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(問題)
a≧0であることは、「任意の正の数xについてa+x≧0」であるための()
(解説)
a≧0ならば、「」は成り立つ。
「」ならばa≧0が成り立つかどうかが問題である。
「」①となるためのaの条件を求める。aの符号で場合分けする。
a<0のとき、小さな正の数xに対して、a+x<0となり、不適。
a≧0のとき、x>0ならばa+x>0となり適する。
以上より、①⇔a≧0
(疑問)
上の解説で、a≧0ならば「」が成り立つことは明らかだが(これはわかります)
「」ならばa≧0が成り立つかどうかが問題と言っています。
上の
a<0のとき、小さな正の数xに対して、a+x<0となり、不適。
a≧0のとき、x>0ならばa+x>0となり適する。
の部分ではa≧0ならば「」が成り立つこと、a<0ならば「」が成り立つことを示しているだけだと思うのですが、なぜ、①⇔a≧0であると言えるのですか?

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    ①は「」です。
    わかりにくくてすみません
    ()には必要条件である、十分条件である、必要十分条件である、必要条件でも十分条件でもないがはいります。
    1対1対応の演習の数1の問題なのですが、解説を添付します。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/09/08 14:14

A 回答 (9件)

質問者様が、すでに納得・理解していればいいのですが・・・。



もし、まだであれば、1つ違う問題を例として取り上げたいと思います。

P ⇒ Q が真である。
つまり、
『 Pが成り立つ 』 ならば 『 必ずQが成り立つ 』
ですね。
これを、意識してください。
『 必ずQが成り立つ 』を意識して、『 Pが成り立つ 』をおろそかにして、間違えてしまいましたが・・・。


【 問題 】 n を整数とするとき、 n^2 が3の倍数であるならば n は3の倍数であることを証明しなさい。

(解答) すべての整数 n は、
    n=3k,3k+1,3k+2 (k は整数) で表すことができる。
(i) n=3k のとき
 n^2=(3k)^2=9k^2=3・3k^2

(ii) n=3k+1 のとき
 n^2=(3k+1)^2=9k^2+6k+1=3(3k^2+2k)+1

(iii) n=3k+2 のとき
 n^2=(3k+2)^2=9k^2+12k+4=3(3k^2+4k+1)+1

(i)、(ii)、(iii) より
n^2 が3の倍数であるのは、 (i) の場合のみである。
このとき、 n は n=3k より 3の倍数である。

したがって、 n を整数とするとき、 n^2 が3の倍数であるならば n は3の倍数である。 ・・・・・(証明終わり)


対偶を使えば、質問の問題同様すぐに証明できると思いますが、
対偶を使わずに証明すると、上のような証明になるかと思います。

ここで、
『 Pが成り立つ 』
ですが、この問題では、
『 n^2 が3の倍数である 』
です。これが成り立つのは、 (i)、 (ii)、 (iii) のうち、
(i) の場合のみです。
(ii) も (iii) も n^2 は、3の倍数より1多い数になります。

表現の仕方がおかしいかもしれませんが、このことから、
n^2 が3の倍数である ⇒ n=3k は、 真 
n^2 が3の倍数である ⇒ n=3k+1 は、 偽
n^2 が3の倍数である ⇒ n=3k+2 は、 偽
になってしまいます。

なので、これで、
『 n^2 が3の倍数である 』 ならば 『 n は3の倍数である 』
が成り立つことが証明できると思います。


これを、質問の問題に当てはめると、
「任意の正の数xについてa+x≧0」ならばa≧0が成り立つ
ですが、
『 Pが成り立つ 』は、
『 任意の正の数xについてa+x≧0 』
です。
すべての a は、 a<0、a≧0 で表せます。
(ア) a<0 のとき
a=-0.1 とすると、 x=0.01 のとき a+x=-0.1+0.01=-0.09<0 となり、 (← 例題の(ii)、(iii))
a+x≧0 が成り立たない。
(イ) a≧0 のとき
両辺に x を加えて a+x≧x
x>0 より a+x>0
よって、 a+x≧0 が成り立つ。 (← 例題の(i))

(ア)、(イ) のうち、
『 任意の正の数xについてa+x≧0 』
が成り立つのは、 (イ) の場合のみです。

これから、
任意の正の数xについてa+x≧0 ⇒ a<0 は、 偽
つまり、
a<0のとき、小さな正の数xに対して、a+x<0となり、不適。
になり、
任意の正の数xについてa+x≧0 ⇒ a≧0 は、 真
つまり、
a≧0のとき、x>0ならばa+x>0となり適する。
ことになると思います。

