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看板などで、見る人の注意を引くために赤い塗料が使われている部分が、時間の経過とともにかすれてしまい、ついには見えなくなってしまうのは何故なのでしょう。

A 回答 (5件)

赤だけでなく緑も劣化が早いですね。

黒も使われる染料・顔料によるとすぐに消える場合もあります。
色ではなく、使われている顔料・染料の性質によるものです。主に紫外線による変化。
色は、可視光線中の特定の波長の光を吸収することで現れますから、本来はすべての可視光線を吸収する黒がもっともはやく劣化するはずですが、そうならないのは紫外線で可視光線や紫外線で発色の原因となる部分---自由電子とかパイ結合の二重結合とかが破壊されることによるものですが、黒の多くはカーボン--炭素--によるもので可視光線や紫外線では壊れない。
 同じ赤でも、いわゆる朱--辰砂( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B0%E7%A0%82 )--は鳥居などに使用されますが、とても長く持ちます。飛鳥の古墳壁画とか・・
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ご指摘の赤色は、人工赤色顔料の塗料でしょう。

天然赤色顔料(辰砂、鉛丹、赤鉛、紅柄等)は、非常に高価で、一般塗料には使用されていません。強いて使用されているものの代表は、漆の着色剤です。天然赤色顔料は退色することが殆どありません。現在は人工顔料の製作の方法、レヴェルが格段に上がり、染料の替わりにしようされることが多くなりました。染料系の着色料から比較すると退色は大幅に軽減されました。しかし、油煙から造られる炭素顔料黒は最も安定した素材であって、退色レヴェルに関してこれを凌駕できるものはありません。よって赤の方が退色が早いと云うことになります。
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塗料に限らず全ての物質は劣化します。


劣化の原因は主に空気中の酸素と太陽光線中の紫外線です。

黒色の顔料は四酸化三鉄やカーボンブラックのように、酸素や
紫外線に強いものが多いです。カーボンブラックの代表が墨で、
1000年以上前に和紙に書かれた物が鮮やかに残っています。

対して、赤色染料はジアゾ系が多く、青系の染料よりは安定です。
しかし、紫外線を吸収しやすく、日があたるところでは劣化が速くなります。
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染料使ってるんじゃないんですかね?


顔料使っているなら、消えません。
黒は大抵カーボンの粉を使っているので、色が消えることはありません。
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太陽光線の波長の違いです。

赤い色程、深部まで到達するため。色あせが早くなる と、思われます。
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