2024年に成し遂げたこと

実際に翻訳を仕事としている方にお願いします。
ハイエンドの翻訳ソフト(not 翻訳メモリ)として
"ATLAS V10"、
"The翻訳プロフェッショナル"、
"PC-Transer"、
"LogoVista X PRO"
等があげられると思いますが
実際に翻訳を仕事としている人はどのソフトを使用していることが多いのでしょうか。
大差はないのかもしれませんが
なんとなくシェアが多そう、使っている人が多そう、
というような印象程度でもかまいませんので
教えていただければ幸いです。

A 回答 (7件)

翻訳家といっても色々ですが、産業翻訳の世界しか知りませんのでその範囲でお答えします。



一般の方で、全く英語が分からない、という方には大変助かると思いますが、これを仕事で使うのは無謀というか、無意味に近いと思います。

私が仕事として行う医学翻訳、特許翻訳の世界では100%に近い割合で使用していない、といえます。

ただ、TradosやIBMのTransration Memoryは使うことがあります。これは翻訳ソフトではなく、翻訳支援ソフトで、改訂版などを翻訳する時、または複数の人と翻訳を分ける場合、用語を統一させる時には大変便利で優秀なソフトだと思います。ただし、個人で買うには高価ですが・・・。
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私は大学で人工知能を勉強して、機械翻訳にもかなり関心を持っていました。

今のソフトは5年前と比べても相当進歩していると思います。と言っても工学的な観点からの評価で、実務に使えるとは到底思えません。下手に機械翻訳の出力を見てから自力で翻訳しようとすると、それに影響されて余計に手間がかかる、といのが私の実感です。

技術的には、一昔前は文法から攻めるタイプ(生成文法)の機械翻訳が多かったのですが、膨大な数の例外に対応しきれず、なかなか精度が上がらない問題がありました。チョムスキーが機械翻訳に否定的な見解を発表した理由もここにあります。最新の機械翻訳では、安価になった記憶装置を利用して、膨大な例文を蓄え、その例文にマッチするかどうかで翻訳するものがあります。これがなかなか綺麗な翻訳文を出力するので、学術的に生成文法を研究していた人は結構ガックリきているようです。
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専業の翻訳者です。



何とか作業を省力化できないかと、これまでも何種類もの翻訳支援ソフトを数年おきに使ってみています。質問者さんが挙げていらっしゃるものはすべて1度は使っていますね。

結論として、今のところ普通の英文をそのまま日本語にしてくれるソフトはありません。前編集(複雑な文章を単純な文章に切り分けたり、挿入部を外に出したり)でかなり手を入れて、出力されたちぐはぐな日本語に後編集でまたかなり手を入れて、やっとまともな翻訳になるという程度です。普通に自力で訳した場合に比べて、10倍くらい時間がかかる気がします。

ただ翻訳メモリ(tradosなど)とうまく組み合わせてやれば、マニュアル類など文章があまり複雑でないドキュメントの翻訳なら、それなりに省力化できるという人がいるのも事実です。翻訳ソフトの精度も上がっていくでしょうから、今後もやはり2、3年おきに進歩の具合を確認してみることになるだろうと思っています。

なお知り合いの翻訳者の中では、tradosを使っている人はかなりいますが、翻訳エンジン系のソフトを実用的に仕事で使っているという人は見たことがありません。わたしのように「そのうち少しは役に立つようになるんじゃないか」と見守っているというのが数人いるくらいです。
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私の知り合いの翻訳家は意外と和訳には機械翻訳ソフト(ものによっては高額な業務用の専用ソフト)を利用する事が少なくない。

特にレベルがあまり高くない翻訳家は実は全ての英語の文章を正しく理解していない事が多く(99%でも1%は正しく理解していない程度)、そのようなところでは翻訳家の常套手段である「すっとばし」を減らし、訳すコツ又はヒントを得られるメリットがある。要するに参考にする部分があるから役に立つツールであるが、誰もその総合的な和訳の結果をそのまま利用する事はない。その最大の理由は、彼らは皆日本人であり、日本語を母国語として熟知しているからである。

一方、英訳の場合は上記の使い方があまり期待できない事と、日本人翻訳家の大半が英訳が不得意であるので、怖くて機械翻訳の部分的利用もできないのが現状ではないかと思われる。

又、答えにならないかも知れないが、各ソフトのエンジンには得意・不得意の対象フレーズがある為、翻訳家は複数のソフトを利用している。なので、どれが一番良いかとの評価が和訳の品質の事であれば全て大差ないものの(殆ど全てはそのままでは使えない)部分的に使う場合は個人の好みと実力によって変わるものである。
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「物書き」のひとりです。

翻訳が本業ではありませんが、必要に迫られて、英語を含む諸外国語を日本語にして紹介(翻訳ではなく、内容紹介)しています。

翻訳ソフトのお世話にも、全くならないワケではありませんが、ホンの参考程度に訳させるだけです。現実的に、この種のソフトは『全く役に立たない』と断言できます。翻訳ソフトを苦労してお作りになっているメーカーさんを中傷するつもりはありませんが、現実です。

仮に、手紙やEメールを普通の日本語で書いて、それの翻訳ソフトによる訳文をアメリカなどの知り合いに送っても、90%理解してもらえません。その逆も同様です。

なお、

http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=688007

の、私を含む皆さんの回答が、多少は参考になるかもしれません。翻訳ソフトに関しては、このサイトでもときどき質疑されますが、内容は、ほとんど同じです。検索してみてください。

参考URL:http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=688007
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私もSteveStrawb氏と同じ意見で、そもそも翻訳ソフトが翻訳家の代行を果たせるなら、翻訳業なんて成り立たないでしょう。



二足歩行のロボットでさえ、まだ我々ほどスムーズに動きません。翻訳ソフトはなおさらです。
まぁ、普通の人ならおよそ考えつかないような文を「創造」してくれる点では興味深くもないかな?
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翻訳家ではありませんが、業務の中の1つとして翻訳を行なっている者です。


私は翻訳ソフトを使っていません。まわりの関係者、同業者の中にも、翻訳ソフトを使っている人って誰もいません。知り合いの翻訳家さんもそうです。
なぜかというと、翻訳ソフトって全くあてにならなく、いまだに実用段階にないからです。100行を翻訳したら、ほぼ100行全部に赤ペン入れて、誤訳の訂正や奇妙な翻訳文章をちゃんとしたものにしなくてはならなく、時間のムダになります。
そもそも翻訳ソフトにたよらないとならない程度の語学力の人が翻訳家にはならないでしょう。
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