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息子の1歳の誕生日に両親からのプレゼントとして判子(実印と銀行印のセット)を贈ってもらおうかと考え、色々調べていました。

そんな時、母が友人に『マイナンバーも始まったし、成人する頃には印鑑はいらないんじゃないか』と言われました。

そこで、質問です
今すぐ使う銀行印はともかく実印(印鑑登録など含め)将来は廃れる、不要になっていくのでしょうか

A 回答 (8件)

日本は印鑑文化ですし、外国人がお土産に喜んで買っていくのですから、記念に祖父母が贈る、というのはそれはそれでいいと思います。



で20年後に印鑑文化がなくなっているか、というと「絶対になくなりません」というのが答えです。

逆をいえば、むしろ銀行印のほうがなくなるかもしれません。こちらは私企業の対応次第ですので、すでに外資系の銀行などはサインで済ませられます。これはその企業が使用している「本人認証システム」によることが多いからです。

で、自動車の登記とか不動産登記などの使う印鑑証明はいまから20年では無くすことができません。あまりにも広範囲に利用されているからです。

これは逆に考えてみるとすぐに分かります。つまり「日本の印鑑証明を無くすためには何が必要か」ということです。
印鑑証明を無くすとなると、まず役所の各種の登記のシステムをすべて印鑑からサインに変える必要があります。今は役所のシステムも当然コンピューター管理ですが、印鑑を登録するシステムからサインに切り替えるだけで膨大な手間と費用がかかるのは、ちょっと想像すれば容易に理解できると思います。
なにせ、ハンコを押す欄と違ってサインをどのように受け付けるかも考えると、使用する用紙の形式から考える必要があるといえます。これは膨大な手間がかかります。

また、サインを証明するのも今の印鑑証明とは別の方法になります。そもそも諸外国ではどうやって「このサインは本人が書いた真正なものである」と証明していると思いますか。
 これは、サインする人が公証人役場という場所にいって、身分証明書を提示し各種の用紙にサインをして、役場の公証人に「このサインは本人がサインした真正なものだと認めます」という証明書を発行してもらうのです。
これが印鑑証明のかわりになるのですが、ちょっと考えただけで恐ろしくめんどくさそうなのが分かると思います。公証人役場も日本にはありますが、ほとんどの人がなじみがなく、また数も少ないので、サインの文化に切り替えるためには、今の数倍の公証人役場と公証人の資格者が必要になります。

ちなみに今の日本の公証人役場は299箇所、公証人資格者は543名だそうで、アメリカはサインの証明しかしない公証人と業務が違うものの、400万人ぐらいいて郵便局や各種の役所でも公証人の証明を受けられるようになっています。

ということは、印鑑証明を廃止してサイン証明に移行するには、最低でも100万人ぐらいの公証人(サイン証明人)を育てないと不便でしょうがない、ということです。

だから、20年程度では絶対に変わりませんし、変わるなら今この時点で「いずれ印鑑証明をやめるからね」と準備が始まっていないと不可能である、といえます。

ちなみに、息子さんがいずれ外国で活躍することを念頭に蛇足しておくと、日本国籍者は外国でその国にある大使館または領事館で印鑑証明に変わるサイン証明を受けることができますので、覚えておいて損はないと思います。
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この回答へのお礼

助かりました

大変詳しく、また質問の内容に的確に答えてくださりありがとうございます。

なるほどですね。社会のシステム、役所のシステムを考えたらそうそう廃れることはなさそうですね。

今から、作って大事に保管し20歳に手渡そうと思います。
そして、サインも練習させようかな…

ベストアンサーにさせて頂きます。
本当にありがとうございました

お礼日時:2015/11/12 10:18

やりとり全部見たけど、俺も印鑑はまだ早いと思うぞ。


「実印を使うような買い物をするようになれ!」これは俺も志低いと思うわ。
人それぞれとか言ってももうちっと夢が膨らむ思いを込めてあげなさいな。
マジでお茶吹きそうになった。
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この回答へのお礼

ありがとう

質問したかったことと若干ズレてきてしまいましたが、ご回答ありがとうございます。

志が高い贈り物って、どんなんですかね。

すぐに使用する銀行印とセット割で買っておくかなぁと思ったんです。

お礼日時:2015/11/11 21:23

>初節句に鯉のぼりや兜など、親や祖父母の願いを込めて買うように、実印を使うような買い物をするようになれ!と願いを込めて


ああ、これは気持ちはよく解る。
贈り物ってのは、そういう込められた気持ちが大事だからね。

でもさ、「実印を使うような買い物をするようになれ」って、こういう言い方するのはちょっと心苦しいけど、志がちょっと低くないかね?
個人で実印が必要な場面って、不動産取引、銀行融資、個人間での中古車売買、保険の加入くらいだよね。
もちょっと、なんか、こう、大きなスケールの思いを込めてあげた方が良いんじゃないかね?

