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グローバル化が進む中で宗教文化を理解することが必要だと言われていますが、実際どのような場面で相手の主教文化に理解があることがポジティブな効果を生み出すと思いますか?

また、宗教芸術(絵画、文章、建築など)の知識は現代社会のコミュニケーションの場において役立つ機会はあると思いますか。どんなときに…と具体例とともに意見をお聞かせいただきたいです。

どちらかだけでも構いません。気軽な意見をお聞きしたいです!

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    世界中に数多の宗教集団が存在するのはまた別の話題としまして、例えばキリスト教カトリックについての知識が宗教について無教養な人間よりもあった場合、その知識はカトリックを信仰する方とのコミュニケーションにおいてなにか利点があるのでしょうか。長々と書いていただいたのに申し訳ありません。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/11/12 00:15

A 回答 (5件)

"実際どのような場面で相手の主教文化に理解があることが


ポジティブな効果を生み出すと思いますか?"
     ↑
例えば、キリスト教圏の人間などは、人を不快にさせまい、
とする配慮に欠けます。
これなどは、神との約束さえ守っていれば、他人が
どう思うと関係無い、というキリスト教的個人主義が
根底にあるからです。

そういう理解があれば、ああ、こいつは悪意があって
やっている訳ではないのかも、と考えることが出来ます。


”宗教芸術(絵画、文章、建築など)の知識は現代社会の
コミュニケーションの場において役立つ機会はあると思いますか。
どんなときに…と具体例とともに意見をお聞かせいただきたいです。”
        ↑
西洋芸術は、かつては宗教色の強いものだけ
でした。
それがルネッサンスを経て人間臭くなりました。

哲学における実存主義などは、神への決別的意味が
強く、その軋轢のため、サルトルは「嘔吐」に到った
訳です。

そういうことを理解していれば、彼らとの関係も
スムーズに行くのではないですか。
特に、彼ら欧米人はキリスト教的文化が最も
優れているという自負が強いですから、ああこいつは
文明人だ、ということになるかもしれません。
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日本人の宗教観の大前提は「宗教と道徳は同じではない」ということです。

たとえば仏教に書いてある教えがそのまま道徳にはなっていませんし、神道の考え方では道徳になりません。

日本人は儒教を主体とした道徳体系に仏教や神道の教義を織り交ぜて、道徳を作っているのです。ですから宗教=道徳ではない、と思っており、道徳は日々生きて社会で生活するのに必要なルールだけども、宗教は無くても困らない、と思っています。
で、ほとんどの日本人が「無宗教」と答えるのです。

ところが、この考え方(宗教≠道徳)は世界では通用しません。世界では宗教=道徳なのです。宗教的な教義を守ることが基本的な道徳である、と考えられているからです。ですから、日本人が外国人と会って「私、無宗教なんです」と話すと相手には「私は宗教的な規範も道徳的な規範も持たない、野蛮人です」と聞こえていることになります。世界のほとんどの人々にとっては「宗教がなければ、どうやって道徳的に正しいことをするのか?どうしたら正しいと判断できるのか?」と疑問をもたれてしまいます。

日本人が宗教(仏教や神道)と道徳(儒教を主体とした価値観)の二本立てになっている、という発想はできないのです。それぐらい、世界では「宗教=道徳」なのです。

宗教=道徳、と考えると宗教芸術も違う側面が見えてきます。特に「なぜ宗教的な題材を描きたがるのか」と言うことに対するヒントが容易に見つかります。

たとえば、日本でもお祭りなどの際に、提灯を寄付したり、山車の修繕費を出し合ったり、お柱祭りなどにはお振る舞いをしたり、と宗教的な行事で社会的なつながりを得ようとします。

宗教絵画を描く画家は得意な絵画で、宗教音楽を作曲する音楽家は得意な音楽で「自分たちの道徳や価値観の社会に参加し、よりより社会を作りたい」という意思を表すのです。そう考えると、ニュートンなどの数学者やガリレオなどの天文学者が「神の存在を証明するために」数学を解き、天文学を研究する意図も見えてくると思います。

日本人の場合は、異宗教とのコミュニケーションの前に、価値観のギャップを乗り越える必要があります。

そのギャップを越えれば、異なる宗教と異なる価値観を持つ人々との交流はお互いに、実り大きなものになるでしょう。もちろん自分は胸襟を開いているのに、あいてが頑なに「自分の宗教こそが正しい」と交流にならない場合もあります。

>例えばキリスト教カトリックについての知識が宗教について無教養な人間よりもあった場合、その知識はカトリックを信仰する方とのコミュニケーションにおいてなにか利点があるのでしょうか。

もちろん、相手の宗教に対して、または何がしかの宗教に対して知識を持っていることは、コミュニケーションを深めますが、それよりも大切なのは「自分の宗教に対する造詣を深くすること」です。

キリスト教の知識と日本人の邂逅でいえば、ザビエルが説教したときに普通の庶民が
「全能の神様が何で今頃日本にやってきたんだい。おらが天国に行けるのはうれしいけど、おらの先祖は、あんたたちが来る前に死んだから地獄に落ちるっていうのは、おかしいべ。全知全能なら何とかしてけろ」
と言われて非常に困った、と日記に書いています。

このようなエピソードは「キリスト教的価値」に疑問を持たない人々に今でも十分に衝撃を与えるでしょう。

相手の宗教や文化に対する知識を持っていることは確かにすばらしいことですが、それよりも自分の宗教や文化に対する知識をもっているほうが、よほどコミュニケーションには役に立ちます。
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はじめに記述した通りです、道徳と霊感です。



その宗教で、独特な道徳が定義付けされていて、それは宗教の根幹(1~5)に大別されます。
それと、人々は関係なく霊感(インスピレーション)で信心するんです。

道徳(モラリティ)は、その宗教の根幹で決められています。
聖書のような古文書がある場合と、儒教や神道のように伝聞で伝わる場合の二種類です。

例えばキリスト教における洗礼。
※プロテスタントはありません。

これは、人が生まれ持って罪人であり、洗礼(聖水を頭に被ることで、罪を清める)によって、神の子として生まれ変わる儀式。

神の子って何?って話に当然なりますよね?

