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いろいろなビジネス用語がありますが、私もよく使う「なるほどですね」は、本物の丁寧語・或いは敬語なのでしょうか?暇なときで結構ですので、詳しく知りたいです。一種の「こちらのほうがよろしいですか」の、「ほう」みたいな感覚なのでしょうか??

A 回答 (6件)

わたしは「なるほどですね。

」という使い方ははじめて聞きますし、
ビジネス用語に詳しいわけでもないのですが、
純粋に国語学的観点から
> 本物の丁寧語・或いは敬語なのでしょうか
という疑問に対してお答えしたいと思います。

「なるほど」を広辞苑で調べますと、1、副詞(として用いられる)、2、感動詞(〃)、
と、区分されています。

意味は調べていただければわかるように、
もともとは、成る+(プラス)程、つまり、可能な範囲で力いっぱい、できるだけ、という意味です。
わたしたちが日常「なるほど」というときは、納得した、という意味ですよね。

言葉は生き物といわれるとおり、意味は時代とともに変化してしまいます。
まったく逆の意味になってしまった言葉さえあります。
古文を勉強したときを思い出してみて下さい。

「なるほどですね。」という使い方が、ビジネス業界で一般ならば、
これは「形(品詞)」が変化しつつある、というべきなのでしょうか。

なぜなら、
「ですね」を分解しますと、「です」は断定するときに使う助動詞、
「ね」は、この場合、感嘆もしくは強意をあらわす終助詞、となります。
終助詞は、必ず文末にあって、話し手の気持ちをつけ加えるはたらきをします。

いまは、「なるほど」に直接くっついている、「です」が問題となります。この助動詞は、
1、形容動詞の語幹+
2、体言の連体形+「の」+
3、用言の連体形+「の」+
4、ある種の助詞+
と、いう形でほかの言葉にくっつくことができる品詞です。

1の「語幹」とは、活用語の活用しない部分のこと。「静か(形容動詞の語幹)_な(ここまで形容動詞)_湖(名詞)」

2、3の、「の」は格助詞。格助詞は体言(体言とは要するに名詞のこと。主語になることができる。)と、体言に準ずる語にくっつく付属語。「音楽(名詞)_を(格助詞)_聴き(動詞)_たい(助動詞)_の(格助詞)_です(助動詞)。」

4の「ある種の助詞」とはおもに副助詞のこと。「あの(連体詞)_人(名詞)_だけ(副助詞)_です。」
助詞は、格助詞、終助詞、副助詞…さまざまあるが、以下の2つのはたらきのどちらかしかしない。
・文節と文節の関係を示す
・上の語に対する意味を添える

…ということで、
「です」は「なるほど」には、くっつきません。
「副詞」や「感動詞」に「です」をつけて使うのは、誤りだといえます。(副助詞と副詞はまったく別物です。)

さて、取りとめなく書いてまいりましたが、参考になったでしょうか。
と、ここで終りたいのですが補足があります。

混乱させて申し訳ないですが、
実を言えば、「なるほど」は、近世には、形容動詞、として使われたのです。
ですから近世においては、正しいのです。

結論です。
言葉は生きていて、外見も内容も、刻々変化するのですから、
ある限られた世界で通用しているなら、頭を切り替えてそこではその世界の言葉を使う、
ということで、よいのではないでしょうか。

(↑わたしの日本語も、かなりひどいものですな。 ^_^)
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この回答へのお礼

この場を借りて、ONDOKさんをはじめみなさんにお礼です。ありがとうございました。周りではよく使っているこの言葉。やっぱり敬語でもなんでもないんですね。ただ、使わないようにしても当分は口をついて出てくるのでしょうが・・(苦笑)。ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/26 22:53

チョッとびっくりしました。

最今はオフィスで「なるほどですね」なんて言い方をするんですね。これは、「なるほど」に「ですね」を付けただけの言葉でしょう。「なるほど」だけ言うと#3の上司ではないですが、失礼な感じ、もしくは、相手より偉そうな感じなので「ですね」を付けてごまかしただけです。それが、いつしか慣用句的に使われるようになったのでしょう。丁寧語というにはチョッと…と思います。
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「なるほど」は副詞・もしくは感嘆詞ですね。


「なるほどです」を丁寧語か敬語がでいうと、「~です」の形になっているだけなので、丁寧語ではないでしょうか。
しかし、「なるほど」と合点するのは自分ですから、相手のおっしゃったことに謙譲の意味を込めているものだと思われます。

そして文法的にみてみると、
まず、感嘆詞ととった場合に、ですをつけるのはおかしいですね。(「まあ!です」「やったーです」)
同意の感嘆ということですので、「なるほど!」と"言いっぱなし"な表現になって当たり前なのです。
ですが、やはり仕事上や目上の人相手では、そういった言いっぱなしな感じは敬遠されるのでしょうね。

そこで副詞としての「なるほど」を考えてみると、
「言われてみるとなるほど赤い」「なるほどそのとおりだ」となるわけです。
仕事の場合では、「なるほどおっしゃるとおりですね」などと使えますね。
それが変化して、同意のオールマイティ版として「なるほどです」が生まれたのではないでしょうか。
つまり、「なるほど○○です」というふうに、○○を入れて言うのが文法的には正しいと思います。

口語は日々変化しますね。
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「なるほど」という言葉を上司に使い、怒られたことがあります。



ですから、「です」を付けたからといって丁寧語や敬語になるというわけではなく、正しい言葉ではないと思います。

でも、周りにも「なるほどですね」という人は結構います。
九州の人に多いような気も・・・気のせいでしょうか?
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「なるほど、そうですね。


とは言うけど、
 「なるほどですね」とは、私は言わないです。
最近の言い方かな?
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辞書によると目上の人に向かっては使わない言葉だそうですので、


敬語体は元よりありません。
誤用です。
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