これより、
「」ならばa≧0が成り立ち、

a≧0ならば「」が成り立つことは明らかだが(これはわかります)
であることと、
「」ならばa≧0
であることから、(← 証明ができたので)
①⇔a≧0である
と言えることがわかります。


上の 例題 が参考になればいいのですが・・・。
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お騒がせしました。


さきほど、やっと理解しました。

「任意の正の数xについてa+x≧0」 ⇒ a≧0
の対偶は
a<0 ⇒ 「ある正の数xについて a+x<0」
で、これは明らかに 真 だから、元の命題も 真 である。

真 であることを前提にして考えて、
昨日の マチガイ がどこにあるかがわかりました。

反例として、 a=-3、X=5 をあげましたが、
この a=-3 のときとすると、
任意の正の数xについて -3+x≧0
となり、
xの値が
x=1、x=0.8、x=√2、・・・・などのとき
左辺≧0 (-3+x≧0)
が成立しない (仮定がまちがっている)
ことがわかりました。
だから、
a<0のとき、小さな正の数xに対して、a+x<0となり、不適。
になるわけですね。

質問者様には、大変ご迷惑をおかけしました。
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AN03の


>「任意の正の数xについてa+x≧0」 ⇒ a≧0
>この命題は 偽
>反例は a=-3、X=5

ですが、これでは駄目。xは任意なんだから
正の数Xの値をどのように変えてもa+x≧0が成り立つaを示さないとNG。
勿論そういうaは a≧0 の範囲にしかないです。

「任意」と「ある」の双方を知っているのにごちゃ混ぜに
なってますね。
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>a≧0ならば「」が成り立つこと、


>a<0ならば「」が成り立つことを示しているだけだと思うのですが

・a≧0ならば「」が成り立つこと、
・a<0ならば「」が成り立たないこと

ですよね。

・A→B
・¬A→¬B (¬は否定を表します。)

の両方が正しいなら A=B なんです。

A→B かつ B→A なら A=B(必要+分)

と習ったと思いますが、「対偶」は習ったでしょうか?

B→A と ¬A→¬B は同じことを表わしています。これが対偶です。
つまり

aく0 →「」が成り立たない は 「」が成り立つ→a≧0

と同じことなんです。真理表を作ってみれば判ります。
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> a<0のとき、小さな正の数xに対して、a+x<0となり、不適。



> a≧0のとき、x>0ならばa+x>0となり適する。

> の部分ではa≧0ならば「」が成り立つこと、a<0ならば「」が成り立つことを示しているだけ

その通りです。
 ただし、(解説)の

> a<0のとき、小さな正の数xに対して、a+x<0となり、不適。

のところ、「不適」という言い方はさっぱり意味不明の不適切な表現です。絶対にまねしちゃいけません。この部分は、
  a<0のとき、a+x<0となる正の数xが必ず存在する。実際、x=-a/2とすれば良い。
  だから、「a<0ならば①ではない」が証明できた。
とでも書くべきです。ま、それはさておき;

 これで、
  a<0⇒「①ではない」
ということが証明できた。従って、その対偶
   ①⇒「a<0ではない」
も証明できたわけです。
 で、「a<0ではない」ってのは「a≧0」ってことですから、結局
   ①⇒a≧0
が証明できた。

>  なぜ、①⇔a≧0であると言えるのですか?

「a≧0⇒①」は証明済みである。だから「①⇒a≧0」と「a≧0⇒①」の両方が証明された。これは「①⇔a≧0」が証明できたってことに他なりません。


 ついでに。(解説)にある

> a≧0のとき、x>0ならばa+x>0となり適する。


という部分は全く不要ですね。(その上、「適する」はまるで意味不明の不適切な言葉遣いです。)

 この(解説)は、どうやらアホか酔っぱらいが書いたもののようです。

================

 ところで、この問題には、ご質問とはまた別のところに重要なポイントがあるように思います。すなわち:

  a≧0 ⇒「任意の正の数xについてa+x>0」
ということは自明でしょ。
  「任意の正の数xについてa+x>0」⇒ a≧0
ということも自明。つまり、
  「任意の正の数xについてa+x>0」⇔ a≧0
が言える。(「 」内の不等号に注意。これは①とは違うものです。)

 一方、ご質問の問題から
  「任意の正の数xについてa+x≧0」① ⇔ a≧0
が言える。

 だから、
  「任意の正の数xについてa+x>0」⇔ 「任意の正の数xについてa+x≧0」①
ってことです。証明したんだからこれは正しい。けれど、よく見るとなんかちょっとヘンな感じがしませんか?