キリスト教において、そもそものヒトの女性に、神(=天使)が、惚れこんで嫁にしました。
その子は神(天使)の子です。
そもそもヒト(猿)は神に仕え(金)を集める為に使役(奴隷)されるための存在だったのです。
そして、一部の神の子に統治の権限を与えました。

この教義が1~3までの大宗教の根幹です。
なので、この神の子の教えに従えというのが本来の形です。

で、現在は人口が増え、なんらかの形で、すべての人類が”洗礼”で変身可能としたのが洗礼の儀式なのです。

なので、西欧人は神名か天使名を子供に付けたがります。

こういう教義なので、人類の進化論などは否定します。
だからローマの王族同士で、各王朝の補完をしあっているのです。
やはり、神の子の血は、その血統でしかないのです。
洗礼だけではなりえないものがあるのです。

この血統の一番濃いのが神道の天皇家です。
今年で皇紀2675年です。
こんなに続いているのは、同じく2000年の歴史を持つエチオピアくらいのものです。
2675年というのも神武天皇からの話で、イザナギ時代となれば、縄文時代からになります。
アラハバキもカムイも基本的に祀ろわぬ神ですが、それは征服されたからです。
神道が取り込むことで民衆の信心を集めたので、八百万の神として残っているのです。

なので、西欧人は、こんなに血脈の続く日本人を恐れているのです。
ですから全ての王族が日本の天皇と親交したいのです。
しかし、今までに唯一元邪馬台国だった朝鮮からしか混血したことが ないので、それ以外とは縁故関係になりません。
※一度ハワイの王族の嫁の話があった。

朝鮮人は、日本人が祖先とは認めません。
そもそもは流浪の土人だったからです。
植林の技術がなかったので、古代に土壌を荒廃させたまま近代まで至り、日本に見捨てられたというのが事実です。
百済の滅亡が、縁の切れ目です。
以来中国人に統治され、儒教思想で今日まで信心しています。
それを認めたくないジレンマに悩まされています。

中国は世界最古の大統領制の国です。
紀元前16世紀ぐらいには、政権を血脈ではなく、実力で禅譲することが決められました。
つまり、常に誰かに支配され続けてきたのです。

こういった理(ことわり)を理解しないと、争いが起こります。
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宗教に限らず、相手の興味あるものに関する知識が少しでもあれば、コミュニケーションの役に立つのは当然のことでしょう。

「どんなときに」とのことですが「どんなときにでも」でしょうが、「ダメな時」もあるといえばあるでしょう。その場の空気を読むことが一番大切でしょうが、宗教関係の話をするのであれば、該当する宗教での「タブー」については、最低限知っておくべきです。
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大規模信者の宗教の理解をまずはするべきでしょう。



そもそも宗教とは「哲学」の面と、「信心」の面があります。
前者は道徳で、後者は霊感です。

さて、では世界での宗教にはどんなものがあるのでしょうか?

1.アッシリア(バビロニア)教
・オリンポス教(古代ギリシア教)
 ・ユダヤ教
  ・キリスト教
   ・オーソドックス
    ・ギリシャ正教
    ・ロシア正教
    ・日本正教
   ・カトリック
    ・イエズス会
   ・プロテスタント
    ・モルモン教
   ・キリスト亜種
 ・イスラム教
  ・ムスリム(アラブ派)
   ・回教
  ・シーア(ペルシャ派)
   ・原理主義
    ・タリバン
    ・ISIS
2.古代エジプト教
 エジプト・ホルス信仰
・マルドゥク教
 ・悪魔崇拝
  ・イルミナティ
   ・フリーメーソン
3.ヴェーダ
 ・バラモン教
  ・ヒンドゥー教
  ・チベット仏教
  ・ヒマラヤ仏教
   ・大乗仏教
    ・無量寿経
     ・浄土宗
     ・浄土真宗
    ・般若心経
     ・天台宗
     ・禅宗
    ・法華経
     ・日蓮正宗
     ・創価学会
    ・その他仏教
     ・アーレフ
     ・光の環
    ・真言密教
     ・真言宗
4.儒教
5.神道
 各県社
 ・イザナギ
 ・イザナミ
 ・アマテラス
 などの天皇の系譜
 ・出雲
  ・出雲大社
  ・熊野神社
 ・富士山
 ・アラハバキ(蝦夷信仰)
 ・カムイ(アイヌ信仰)
 ・ニライカナイ(琉球神道)
 ・七福神
 ・天神、八幡神社(菅原道真)

ざっと書いてもこんなもんです。
ちなみに日本の宗教団体の数は、総数で400以上です。
世界では・・・数えるのもウザいですね。

で、まずはこれくらいの宗教の教義くらいは把握しましょう。
この回答への補足あり
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