20歳のお祝いにあげるってのもさ、「今日から君も一人前だ。お父さんとお母さんの庇護を離れて、一人の大人として、君にたくさんの権利が与えられる代わりに、たくさんの責任と義務が生じる。君が一人前になったという証に、お父さんとお母さんから印鑑セットのプレゼントだよ。これが必要な大きな買い物をするのも何も君の自由だよ。」みたいなさ、そういう感じであげるもんじゃん?
そういう日のために印鑑はとっておいた方が良いと思う。
ちなみにあげるんなら、実印、銀行印にプラスして、認印も一緒の方がいいね。

ちなみにうちの祖父ちゃんが私が産まれた時にくれたのは「ヌンチャク」でした。
「oh……じいちゃん……」って感じ。
祖父ちゃん沖縄空手の達人だったらしいけど、なんでそんなの私の誕生でくれたのか聞けないうちに亡くなっちゃったけどね。
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この回答へのお礼

ありがとう

まずは、ご回答ありがとうございます。

志低いですかねー(苦笑)
不動産買ったり、ローン組んで家買ったり
中古でもいいから、車買ったり…

ごく普通すぎますかね

何しろ、尺度は人それぞれですからね。

権利と責任という意味づけを重要視するなら20歳ってタイミングですかね。


1歳の誕生日プレゼント。おもちゃも色々あるし、散々悩んで印鑑がピンときたんですが…ヌンチャク、おじいさまも何かピンときて選んだのでしょうね

お礼日時:2015/11/11 17:36

んなことないです。



中国のように、適当な扱いなら消え失せるかも知れませんが、日本は文盲率が高くてもハンコで万民が書く代わりに使えるハンコを明治文化で確率しました。
おかげで目の不自由や手の不自由な障碍者もハンコで意思表示可能なんです。
それまでは血で血判をしていたのです。

なので、今後なくなることは考えにくいです。

男の子の印鑑作るなら。
・実印 姓名の縦彫
・銀行員 姓の横彫
・認め印 姓の縦彫

それぞれ意味ありますので、これで揃えましょう。

ま~昔と違って、結婚したら、姓が変わるかも知れませんけど。
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございます。

特に質問したかった部分に、詳しく回答頂き感謝いたします。
日本に根付いた判子文化ですね。

素材に書体などをなやんいましたが、根本的な部分で指摘を受けてしまい、こちらに質問しましたが、大変助かりました。

お礼日時:2015/11/11 14:11

>今すぐ使う銀行印はともかく実印(印鑑登録など含め)将来は廃れる、不要になっていくのでしょうか


あくまで予想だけど。
世界的には印鑑よりもサインという動きになっているし、実質日本でも預金口座をつくるのにも印鑑が必要ないところも出てきた。
世界規模で見れば、じょじょに廃れていっているのかもしれませんが、世界がどうであれ日本国内においてはそうそう印鑑文化が無くなることはないでしょう。
世界では英語が公用語ですが、日本国内ではやっぱり日本語。
「不要」にまではならなくても、現在よりもその必要性は薄くなっていくとは思われる。

でも、1歳の誕生日に印鑑ってのはどうかと思うよ。
実印作っても印鑑証明登録できないんだし、何に使うんだ?って話だし。
将来必要になる時までになくしたり破損したりしたら困るしね。
特に破損なんてのは縁起悪いし。
一般的には20歳のお祝いに送ったりするのが多いよね。
お子さんが20歳になった時に社会的状況よりけりで、印鑑を贈るかどうかを決めた方が良さそうだよ。
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございます

特に質問したかった部分への回答、感謝いたします。

初節句に鯉のぼりや兜など、親や祖父母の願いを込めて買うように、実印を使うような買い物をするようになれ!と願いを込めてのプレゼントとしていいかなぁと考えたのですが、皆様おっしゃるように二十歳などの節目がいいですかね。

お礼日時:2015/11/11 14:06

実印だけでなく、


銀行印、認印も作っておいてはどうですか。

わたしは息子が20歳を過ぎたとき、
子育ての区切りとして贈りました。

http://www.owariyoshiaki.com/2014/10/blog-post.h …
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございます。

銀行印は考えていました。

そうですね!実印は親から記念すべきタイミングでもいいですね。

添付もありがとうございます。
じっくり読んで検討したいと思います。

お礼日時:2015/11/11 13:59

>将来は廃れる、不要になっていくのでしょうか


それは分かりませんが、実印をいつ使うか、ということを考えると、今から準備しておく必要性はまったくないとは思います。
実印が必要なのは金銭絡みの契約をするときですし、印鑑登録ができるもの15才からですので、どう考えても先走りすぎかと。
相続の発生でもない限り、お子さんが成人したときに、印鑑が使われているならば、成人の祝いとして印鑑を作ってもらっても遅くはないとは思います。
それでも記念として作りたいならば、話は別かと。
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございます。

1歳の誕生日プレゼントと初節句のお祝いも決めきれず未だだったので、ゆくゆく使えて記念になるものと考えた時に判子が思いついたのです。
主人も祖母から頂いた実印を現在使用していて(いつ頂いたのかは定かではありませんが)、必要になった時に亡くなっていても思い出になるかなぁと思いまして

いささか、早かったですかね

お礼日時:2015/11/11 13:55

あまりに気が早すぎると思いますよ。


実印を使うなんて、よほど大きな買い物をするか、親が死んだときです。
ざっくり20年以上使わないものをもらっても、失くすのがオチだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございます。

銀行印とセットで作ると割引が…という話と、男の子だからゆくゆくは実印を必要とする買い物ができる男にと
親の希望を込めてと考えましたが、早すぎましたかね

お礼日時:2015/11/11 13:48

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