 もしaとxが整数だったらこれは正しくない、ってことはお分かりになるでしょ。すなわち、これは、aとxが有理数あるいは実数だからこそ言えることなんです。
 整数じゃだめで有理数や実数ならOKになる理由は、上の方にある「実際、x=-a/2とすれば良い」ってところ。つまり、有理数や実数では「0に最も近い正の数」というものはなくて、0に幾らでも近い正の数が存在する。だからOKなんです。

 ですから、問題文に「a, xは実数とする」のように明記してなくちゃ、フェアとは言えません。
 逆に、それが書いてさえあれば、この問題はなかなかの良問だったのに、と思います。(「論理」の練習問題として適切かどうかはちょっと疑問かなと思いましたが、いや、珍答も現れるってことは、それなりに適切なんでしょう。)
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数学における「任意」という言葉の意味を確認すべし>#3.

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「」ならばa≧0が成り立つかどうかが問題である。


「」①となるためのaの条件を求める。aの符号で場合分けする。
★a<0のとき、小さな正の数xに対して、a+x<0となり、不適。
☆a≧0のとき、x>0ならばa+x>0となり適する。
 
★印ですが、 No.2の方も書かれてた 対偶 だとすれば、
「任意の正の数xについてa+x≧0」 ⇒ a≧0
の対偶は
a<0のとき、ある正の数xに対して、a+x<0
であるから、この命題は正しいことになり、 『不適』 はおかしいです。
☆印ですが、
a≧0のとき、x>0ならばa+x>0となり適する。
は、
十分条件であるかどうかを調べる命題
a≧0 ⇒ 「任意の正の数xについてa+x≧0」
に用いることであって、
必要条件であるかどうかを調べる命題
「任意の正の数xについてa+x≧0」 ⇒ a≧0
の証明に用いることではない
と思います。

①⇔a≧0である という説明はまちがいだと思います。



(問題)
a≧0であることは、「任意の正の数xについてa+x≧0」であるための(   )

十分条件であるかどうかを調べる命題
a≧0 ⇒ 「任意の正の数xについてa+x≧0」
この命題の真偽を調べるのが、
《 a≧0のとき、x>0ならばa+x>0となり適する。 》
になると思います。
つまり、
a≧0のとき、両辺に x を加えて a+x>x ・・・・・ (A)
x は正の数だから x>0 ・・・・・ (B)
(A)、 (B) より
a+x>0
この命題は 真

次に、必要条件であるかどうかを調べる命題
「任意の正の数xについてa+x≧0」 ⇒ a≧0
この命題は 偽
反例は a=-3、X=5
    正の数 X=5 について、a=-3 のとき  a+x=-3+5=2≧0 であるが a>0 ではない。

だから、 答えは 十分条件 になると思います。

解答は、 必要十分条件になっているのですか?
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とりあえず最後の部分


a≧0ならば「」が成り立つこと、a<0ならば「」が成り立つことを示している
は変だね.

そして対偶.
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a≧0ならば、「」は成り立つ。


「」ならばa≧0が成り立つかどうかが問題である。
「」①となるためのaの条件を求める。aの符号で場合分けする。
a<0のとき、小さな正の数xに対して、a+x<0となり、不適。
a≧0のとき、x>0ならばa+x>0となり適する。
以上より、①⇔a≧0

①はどんな条件なのですか?
①の条件がわからないと回答が書けません。
①が「」であれば、 ①⇔a≧0 はおかしいと思います。

この問題は、 (    )の中に当てはまるのが、何条件かを求める問題だと思うのですが・・・。
(  )に入るのは、
十分条件 もしくは 十分条件であるが必要条件ではない
だと思うのですが、解答は何と書いているのですか?

「」ならばa≧0 の反例が
a<0のとき (a=-1, x=2 など)
です。
a≧0のとき、x>0ならばa+x>0となり適する。
の意味がわかりかねます。必要ないと思います。
この回答への補足あり
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