、日本は米英とともに参戦できるような体制にしておいた方がいいということですかね。

お礼日時:2004/06/24 17:08

参考程度に


多国籍軍への参加と国益の問題ですね。外交上の常識というのがあります。それは「遠交近攻」という言葉なんです。近くの国とは争いごとになるのでいつも遠くの国と仲良くしておくという意味なんです。日本の場合ですと近くの国というのは中国、韓国、北朝鮮、台湾、ロシアなんかですね。昔から国家間のトラブルの主なものは領土問題でしょう。だから国益を守るためには遠くの力のある国と仲良くするのですね。なぜかというと日本の損失が小さく国益が大きいからですね。かって日本の外務大臣がフランスの核実験に反対してデモ行動をとりましたがこれなんかは外交の基本を知らなかったんですね。中国の核実験には猛然と反対し、フランスには穏やかにというのが正しい行動なんですがまったく逆でしたね。今回の多国籍軍参加についてはG8での約束ですし、日本にとっては遠交ですから国益に合致していますね。自衛隊は憲法も改正しない中で長い間おままごとのように楽しくやってきたんですから遠い空の下で少々の危険な目にあっても良いですね。それが国益になりますから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
>自衛隊は憲法も改正しない中で長い間おままごとのように楽しくやって
>きたんですから遠い空の下で少々の危険な目にあっても良いですね。
>それが国益になりますから。
今後は憲法を改正して、武力行使も可能な状態で多国籍軍に参加できた方が、より国益に合致するってことですかね。

お礼日時:2004/06/23 17:31

まず、「軍」とついている以上、日本が参加するというのは屁理屈以外の何者でもありません。


また、「多国籍軍と言っても日本の指令下にある」と政府は説明していますが、そうであるならば
多国籍軍の下になんか入れないで、日本独自でどんどん人道復興援助活動を進めればいい話です。

結局、イラク国民の為に参加を決断したわけでも何でもなくて、小泉総理が外交ごっこでサービスしてしまった
だけの話です。中身も何もありません。

また、改憲しなければ参加できない多国籍軍だとすると、それはすなわち軍事行使を積極的に行うことを
意味するわけで、憲法問題を除いたとしても、そんなに簡単に参加していいものではないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
ようするに多国籍軍というものには、現在も将来においても、一切参加しないことが国益につながるということですかね。

お礼日時:2004/06/23 06:46

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