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gooの辞書を見たのですが、
「もうしわけな・い」と
「もうしわけ」
が載っていました。

ここで疑問に思ったのですが、
昨今「”とんでもございません”という言い方はございません」とよく言われますよね。「とんでもな・い」というのは「とんでもな」が語幹で変化しないから……ということだと思うのですが、
では「もうしわけな・い」も同じですか?「もうしわけな」が語幹ですよね?
とすると、「もうしわけございません」「もうしわけありません」も言えないものでしょうか。

そして「申し訳がない」は広辞苑に載っています。
ということは、言えるとしたら「申し訳がありません」「申し訳がございません」ですか?それとも長い間に「が」を省略した形が認められて、「申し訳ございません」は可ということになるのでしょうか。

ちなみに、わたしは使う分には通じていればいいや、と思う方なので「言葉は変わるものだから気にするな」という方向ではなく、文法的にこのあたりの解説をしていただける方にご回答をお願いしたいと思います。
過去、文法は嫌いで苦手でした……
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

文具マニアのnaomiです。

お久しぶりです。(*^-^*)

やはり、「申し訳ない」は、本来は
「申し訳」(名詞)+「が」(主格の格助詞)+「ない」(形容詞)
であったものが、格助詞が省略されたものと考えるのが妥当でしょう。

おもしろいことに、
「申し訳が立つ・立たない」の場合は「が」を省略できないんですね。

機能的な面から見れば、「申し訳ない」全体を一つの形容詞とみなすこともできると思います。その場合は「もうしわけな」が語幹、「い」が活用語尾ということになりますね。ちょっと強引かもしれませんが。。。

似たような例ですが、

「勿体ない」
「畏れ多い」
「仕方ない」
なども、名詞+形容詞(ない)で、間にあるはずの主格の格助詞「が」が省略されたものと言えるかと思います。
これらも、機能的には全体で一つの形容詞のようなものとも言えるので、例えば「もったいな」を語幹、「い」を活用語尾と考えることもできなくはないと思います。

もうちょっと古い例をあげれば、

「苦しゅうない」

などは、古語辞典でもこのままで見出し語になっています。(実際、この形でしか使われないでしょうから。)

「止むを得ない」

もおもしろい例ですね。
格助詞「を」が目的格の格助詞だからなのか、後に続く「得ない」が動詞だからなのか、わかりませんが、いずれにせよ、「を」は省略できませんね。
(「止む」の後にあったはずの「こと」は省略されています。)

こういうことを考えると、つくづく日本語は複雑だなぁと思います。
日本語ではそもそも「単語」の区切りがはっきりしていないんですね。
高校のとき、古文の「品詞分解」というのがどうも苦手でした。
分解ができないからではなく、どこまで分解したらよいのか、わからなくなってしまうからです。
一つの意味を表わすまとまりを一つの単語とするという機能主義的な立場をとるか、語源を考えてさらに分解できるところまで分解するか、と迷いだすと、答えは一つではなくなってしまうのです。

英語や中国語のように、単語の区切りがはっきりしている言語は、この点、実にすっきりしていて、小気味が良いなぁと思います。

ちょっとご質問の趣旨からはずれてしまったでしょうか?
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この回答へのお礼

>文具マニアの
を、「文法マニアの」と誤読して、おおっ!と思ってしまいました。ちょっと違った(^_^;)。慌て者。

うーん、やっぱり文法が苦手だなあ、ということが自分でよくわかりました。主格の格助詞、などと読んだだけで「ひ~」……ってそんなんじゃいけません。
格助詞って省略できる場合と出来ない場合に法則性があるんですかね?ニホンゴって何でもアリだからなあ……「を」がなぜ省略できないのだろう?ということも考えたんですよねー。考えただけだけど(^_^;)。

悲しいことに、自分でも質問の趣旨が不明になってきました。回答者の方のお手を煩わせたのが申し訳「ございません」。ちなみに、
>古文の「品詞分解」
初手から諦めていました(^_^;)。ううう。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/04 22:10

>「とんでもな」が語幹で変化しないから


という理由ではないのです。

「切ない」「まんべんない」「とんでもない」などの「ない」は「無い」の意味ではありません。
「無い(ない)」ではなく「甚い(ない)」(=ものすごい)という意味が本来あるそうです。

「ございません」は「無い」の丁寧表現ですから、
「申し訳(が)無い」は「申し訳(が)ございません」と言い換えることはできます。
しかし
「切ございません」「まんべんございません」「とんでもございません」と言い換えることはできないのです。
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この回答へのお礼

無いではナイのですか……どうも「ない」なら「無い」だろう、と自動的に思ってしまいます。
うーん、いまだに五里霧中……
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/04 21:42

”申し訳”自体意味がある言葉です。

(言い訳という意味だったかな)

これに”無い”を付けて、言い訳が無い=申し訳無いということですので、申し訳がございません、申し訳がありませんというのは正しい形です。
”が”を抜いても問題ありません。
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この回答へのお礼

すみません、あらためて考えてみたところ、一番ひっかかっているのは「が」の部分であるようです。
なぜ「が」が抜けるのか?なぜ抜いてもいいのか?うーん。遥か昔に文法の授業をちゃんと受けていればわかったことなのだろうか……

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/02 23:49

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