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小林朋道著の「ヒトの脳にはクセがある」を興味深く読んでいます。以下について、気になったところがあります。
<ちなみに、現代人の精神症になかで特定恐怖症という症状が知られているが、その対象となりやすいのは、先進国でも発展途上国でも共通して、「猛獣」「ヘビ」「クモ」「高所」「水流」「落雷」「閉所」である。>
狩猟採集生活時代の人類の先祖は、挙げられた例えば猛獣・ヘビに対して非常な脅威を感じていたことは、理解でき共感できます。
しかし、なぜ、クモが、特定恐怖症の症状の対象になっているのでしょうか? 我々のご先祖様は、毒クモに多大な被害を受けていたので、その感情が、現代の我々に引き継がれているのでしょうか?

A 回答 (3件)

#2です。


よく見ると#1さんと同じこと言ってますね。
スルーしてください。
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この回答へのお礼

ご丁寧で、ありがとうございます。

お礼日時:2015/09/08 10:58

全く個人的な推測になりますが、この恐怖症は、ユング言うところの「集合的無意識」の領域に格納されている、太古からの、そして人類共通の記憶がもたらすものではないか、という気がします。


私たちの遥か祖先は洞窟に居を構えていたようですし、住居の密閉性という点で現在とは格段の違いがあったと言えるはずで、蜘蛛とほぼ共存状態であったように思うわけです。
あちこちに目に見えづらい巣を張っては人の顔や頭に貼りついたり、むき出しの腕や脚などを無頓着に這い回っては睡眠を妨害する。
おっしゃるような毒蜘蛛なども、今より遥かに多かったのではないでしょうか。刺されて痛い思いをするのは、今の比ではなかったことでしょう。
今でも、蜘蛛はちょっとした草むらや手入れの行き届いていない家屋の外壁や軒先などを見つけては、すぐに巣を張ります。
自然の真っ只中で暮らしていたご先祖様は、今の数十倍も蜘蛛との接点が多かったことでしょう。しかも、太古の昔から。
気持ち悪い触感と痛いという痛覚を嫌というほど経験したはずです。
共通の恐怖記憶としてほとんどの人類の DNA に刻まれ、「集合的無意識」形成の候補となる資格は十分にあるように思われます。
犬恐怖症なども特定恐怖症に分類されているようですが、こちらの場合はあくまで個人的無意識、あるいは個人的経験に基づくものだろうと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<今の数十倍も蜘蛛との接点が多かった>
のですね。そのため、猛獣やヘビに匹敵するほどの嫌な経験をしたのですね。

お礼日時:2015/09/08 08:48

暖かい時期に、山や林に行けばわかります。


山道に張ったクモの巣に顔からつっこんだらどんなに不快か。
注意していても見落としてしまいます。相手は、虫に見えないように
巣を作っているんですから。
太古の人類もずいぶん苦しめられたはずです。
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この回答へのお礼

早急なご回答ありがとうございます。
私は体験したことがないのですが、
<巣に顔からつっこんだらどんなに不快か。>
なのですね。その不快さを、人は受継いでいるのですね。

お礼日時:2015/09/07 22:03

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