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 「絵の具を混ぜると、なぜ違う色になるのか」を知りたいのです。本で調べてみたら、「網膜の同じところに同時に何種類かの光が当たる→その個々の光が人間の視覚系の認識限界をこえている→混ざり合う前とは違った色に見える」という風にありました。
 絵の具の混色というのは「水中の、特定の光を吸収する粒子と粒子が一緒に混ざって(コロイド状になって)、ある波長の光を反射する→その波長の光を人が認識する」と私は考えるのですが、本当のところはどうなっているんでしょうか?
 ご存知の方、よろしくお願いします。
 

A 回答 (5件)

#4さんのご説明が一番的を得ていますので、それに追加してわかりやすく説明します。



「網膜の同じところに同時に何種類かの光が当たる→その個々の光が人間の視覚系の認識限界をこえている→混ざり合う前とは違った色に見える」

の具体的意味は、

たとえば黄色の色の光は580nm程度の波長の光です。この光が目に当たると人間は黄色と認識します。
これは普通の話ですね。

ところが緑の波長の光(520nm付近)と赤の光(610nm付近)が同時に人間の網膜の同じところに当たると、その比率により、人間は赤と緑の2色とは認識せず、黄色と認識します。
つまり光の本当の色(混ざり合う前の色)ではなく、別の色(黄色)に見えるということです。

これがご質問者が読んだ文の意味です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。色って奥深いものがありますね!

お礼日時:2004/07/05 21:57

応用物理学会の名誉のためにでは無いけど、物理学カテゴリとしては如何なものかと思うので指摘します。



人間の色覚が三色だと分かったのは200年以上前。
モノクロ写真三枚で色を再現した実験が約150年前。
どちらも後の世に名を残している物理学者の業績です。

ムーミンさん、その本の「網膜の同じところに同時に何種類かの光が当たる→その個々の光が人間の視覚系の認識限界をこえている→混ざり合う前とは違った色に見える」
はしっかり正確な説明だからそのまま覚えてください。これは加色混合がおきる原因の説明なのだから。加色混合してしまうのは視覚系の性格なのです。


減色混合がおきる原因はこうです。
1、ガラスの皿に黄色の水を入れて上から白色光を当てると黄色光だけが通る。(他の色の光は絵の具の粒が吸収する→熱に変わって水が少し温まる。)
2、その下に赤い水の皿を置くと赤光だけが通る。上から来る黄光=赤光+緑光 のうち緑光は通れない。(吸収されて水が温まる。)
3、さらにその下に皿を置くと、赤光しか来ないから、赤色以外の水なら、下は真っ暗。

このように、減色混合がおきる原因は、光が表面で全部反射しないで、中に入って行きながら途中で少しずつ反射して出て行くからなのです。途中すべてを通れる光しか出てこない。
赤と青の絵の具を混ぜると(加色混合なら紫になるが)、汚い暗い色になるのは、赤絵の具の粒は赤光しか通さない、そこを通れた光は青絵の具の粒は通れない、結局何も通れない。だからドス暗くなった。
完全に黒にならないのは赤も青も完璧ではなく他の色光を少しは通すから。あの暗い色は両方の粒を通れた光の色です。


印刷物の色は、減色と加色の両方を利用しています。インクは細かな点状に印刷されます。わざと重なるように印刷された所は光が中まで入って紙で反射して戻ってくるので減食混合の色になります。
網目状にうまく重ならないように印刷された所は、離れて見ると光が混ざって加色混合の色になります。


最後に、眼から出た赤,緑,青のアナログ信号が脳に行くのではない、それこそ古い説です。神経繊維がアナログ信号をパルス信号に変えている。オンとオフの比で白と黒の度合いを表すパルス、赤と緑を表すパルス、青と黄を表すパルス、の三種類のパルス信号として脳に入っている。

つまり、赤,緑,青,黄,白,黒。視細胞の色感度が重なってるのを完成度が低いと思うのは大間違いだ。
http://www.laser.phys.tohoku.ac.jp/~yoshi/hikari …

参考URL:http://www.laser.phys.tohoku.ac.jp/~yoshi/hikari …
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございました。具体的でわかりやすかったです。色の認識一つとっても、物理って難しいものですね。

お礼日時:2004/07/05 21:52

こんにちは。


あまりに珍説な上、書名まで出てきたので調べてみました。
早い話が情報が古過ぎたのです。

1985年の本ですね。
http://www.print-lib.or.jp/archives/04_01.htm

今から20年、つまりふたむかしの本です。

先の回答、また、前の方の回答のようなメカニズムが明らかになったのはここ10年程度の話しですから、当時ではまったく違う議論だったわけです。

科学技術というのは往々にしてこういう事があります。
気をつけましょう。

これで解決したかな??
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この回答へのお礼

なるほど。科学技術は日進月歩ですね。これからは気をつけます。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/05 21:47

調べたのがいったいどんな本なのか教えて欲しい気がしますが...(^_^;



参考のURLに行ってみてください。
人間の色を感じる細胞には3原色の分、3種類あり、それぞれは1色しか感じ取れません。どんな光が当たろうが、たとえば赤なら明るい赤から暗い赤までしか感じない訳です。
その3つの色の明るいから暗いの割合についての情報を脳が解釈して「○○色」と感じているに過ぎないのです。

絵の具の混色は、光を吸収する、と言う言葉は合っていますが、それ以外は何か勘違いをなさっているようです。
物質に光が当たると、ある特定の波長の光を吸収することで、吸収しなかった波長の光が反射され、その光が目に入ってくるわけです。
目は、先に行ったとおり、構造的に3原色しか感じませんから、後は上の説明通りです。
水の中かどうかは関係ないです。
絵の具は、ある波長の光を吸収する物質が、溶け合うのではなく混ざり合っています。A波長の物質とB波長の物質は、赤いボールと青いボールが同じ箱に入れてもそれぞれであって、紫のボールが出来ないように混ざり合って存在しています。
ある面積の中で、赤を感じる量と青を感じる量の割合で、紫が、赤紫や青紫に感じる訳です。

印刷を拡大してみたときと同様なことなのですが、その一つの粒子が人の目で判別できないほどなので別の一色になったと勘違いしてしまうのです。

参考URL:http://contest.thinkquest.jp/tqj2002/50205/sence …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
本の名前:応用物理学会光学懇話会「色の性質と技術」 朝倉書店     
です
>>印刷を拡大してみたときと同様なことなのですが、その一つの粒子が人の目で判別できないほどなので別の一色になったと勘違いしてしまうのです。
ってことは例えば紫色は、赤と青を同時にみているが、個々の色は別々に認識できないってことですよね?

お礼日時:2004/07/05 00:23

こんにちは。


その本、どういう本でしょうかね?
聞いたことの無い説ですが。。。

現在、色を感じる仕組みは、目の網膜にある色を感じる細胞に幾種類かあり、それは動物の種類によって、また人によっても違う場合があり、それらの細胞が別々の信号を出して、脳がその信号を処理し、色を判断するというものだと思います。

http://www.toyoink.co.jp/rainbow/qanda/qanda_03. …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
本の名前:応用物理学会光学懇話会「色の性質と技術」 朝倉書店
だったと思います

お礼日時:2004/07/05 00:15

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